2001年を迎え、コンピューター西暦2000年問題(Y2K
Problem)は過去のものとなり、人々の記憶から消えつつあります。Y2K
Problemは終わったのではなく、あの時に始まったのではないでしょうか。現在でも、コンピューター・ウィルスやサイバーテロリズム、ハッキング、クラッキングなどの話題が、毎日のようにマスコミをにぎわせています。ですから、この「Y2K
Problem」のページはもうしばらく存続させる予定です。
2001年1月31日
(有)アウトバック
代表取締役 藤村正樹
Y2K(2000年)問題
予想されるトラブル
サイバー・テロリズム
NEWS
LINK
主な国の2000年問題危険度一覧
当社のY2Kへの対応について
身近なトラブルレポート(2000年1月17日)
まだまだ続くコンピューター西暦2000年問題(2000年1月21日)
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Y2K(2000年)問題
Y2K(2000年)問題とは、西暦が1999年から2000年になると、世界中のコンピューターやマイクロチップが誤作動をおこし、その影響によって世界中で様々な混乱が起きる問題です。ただし、Apple
Computer,
Inc.が発売してきたMacintoshやiMacなどのコンピューターは誤作動が起きません(当社で使用しているパソコンはすべてApple
Computer,
Inc.ぼ製品です)。誤作動の影響が出やすい11月以降は国外旅行を控えるように、米国合衆国政府は国民に警告を発しています。なぜコンピューターが誤作動を起こすのかについては割愛します。他のホームページに詳しく説明されていますので、そちらをご覧ください。
コンピューターの誤作動によって、様々トラブルが発生すると、専門家によって予測されています。例えば、電気、ガス、水道などのライフ・ラインの停止。情報・通信網の混乱や一時的な停止、食料や生活に必要な物資など物流の混乱をはじめ、経済活動全体に及ぶ混乱・・・・。
日本でもトラブルが発生するのでしょうか? それはその時がきてみなければ分かりません。ただし、「備えあれば憂い無し」です。かつて日本でも、オイルショックの時にはトイレット・ペーパーの買い占め騒動や、1993年の大冷害の年には米不足による米騒動が起きています。どのようなトラブルや混乱、騒動が発生するのかは、その時が来なければ分かりません。ただし、阪神大震災の時には、都市部のアウトドアショップではテントや携帯用ストーブ、簡易浄水器などのアウトドア用品が飛ぶように売れたのは事実です。
この情報をご覧になった皆様は情報の収集に努め、ミネラルウォーターや保存食料品の備蓄、ライフラインが停止した時を想定して、必要なアウトドア用品、燃料などの買い置き計画を早期に作り、実行されることをお奨めします。いざとなったときに頼りになるのは貴方だけです。貴方を自身を、貴方の家族を、貴方の大切な人を守れるは貴方だけです!
サイバー・テロリズム
Y2K問題〜新たなる恐怖〜/コンピューターの誤作動が予測されている西暦2000年問題(Y2K)発生まで、3ヶ月を切ってしまいました。世界的な規模で政財界を中心にY2K対策に取り組まれているのは既にご存じかと思います。最近になって急に注目されてきたのが、Y2Kに乗じて、様々な犯罪や、詐欺、テロが地球的規模で同時多発する可能性が高いと言うことです。シティバンクがユーザー向けに配布した「シティバンク:西暦2000年問題への体制について」では、注意事項として「西暦2000年問題に乗じた、詐欺的犯罪の発生が懸念されています。」と、はっきり明記されています。また、週刊ポスト(小学館
'99.10.15号)で連載の「世界の読み方」では、竹村健一氏が危機管理のプロ・宮脇磊介(いしわきらいすけ/警察庁の要職や内閣広報官などを歴任)氏と対談していますが、そのなかで宮脇氏はサイバー・テロリズム危険性を指摘しています。既に米国ではサイバー・テロリズムの対策が進んでいます。サイバー・テロリズムと言ってもぴんと来ない方には、小説・日本凍結『Y2Kを狙え!』(大下英治・著/祥伝社・NON
NOVEL)をお薦めします。西暦2000年問題のテキストとして利用してもよい内容です。
NEWS
1999年12月07日 2000年1月1日幕開け瞬間に、新種ウイルスが世界を発病!?/「西暦2000年幕開けの瞬間、ウィルスにご注意ください。」と、コンピューターウィルス対策ソフトを販売しているトレンドマイクロ株式会社(東京)が、12月7日付日本経済新聞に全面広告を使って、緊急警告を発信しました。それによると、「200年1月1日幕開けの瞬間に、新種ウィルスを発病させる」、という物騒な脅迫が、ハッカーやウィルス開発者から3万件以上も発信されているそうです。すでに2000年問題に関連したウィルス(W97M_CHANTAL.A,
W97M_Y2K, TROJ_Y2KCOUNTまど)が報告されています。
トレンドマイクロ株式会社のホームページでは、2000年関連ウィルスの紹介と対策、200年問題対策緊急セミナー(12月15日追加分参加者募集中)や、2000年問題対策読本、ウィルス検知ツールの無料ダウンロード・サービス(1999.12.1〜2000.1.5までの期間限定)などを実施しています。
情報処理振興事業協会(IPA)のホームページでは「ウィルス対策6つの心得」、「不正アクセス対策6つの心得」を掲載しています。ご一読をお薦めします。
