BEAR
EVENTS 1999
※ここに掲載されているイベントは既に終了したものです。
●第5回野生生物保護学会 (終了しました。)
●第3回
クマの取引きに関する国際シンポジウム (終了しました。)
●ヒグマの会フォーラム99 in
羅臼 (終了しました。)
同フォーラム追加情報(1999.8.28)
●クマ類の生態と保護管理に関する公開シンポジウム (終了しました。)
●「第7回クマを語る集いin下北」の第1次案内 (終了しました。)
●第5回日本野生動物医学会大会 (終了しました。)
●第3回東中国クマ集会のご案内 (終了しました。)
●残された5000頭のトラを守るための署名活動にご協力を!(終了しました。)
●星野道夫写真展・『星野道夫の世界』 (終了しました。)
●ヘレロ博士夫妻講演会のご案内 (終了しました。)
●『'99
クマ国際フォーラムin江差』、『ヒグマフォーラムinえさし』のご案内 (終了しました。)
第5回野生生物保護学会 (終了しました。)
1999年10月23日〜10月24日に岩手県立大学を会場として、第5回野生生物保護学会(岩手県立大学)大会(大会運営委員長 由井正敏)が開催されます。主な内容はポスター発表や自由集会と、大会記念シンポジウム「野生生物の保護・管理と地域・・・被害問題を中心に・・・」です。入場は無料ですので、たくさんの方の参加をお待ちしています(当日は学祭と重なったのでちょっとにぎやかかもしれませんが・・・)。
大会記念シンポジウム 10月24日 午前9時〜12時、岩手県立大学共通講義棟3階301室
自由集会/23日 1.ゼニガタアザラシの保護管理に向けて。 2.第2回イノシシ自由集会。 3.野鳥の生息環境の保護管理〜注目種の生態と保護〜。(1.ヤマセミの生態と保護。2.本州産クマゲラの生態と保護。3.猛禽類保護の通達について。4.鳥類群集の保護。)
24日 1.生態系の保全とシカの管理。(日本オオカミ協会第3回集会) 2.ニホンザルの管理に向けて。
ポスター発表/1.日本における養鹿の展開に関する地理学的研究−岩手県三陸町と長野県大鹿村の養鹿を事例に−。2.島根県石見地方におけるニホンイノシシの食性・栄養状態の季節的変化。3.餌付いたニホンザルを野生復帰させるための条件づけの一事例。4.軽井沢町で発生したゴミ箱に餌付いたツキノワグマへの対策。5.猛禽類営巣木を襲うツキノワグマの対策例。その他、合計22題(1999年10月7日現在)
【大会事務局連絡先】
〒020-0193 岩手県滝沢村巣子 岩手県立大学総合政策学部 由井正敏
TEL:019-694-2738,FAX:019-694-2739
E-MAIL: moyui@iwate-pu.ac.jp
交通機関の案内
1.列車利用の方
JR盛岡駅からの乗車時間片道13分かかります。さらに滝沢駅から徒歩15分。
JR東北線 盛岡駅から滝沢駅(盛岡駅から北へ2駅目)
2.乗用車利用の方 東北縦貫高速自動車道路 滝沢ICから国道4号線に下りて(青森、二戸方面)すぐ。
第3回
クマの取引きに関する国際シンポジウム (終了しました。)
期日:1999年10月26日〜28日
開催地:、韓国・ソウル
主催:トラフィックイーストアジア、韓国環境省、国際自然保護連合(IUCN)種の保存委員会(SSC)クマ専門家グループ(Bear
Specialist Group)
内容
第1回国際シンポジウム(1992、アメリカ・シアトル)では、伝統薬の専門家、野生生物管理担当者、法律施行関係当局、野生生物保護団体といった主要な関係者も出席しました。この第1回シンポジウムの成功により、第2回目が1997年に同シアトルで行われました。
第3回シンポジウムをアジアで開催することには、大きな意義があります。クマの体の部分を薬などに用い、その消費に関わっているのは、主にアジア諸国だからです。しかし、このシンポジウムでは、薬や強壮剤に用いられるクマの胆嚢・胆汁について考察するだけでなく、食品・装飾品および狩猟記念品(トロフィーハンティング)として消費されるクマの部分についても取り上げていきます。
このシンポジウムは、クマの部分の取引管理をよりよいものにし、最終的には野生のクマが保護されクマの部分の不正な取引がなくなるよう、情報を交換し、話し合う場でもあります。その他、「野生のクマの生息状況」、「薬に使われるクマの胆嚢・胆汁の代替品の研究」、「薬に含まれているクマの胆嚢・胆汁の真偽を見分ける法的同定」、「クマの部分の取引モニター」、「クマ牧場」、「クマの胆嚢・胆汁の薬としての世界の消費」、なども議題としてあがる予定です。
【お問い合わせ】
トラフィックジャパン・石原まで。
TEL:03-3769-1716/ FAX:03-3769-1304
ヒグマの会フォーラム99 in 羅臼 終了しました。
「ヒグマとの共存はあるか? 知床からの発信」
■主 催 ヒグマの会フォーラム99 in 羅臼 実行委員会
実行委員長 中川 敏(ヒグマの会会長)
■後援(予定) 環境庁東北海道地区国立公園・野生生物事務所
北海道根室支庁
羅臼町
■連絡先 〒086-1823目梨郡羅臼町栄町100-83羅臼町役場環境課内
ヒグマの会フォーラム99 in 羅臼 実行委員会
TEL:
01538-7-2111(内線224)
FAX: 01538-7-2916
E-mail: RAUSU@aurens.or.jp
■会 場 目梨郡羅臼町栄町102 羅臼町公民館
■開催主旨
ヒグマは北海道の豊かな自然環境を象徴する野生生物です。特に知床半島は冷温帯性の針広混交林における本来的なヒグマの生活様式が保存されている点で、世界的な価値を持つヒグマの生息地です。一方、全道的にもヒグマによる被害や人身事故の発生など、人間とヒグマの共存への課題は大きく、新たな21世紀に向けて今後道民がヒグマとどのように向き合うべきかが問われています。特に、知床では毎年500~700件ものヒグマの出没があり、住民や国立公園利用者がヒグマと遭遇する機会も多く、ヒグマに関する安全対策のための方策を確立することが急務となっています。
広く国民的に原生的自然環境の保全が望まれ、世界的な自然遺産ともいえる知床国立公園とその周辺における人とヒグマの共存について、国内外の事例報告を受けながら論議したいと思います。
■日 程
9月25日(土) 公開フォーラム
エクスカーション(希望者のみ)
10:00~12:00
バスにて羅臼町内各地のヒグマ出没地域、被害発生地域を視察
各地の事例のポスター展示
10:00~12:00 羅臼町公民館玄関ホール
第1部「クマとの共存に関する国内外のさまざまな取り組み」
13:00~17:30 場所:羅臼町公民館大ホール(講師・演題は予定)
●開会の辞
ヒグマの会会長 中川 敏
●挨拶 根室支庁長 佐野彰義 、羅臼町長 辻中義一
●スカンジナビアにおけるヒグマの被害と対策、及び、保護管理。
ジョン・スウェンソン(ノルウェー農業大学教授)
●ロッキー山脈東縁部におけるヒグマのマネージメント
ジョー・モル(アメリカ合衆国 モンタナ大学大学院)
注)上記2題は、現段階で以下の3通りの変更があり得る。
1;スウェンソン氏 + 台湾の研究者
2;台湾の研究者 + モル氏
3;モル氏のみ
●岩手県におけるツキノワグマの被害実態と管理計画
氏家誠悟(岩手県自然保護課野生生物係長)
●北アルプスにおけるツキノワグマの被害対策活動の紹介
泉山茂之(信州ツキノワグマ研究会)
●北海道内事例報告
演者未定
17:30~18:30
各地の事例のポスター展示(場所:羅臼町公民館玄関ホール)
19:00~ 懇親会 場所:羅臼第一ホテル
9月26日(日) 公開フォーラム
ビデオ上映とお話
8:00~9:00
「知床ヒグマ親子の四季」 石井英二(羅臼町在住写真家)
場所:羅臼町公民館大ホール
各地の事例のポスター展示
8:00~9:00 場所:羅臼町公民館玄関ホール
第2部「世界の遺産
知床における人とヒグマを考える」
9:00~12:00 場所:羅臼町公民館大ホール(講師・演題は予定)