1999年12月03日 1ヶ月を切ったY2K、共同通信社が電話で全国アンケート/共同通信社が電話で全国の200世帯(20歳以上の男女)を対象にY2Kについて、11月17日から11月22日にかけてアンケートを実施した。ほぼ3分の2の家庭がコンピューター2000年問題に不安を抱いていない、ほぼ50%の家庭は政府の呼びかけた水や食糧などの備蓄をしない(!)と回答した。まさに、アンビリーバブルな結果が出た。中には「何とかなる」「空騒ぎだ」と答える人もいた
1999年12月03日 米国政府はロシアや旧ソ連諸国、中国などの障害発生を懸念/米国政府は旧ソ連構成国やロシア、中国など一部の国で、Y2Kによる障害で、混乱が発生することは避けられないという見方を強めている。米国務省はロシアなど4カ国に駐在する米外交官や家族に対して、2000年問題の混乱を避けるため、海外に退去することを認めた。当初予測されたミサイル誤発射や金融混乱など世界的な混乱発生の可能性は低く、国や地域規模にとどまる見通し。最も懸念されるのはロシア。また、中国はY2Kの対応に地方間格差が大きい。(岩手日報1999年12月3日)
●1999年10月12日 中央公論でY2K特集/先週発売になった「中央公論」(中央公論社)11月号には、Y2K問題を扱った特集〈2000年問題と危機管理〉が掲載されています。主な内容は東京大学教授で電脳建築家の坂村健氏が「Y2Kパニックはどうして起こったか」と題して、Y2Kパニックの発端や企業の対策、現状と予想されるトラブルなどについて書かれています。他のタイトルと執筆者は次の通りです。「コンピューター社会の落とし穴」(夏井高人/明治大学法学部教授・弁護士)、「ネットワーク・リスクをカバーする」(技術保険グループリーダー、日本損害保険協会・業務Y2K関連プロジェクトサブリーダー)、「Xデーになにがあったか」(鶴岡ルカ/フリーライター)、「情報処理とこつこつ感覚」(安西祐一郎/慶応大学理学部教授・学部長)、「Y2K問題情報チェック」(編集部)。ぜひご一読ください。
●1999年10月10日 政府が国民に備蓄要請/コンピューター西暦2000年問題で、政府は国民に対して、数日から1週間程度の食料、水などの備蓄を要請する方針を固め、具体的な検討を始めました。今月末(10月29日頃)、小渕恵三首相が災害一般に備えることの重要性を訴える形で、国民に発表する予定です。(朝日新聞 1999年10月9日)。
●1999年05月21日 証券取引所の要請に応じて、西暦2000年問題への対応にて、上場企業が取り組み状況の情報開示を決算発表に合わせて一斉に始めた。(岩手日報1999年5月21日)
●1999年04月08日 金融2000年問題/4月6日に日銀が、西暦2000年問題でトラブルが起こった場合の「危機管理策」を発表。(岩手日報1999年4月8日朝刊)
●1999年04月08日 金融2000年問題/西暦2000年問題で発生するトラブルに備え、都市銀行の中には年末越えの資金を調達する動きが出始める。(岩手日報1999年4月8日朝刊)
●1999年04月08日 2000年問題対応/盛岡商工会議所(岩手県)が会員会議所を対象に行ったY2K問題アンケート調査で、ハードウエア本体の対応に遅れていることが分かった。(岩手日報1999年4月7日夕刊)
●1999年04月02日 医療機器2000年問題/医療機器934製品に誤作動発生の恐れのあることが、4月1日、医療機器を製造、販売する前者を対象に行った厚生省の実態調査で分かった。同省は問題点や対応状況を記載したリストを公表、近くインターネットのホームページに載せ、注意を呼びかける。(岩手日報 1999年4月2日朝刊)
LINK
Y2K(2000年)問題についてさらに詳しく知りたい方、興味を待った方はYahoo!やinfoseek,
goo等のウェブサイトで検索してはいかがでしょうか。米国のサイトで調べると、日本では報道されていない情報が引っかかるはずです。いくつかのY2Kサイトをご紹介しますので、ぜひご覧になってください。Y2K(2000年)問題に貴方にはどのような影響があるのか、どのように対処したらよいかについて、じっくり考えてみてはいかがでしょうか。
クマの被害を防ぐことも、Y2K(2000年)問題によるトラブルを最小限に押さえることも、共通していることがあると思います。まず相手についてよく知ること(情報収集)。トラブルの原因を調べ、それにあった防除法を実施する。さらに、トラブルの発生を予測できるならば、トラブルが発生してから防除法を実施するよりも、事前に実施しておいた方が、クマの被害を最小限度にする事が可能です。
(Japanese Site)
Y2Kネットワーク http://www.kobe-catv.ne.jp/~jesus777/
Y2K Japan http://www.y2kjapan.com/
ニッケイ 2000年問題 http://nc.nikkeibp.co.jp/jp/2000/
西暦2000年問題会議室 http://www.lucky.co.jp/~year2000/
サバイバル2000 http://www.y2000.ne.jp/
SCAN 2000年問題 http://www.scan.or.jp/2000/home.html
PCWEEK Yahoo! Japan Y2K Watch http://news.yahoo.co.jp/y2k/
Y2K備蓄リスト http://www2.odn.ne.jp/~hidesan/survival.html