●羅臼町におけるヒグマの出没状況と被害の現状
宮腰 實(猟友会羅臼分会事務局長)
●羅臼町におけるヒグマ対策
田沢道広(羅臼町自然保護係長)
●斜里町におけるヒグマの出没状況と被害の現状
高木寿一(猟友会斜里支部長)
●知床国立公園ヒグマ対策検討調査について
谷川 潔(環境庁東北海道地区国立公園・野生生物事務所
公園保護科長)
●北海道におけるヒグマ保護管理の方向性と課題
関 直樹(北海道自然環境課野生生物室主幹)
●総合討論
●挨拶 谷川 潔(環境庁東北海道地区国立公園・野生生物事務所 公園保護科長)
■費用 資料代:500円
懇親会費:5000円(懇親会参加の方のみ)
学生割引3000円
■宿泊
羅臼第一ホテル または ホテル峰
1泊2食付:8000円、1泊朝食のみ:6500円
(基本的に相部屋となります)
その他、学生で寝袋持ち込み・ゴロ寝OKの方は、公民館に泊まれます。
クマ類の生態と保護管理に関する公開シンポジウム(企画案) 終了しました。
「ヒグマとツキノワグマの生態研究と保護管理の最前線」
主 催:岐阜大学ツキノワグマ研究会・岐阜大学農学部獣医学科・日本野生動物医学会
後 援:日本クマネットワーク・(財)岐阜コンベンションビューロー
日 時:1999年9月30日 13:00〜16:30
場 所:岐阜大学農学部101または104教室
主 旨:日本にはエゾヒグマとニホンツキノワグマの2種のクマ類が存在しているが、それぞれの置かれている状況や保護管理策についてはあまり知られていないのが現状である。クマ類の保護管理を進めるにあたっては、彼らの生態学的な特質を知り科学的な根拠に基づいた政策が実践されるべきである。このような観点から、世界および日本における2種のクマ類の生態研究と保護管理の現状を、長年実際に携わってこられた研究者や行政の方々から報告していただき、その方向性を見据えるための議論を展開する。とくに、最近岐阜県根尾村で始められたクマ剥ぎ対策調査の結果から今後の対策を考える上で、各地で取り組まれているクマ問題の事例が大いに参考になると思われ、多くの立場の方々からアドバイスをいただきたい。また、これらのクマをとりまく問題を広く市民にも知っていただき、われわれの共有財産であるクマという野生動物の問題を自分の問題として真剣に考えていただくきっかけとしたい。
対 象:日本クマネットワーク会員、岐阜大学教官および学生、岐阜周辺の行政担当者、一般市民
【内容】第1部 海外のクマ類の生態研究と保護管理
13:00〜14:00
Ying Wang(国立台湾師範大学生物研究所)
第2部 北海道のヒグマの生態研究と保護管理
14:00〜14:50
間野 勉(北海道環境科学研究センター)
山中正実(北海道斜里町自然保護係)
第3部 本州のツキノワグマの生態研究と保護管理
15:00〜15:50
オスカー・ヒューゲンス(信州大学理学部)
坪田敏男・吉田 洋(岐阜大学農学部)
第4部 総合討論15:50〜16:30
「第7回クマを語る集いin下北」の第1次案内 終了しました。
今年で第7回目を迎えた「クマを語る集い」が、9月に青森県の下北半島で開催されます。
内容については決まり次第ごお知らせいたしますが、期日と開催地が決まりましたのでご案内いたします。
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第7回クマを語る集いin下北
主催/クマを語る集いin下北実行委員会
期日 1999年9月11日(土)、12日(日)
開催地 プラザホテルむつ(青森県むつ市)
時間(予定)
9月11日 12:00〜
9月12日 12:00終了
内容については現在検討中ですので、第2次案内でお知らせいたします。
【クマを語る集い 主旨】
日本の大地には、約1億2千万の人々と共に、貴重な大型哺乳類のツキノワグマ(本州と四国)とヒグマ(北海道)が暮らしています。戦後日本が経済において先進国となった裏では、人間優先の開発が全国で押し進められてきました。環境問題に国民の高い関心が集まり、経済的活力も既に鈍化の傾向にあるにもかかわらず、自然林の伐採、リゾート開発、道路整備等の各種開発行為は止むことがありません。