Y2K備蓄リスト http://www.kobe-catv.ne.jp/~jesus777/storage.html
2000年リンク集 加藤経営情報研究所 http://www.tokai.or.jp/info/bnn/home/2000link.htm
(株)SRA Y2K Solution
http://www.sra.co.jp/YEAR2000/
西暦2000年問題市民ネットワーク(Y2K市民ネット) http://www.mediaforest.com/y2k/hyoji.htm
トレントマイクロ(株) http://www.trendmicro.co.jp/y2k
情報処理振興事業協会(IPA) http://www.ipa.go.jp/SECURITY/y2k/index.html
(企業)
アップル・コンピューター http://www.apple.co.jp/about/year2000/index.html
Microsoft(米国) http://www.microsoft.com/technet/year2k/
マイクロソフト(日本) http://www.asia.microsoft.com/japan/year2k/
NTT(日本電信電話株式会社) http://www.ntt.co.jp/y2k/
Canon http://www.canon-sales.co.jp/2000YEAR/index-j.html
NEC http://www.nec.co.jp/ad2000/
SANYO http://www.sanyo.co.jp/y2k/
サン・マイクロシステムズ(株) http://www.sun.co.jp/y2000
株式会社ジャストシステム http://www.justsystem.co.jp/product/etc/2000/2000.html
サンヨー電気 http://www.sanyo.co.jp/y2k/
(American Site)
Y2K Watching http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/7096/index.html
Gary North's Y2K Links and Forums http://www.garynorth.com/
Y2K Crisis: The Family Plan http://www.allward.com/y2k/
Y2K Solutions Group, Inc. http://www.y2kvideos.com/
Y2K Survival Kits http://www.mdpub.com/y2k/mystory.html
Y2K Watersurpplises Com http://www.y2kwatersupplies.com/
Y2K Suirvival Store http://www.anythingy2k.com/
Y2K USA #1 shop http://hometown.aol.com/y2kshops/y2k/index.htm
Y2K TimeBomb Com http://www.y2ktimebomb.com/
米国赤十字社のY2Kサイト http://www.redcross.org/disaster/safety/y2k.html
CBN NEWSのY2Kサイト http://www.cbn.org/y2k/index.asp
大統領直属のY2K評議会公式サイト http://www.y2k.gov/
米国合衆国連邦航空局 http://www.faay2k.com/
アメリカ原子力規制委員会 http://www.nrc.gov/NRC/NEWS/year2000.html
(Japanese Government
Site)
日本国政府首相官邸 http://www.kantei.go.jp/jp/pc2000/index.html
通商産業省 http://www.miti.go.jp/2000-j/n-menu-j.html
大蔵省 http://www.mof.go.jp/y2000.htm
外務省 http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/economy/2000/index.html
郵政省 http://www.mpt.go.jp/whatsnew/y2000/index.html
運輸省 http://www.motnet.go.jp/koho98/com2000_.htm
科学技術庁 http://www.sta.go.jp/info/prob2000.html
警察庁 http://www.npa.go.jp/joukan2/2000top.htm
消防庁 http://www.npa.go.jp/joukan2/2000top.htm
厚生省 http://www.mhw.go.jp/topics/c2000/tp0911-1.html
文部省 http://www.monbu.go.jp/special/2000nen/
総理府 http://www.sorifu.go.jp/information/year2000.html
経済企画庁 http://www.epa.go.jp/98/a/2000nentaiou.html
自治省 http://www.mha.go.jp/2000.html
主な国の2000年問題危険度一覧