昔話や寓話、童謡、伝承などに、古くから日本人にも馴染みの深い動物として親しまれてきたツキノワグマや、神として太古よりアイヌの人々に崇められてきたヒグマの生息地は、今も破壊され続けています。
森を追われたクマは、その活動範囲を人里に接近させ、その結果、各地で農作物や、果樹、養蜂、林業などに被害をもたらし、時には人身被害も引き起こすようになりました。無主物のクマが発生させた被害に、補償はありません。そのために経済的、精神的に相当なダメージを被害者が受けることもあり、耕作意欲や生産意欲の低下、そして後継者不足の原因になる場合もあります。
行政はその対策として、猟友会に委託した有害獣駆除を主に行ってきました。最近になって、一部の猟友会が自主的に、捕獲したクマの放獣を実施するようになりましたが、有害獣駆除で捕獲されたほとんどのクマは、その生命を断たれてきました。
しかし、『日本の生態系の重要な構成要素』であるクマを、ニホンオオカミやエゾオオカミの二の舞にだけはさせてはならないと考えます。
被害対策についても、駆除や除殺のみに重点を置いてきたため、生息数に減少の傾向が見られ、環境庁の「緊急に保護を要する動植物の種の選定調査」によって、地域個体群が絶滅や絶滅危惧と判定された地域もあります。『種の保存』や『生物多様性の保全』の重要性が、国際的に高まっているように、地域個体群の激減、劣化や絶滅は、小規模であれ、日本のみならず、全地球的視野から見ても大きな問題です。
本来の生息すべき森林の減少が、人里への接近や被害発生、生息数減少の最大の原因であると認識できるものの、現状を鑑みると、日本の環境教育は先進諸外国と比較してたいへん遅れており、ツキノワグマやヒグマを含めた鳥獣保護行政の重要性に、多くの人々は認識が不足し、関心も希薄です。そのことが、鳥獣保護行政の進展と、森林の保全と回復を行う施策に、さまざまな障害を作り、人とクマとの共存策は、わずかしか前進していないのが実情です。
加えて、『都市中心で当事者不在、都会発信の片寄った保護意識の高まり』や、『愛護』と『保護』、『保護管理』の混同にも、大きな問題を抱えています。
平成3年から毎年1回、宮城県鳴子町、岩手県遠野市、山形県山寺、岩手県盛岡市、宮城県川崎町、秋田県阿仁町と順をおって開催してきた「日本ツキノワグマ集会」は、第4回目より「クマを語る集い」と名称を改めました。そして、今まで以上に幅広い各方面からの意見、提言、主張、苦言、調査研究、被害防除、その他多くのクマに関する題材を出し合い、語り合います。
ツキノワグマとヒグマへの関心の高揚を図ると共に、種としての存続、共存策や将来あるべき姿を考え、また、多くの問題解決の糸口を探っていこうとするものです。みなさんの知恵をお借しください。人もクマも幸せに暮らせる明日について、一緒に語り合いましょう。
場所:大阪府立大学学術交流会館
期日:1999年7月2〜4日
教育講演:「環境ホルモン(内分泌かく乱化学物質)と野生動物」
田辺信介教授(愛媛大学沿岸環境科学研究センター)
シンポジウム:「海の野生動物医学―海棲哺乳類における獣医学の役割」
第3回東中国クマ集会 テーマ 〜地元の自然を見直す〜 実施要領<終了しました>
東中国山地において現実にクマと人間の共存に関する課題を抱えている地域を開催地とし、同山地および近隣地域に生息するクマの個体群の生息状況と被害の実状に関する理解を深め、人間活動との共存をはかる方法について議論する。
(1)日時 :1999年6月20日(日)
(2)会場 :兵庫県養父郡八鹿町 兵庫県立長寿の郷
〒667-0044 兵庫県養父郡八鹿町国木594-10
TEL/0796-62-8456 FAX/0796-62-8459
(3)主催 :東中国クマ集会実行委員会
代表 :藤本光博
事務局所在地:兵庫県朝来郡和田山町枚田字タテ通1041
竹田家具婚礼工場内
TEL/FAX.0796-73-2700
(4)後援(予定を含む):
兵庫県・八鹿町・他(未定)
(5)協賛 :竹田家具株式会社
(6)内容 :プログラム(案)
9:30〜 受付
10:10〜10:25 開会挨拶、来賓挨拶
【基調講演】
10:30〜12:00 「(仮題)環境経済学から東中国山地の自然を考える」
講師:横山 孝雄(兵庫大学)
12:00〜13:00 昼食
【報告】
13:00〜13:30 「(仮題)東中国山地の状況」
講師:小野山直樹(兵庫県豊岡農林事務所)
【話題提供】
13:30〜14:00 「(仮題)共存のための試み『クマの畑』」
講師:板垣 悟(ツキノワグマと棲処の森を守る会:仙台)
14:00〜14:30 「演題未定」
講師:オスカー ヒューゲンツ(信州ツキノワグマ研究会)
14:30〜15:00 「(仮題)京都府芦生原生林を生かした地域作り」
講師:北村 欽也(美山町立自然文化村館長)
15:00〜15:15 休憩
15:15〜16:45 総合討論
残された5000頭のトラを守るための署名活動にご協力を!
WWFジャパン、トラフィックジャパンは1997年4月から現在まで、ト
ラ保護キャンペーンを展開してきました。「...the last 5000」と題する
このキャンペーンを通して国内法の整備を働きかけると同時に、パ
ネル展の開催や保護のための募金を呼びかけてきました。
そこで、さらにトラを消費する国に住む我々日本人が、トラを危機的
な状況から救うためにできることは、トラの体のすべての部分とトラ
の部位を含むと記載されているあらゆる製品の販売を禁止するよう
に国内の法律(「種の保存法」)を改正することです。そのためにイン
ターネットを通じて2ヵ月間、「種の保存法」改正の署名活動を行なっ
ています。トラの製品が国内でどのように扱われているかを知り、法
改正を要望することに賛同して頂けるならば、是非インターネット署
名にご協力下さい。
トラを守るためのインターネット署名は、WWFジャパン・ホームペー ジの「緊急アクション」および「トラ保護キャンペーン」両方からアクセ スできます。
ご協力よろしくお願いいたします。
http://wwfjapan.aaapc.co.jp/tora/tora0400.htm
●お問い合せ先
WWFジャパン (財)世界自然保護基金日本委員会
〒105-0014
東京都港区芝 3-1-14 日本生命赤羽橋ビル6F
TEL.03-3769-1711
FAX.03-3769-1717
http://wwfjapan.aaapc.co.jp/
星野道夫写真展・『星野道夫の世界』 <終了しました>
3月10日から星野道夫写真展・『星野道夫の世界』(朝日新聞社・主催)が、大阪高島屋で開かれます。
1996年8月にロシア領カムチャッカ半島で、ヒグマの襲撃で死亡した動物写真家・星野道夫さんの写真216点が展示されます。
なお、この展示会は今後下記のスケジュールで巡回展示される予定です。
●会場 大阪高島屋7階・グランドホール
●お問い合わせ先TEL/大阪高島屋 06-6631-1101(代表)
朝日新聞社 03-5540-7412
●期間 1999年3月10日〜22日
●入場料/一般 800円、大学生・中学生・小学生600円
●開館時間 10時〜19時30分(最終日は16時まで)
○図録(1部 2200円+送料 380円)も販売されています。
入金後の発送です。
図録申込先
支払方法/現金書留
郵便番号 5542-8510
大阪市中央区難波5-1-5
高島屋大阪店・企画宣伝部
7Fグランドホール 星野道夫展 宛
【今後のスケジュール】
3/24〜3/29 福岡博多大丸
4/9〜5/9 函館道立函館美術館
5/13〜6/6 旭川 道立旭川美術館
9/2〜9/15 神戸大丸
10/7〜10/19 京都大丸
『ヘレロ博士夫妻講演会』のご案内 <終了しました>
クマを知っていますか?