※米国務省や中央情報局(CIA)の報告などを基に作製されたもの。(出典:岩手日報1999年12月3日朝刊)
高危険度
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ロシア、モルドバ、ウクライナ、ベラルーシ、中国、インドネシア
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中危険度
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エジプト、インド、パキスタン、タイ、ブラジル、イタリア、サウジアラビア、ベネズエラ
|
低危険度
|
米国、英国、カナダ、香港、日本、韓国、ドイツ、フランス、マレーシア
|
身近なトラブルレポート
心配されていたY2K問題も、生活や経済活動に直接影響を及ぼすような大きなトラブルは、今のところなかったようですね。新聞各紙でもY2Kを検証した記事が掲載されるようになりました。さて、私の身近なところでY2Kによる2件のトラブルが発生したので、簡単ですがレポートします。
トラブル1
日本時間の12月31日に、米国のRealNetworksのサイトから、インターネット経由でRealPlayer
PlusとRealPlayer Plus
Subscriptionを購入(ダウンロード)しました。ダウンロード直後にはトラブルは発生していませんでした。しかし、(よせばいいのに)米国時間で2000年1月1日にRealPlayer
Plusのアップデートを行ったところ、ダウンロードに使用したPowerBook2400にトラブルが発生してしまいました。アップデート後に再起動してみると、いくつかのファイルの修正日の日付が1904年1月1日と表示されていたのでした!
早速SYMANTEC社のNORTON
AntiVirus6.01でウィルスチェックしたところ、ウィルの感染ではないことが判明しました。そこで、同社のNORTON
Utilities5.0で診断したところ、なんと約17000個のファイルの修正日に何らかの異常が発見されたので、すぐに修復しました。
しかし、PowerBook2400にインストールしていた(株)アクトツーのMP3ソフト・『MacMP3』にもトラブルが発生していました。MacMP3で取り込んだ音楽CDを聴いていると、勝手に再生を終了してしまうのです。今のところ原因は不明ですが、トラブルは2000年1月1日以降に発生しています。
トラブル2
先日東京の某ホテルで開かれた新年会で、1年ぶりに再会した京都の友人から聞いた話です。彼の妹さんが三菱自動車のハリヤーを所有しています。そのハリヤーの時計が、Y2Kの影響でおかしくなったそうです。ハリヤーにはメーカー純正のGPSを搭載していますが、そのGPSの時計がエンジン始動後は正しく表示しなくなるのです。ただし、エンジンが暖まってくると正常に動き出すそうです。ディーラーに相談したところ、やはり同じトラブルが他のハリヤーでも発生しており、現在原因を究明中だということでした。ただし、メーカーでは無料で修理してしてくれるとのことです。
まだまだ続くコンピューター西暦2000年問題
年末年始を無事乗り切っても、コンピューター西暦2000年問題はまだまだ続きます。以下の日が主に注意日とされています。気を緩めずに、さらなる準備が必要です。
年 月 日
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注意が必要な主な理由
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平成12年1月31日
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西暦2000年初めての月末
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2月28日〜3月1日
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うるう年の問題
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3月31日
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西暦2000年最初の第一四半期の最終日
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12月31日
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西暦2000年初めての年末
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平成13年1月1日
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西暦2001年最初の日
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12月31日
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1年が365日になっているか確認が必要
|
(都南商工会・会報となん第141号12/1月号より)
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