〜私たちにできること・知らなければいけないこと〜
東京都の奥多摩山地では,ここ5年程の間に,ツキノワグマによる人間への傷害事例が5件も発生している.その内4 件では,被害者は重傷を負っている. また最近では,クマによる牧畜業への加害事例も発生している.クマの生息密度がそう高いとは考えられない奥多摩山地において,なぜこのように事故が頻発するのか,またその際の適切な対応策とはどのようなものであるのか,地域の鳥獣担当者の頭を悩ませている.
問題の解決には,多様な方面からのアプローチが必要になろうが,その糸口のひとつとして,先進事例の学習があげられる.
1999年春に,北米においてクマと人間の軋轢事例について長年にわたり記録と解析を行ってきているヘレロ博士が,環境教育の専門家であるウィギンス婦人を伴って来日する.北海道庁環境部の招聘で,北海道各地において講演会を行う目的で来日するのであるが,東京での講演を依頼したところ快諾を得た.
今回の東京・奥多摩でのスティーブン・ヘレロ博士夫妻による講演は,上記のような背景を受け,地域住民,鳥獣担当者をはじめ,広く多くの人たちにヘレロ博士夫妻の知識と経験を共有して貰い,クマと人とのより良い関係を保っていくことを考える一助にする目的で計画された.特に奥多摩のように,人とクマの生活空間が物理的に重複する地域のおいては,今後クマの管理案を策定する上での多くの示唆を与えてくれるものと考える.また特に今回は,地域の小学生を対象にしたウィギンス婦人による特別プログラムも計画している.クマについての適切な知識を普及することは,クマとの不必要な遭遇やその結果の人身事故を防ぐ上で,ひじょうに意義のあることと考えるからである.
主 催:(財)世界自然保護基金日本委員会(WWFジャパン)
共 催:奥多摩町、日本クマネットワーク、東京都奥多摩ビジターセンター
後 援:東京の野生動物調査研究者談話会、奥多摩ツキノワグマ研究グループ
期 日:1999年3月1日(月)
時 間:午後2時〜5時
場 所:東京都西多摩郡奥多摩町 奥多摩町立福祉会館3階集会室
(青梅線奥多摩駅から徒歩3分)
講 師:スティーブン・ヘレロ氏
リンダ・ウィッギンス氏(ヘレロ氏夫人)
参加費:奥多摩町民および関係者無料
【プログラム】
13:30 受付開始
14:00 奥多摩町挨拶 町長より(5分)
14:05 WWFジャパンより挨拶(5分)
14:10 奥多摩でのクマと人間の軋轢事例の整理 奥多摩クマ研
14:30 クマとの共存のあり方について,カナダでの事例
講師/スティーブン・ヘレロ博士
カルガリー大学環境デザイン学科環境科学名誉教授
16:00 休憩
16:10 クマとのつきあい方について
〜カナダでの子供向け教育プログラムの例〜
講師/リンダ・ウィッギンス女史
16:45 終了
※講演は、逐語通訳となります。
カルガリー大学環境デザイン学科環境科学名誉教授
1939年生まれ.カナダ国籍.カルガリー大学で学士号,カリフォルニア大学バーグレー校で博士号を取得.専門は,野生動物生態,保全生物学,野生動物とその生息環境の保全計画と管理など.国際自然保護連合(IUCN)のクマ類に関する種保存員会(SSC)の副議長.これまでに65,000部以上の売り上げがあり,ドイツ語及び日本語(予定)に翻訳されている「Bear
Attacks」の著者.100編以上の野生動物や環境保全に関する論文を発表している.現在,イースタンスロープス・グリズリーベア調査研究プロジェクトの代表を務める.
【リンダ・ウィッギンス女史の略歴】
1955年生まれ.カナダ国籍.ヘレロ博士の妻.クイーンズ大学において教育学および保健体育教育学についての学士号を取得.イースタンスロープス・グリズリーベア調査研究プロジェクトの大衆教育コーディネーターを1996年より勤めている.また著作業などの他,教師向けのワークショップ講師を勤めている.私立学校での9年間の教諭経験等がある.
『'99 クマ国際フォーラムin江差』 <終了しました>
主催:ヒグマの会
後援:北海道桧山支庁、江差町
※開催にあたり、北方圏交流基金と江差信金の御協力を受けております。
【日程と内容】
◇ヒグマの会発表会(1日目)
と き:1999年2月20日(土)午前10時開場、講演は午後0時30分から5時30分(入場無料)
ところ:江差町文化会館大ホール (江差町茂尻71、バス停「新地」から徒歩5分)
★
交流会:20日午後6時30分から、桧山人材センター体育館(会費2000円)
文化会館からバス移動。終了後は宿泊棟食堂に移り、じっくり交流を
★テーマ:「もっとクマを知ろう」
★各地からの報告(各15分程度)
☆東北のツキノワグマ 生息地と被害の現状
☆斜里の試み−猟友会と研究者の共同作業 (猟友会斜里支部・高木寿一支部長)
☆
小樽クマ騒動・情報の流れとメディアの役割 (三塚昌男道新編集委員)コメント・木村盛武氏
☆
モンタナ州のクマ調査とマネジメント(ジョー・モール=北大大学院)
☆
クマより会えないクマ研究者を追う (香原知志=「原野のクマ」編集者)
☆ 大雪山国立公園のヒトとヒグマ(佐野道也=北大ヒグマ研)
★桧山のヒグマを語る(公開座談形式)
狩猟者、役場農林担当、被害農家、ほか
★特別講演 クマとの明日へ
☆ 米田一彦さん(日本ツキノワグマ研究所所長=広島県)
「生かして防ぐ対クマ戦略」
☆ リンダ・ウィギンズさん(ヘレロ夫人=カナダ・カルガリー大学)
「クマを理解する社会 子供たちへの教育の提案」
◇道主催「ヒグマフォーラム・イン・えさし」(2日目) <終了しました>
と き:2月21日(日)午前10時−午後5時 江差町文化会館
主催:北海道桧山支庁、渡島支庁、後志支庁、江差町
後援:ヒグマの会、日本クマネットワーク
テーマ:「人とヒグマの共生を考える」
出演:自然環境課野生生物室・荒川英彦参事 「ヒグマ保護管理計画の策定」
環境科学研究センター・間野勉研究員 「北海道のヒグマ生息状況」
道南地区野生生物室・富沢昌章室長 「渡島半島のヒグマの現状」
斜里町・山中正実自然保護係長 「知床半島のヒグマ対策」
北大苫小牧演習林・青井俊樹林長 「苫小牧地方のヒグマの行動」
基調講演・スティーブン・ヘレロ博士
(カナダ・カルガリー大学環境デザイン学科環境科学名誉教授)
「ベア・アタックス クマ襲撃の原因とその回避方法」
パネル討論:司会・青井俊樹・北大助教授。上記演者の他、森町職員、厚沢部町、ハンター
◇会場展示(文化会館小ホール)20−21日
☆道:捕獲檻、テレメ機材、ビデオ、データ・写真展示、啓発パネル
☆ヒグマの会:冬眠グマ剥製、会の紹介パネル
☆物品展示:電気牧柵各社、クマよけグッズ、書籍
☆各団体展示予定:知床博物館・自然センター、羅臼ビジターセンター、岩手県ツキノワグマ研究会、ツキノワグマと棲処の森を守る会、日本ツキノワグマ研究所、北大ヒグマ研ほか
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