grizzly foot print山でクマに出会わない・襲われないためのアドバイス

 アウトバックでは、クマに関するさまざまな情報の収集を行い、熊の保護・管理や熊被害の防除に役立てています。当社の《熊に襲われないためのアドバイス》が皆様の役に立てば幸いです。ただし、熊の生息地に近づかないことが一番安全です。それから、クマに限って言えば、「絶対」という言葉は当てはまりません。下記のことを実践しても、100%クマと出会わない、100%襲われないことはありません。クマの生息地に人間が勝手に入っていくのですから、謙虚な気持を持ち、リスクを負うのは当然です。
 クマのことをもっと知りたい方は、「
クマ本ライブラリー」をご覧ください。


grizzly foot samallクマ対策フードロッカー 
grizzly foot samall携帯用クマ対策食糧コンテナー
grizzly foot samallクマ避け鈴
grizzly foot samall熊撃退スプレー“カウンターアソールト”
grizzly foot samall新製品・熊撃退スプレー“カウンターアソールト・ストロンガー
grizzly foot samallヒグマとの遭遇時の対応に関するマニュアル (同マニュアルが出版、製品化されたのに伴い、著者よりの要請でウェブページから削除し、抜粋のみ掲載中。)
grizzly foot samall秋期はキノコ採りや秋の行楽等で山に入る人はご注意下さい(秋期のクマ注意事項) 


※『クマに襲われないためのアドバイス』が掲載された、クマ避け商品の総合カタログを無料で差し上げます。

 【申込み方法】
 FAX、手紙、ハガキ、電子メールに(1)氏名、(2)年齢、(3)送り先郵便番号、(4)送り先住所、(5)連絡先電話番号(任意)、(6)クマ避け商品カタログ請求・・・と記載して、当社宛に送付してください。

 【送り先】
 020-0401 岩手県盛岡市手代森16-27-1
 有限会社アウトバック
 FAX: 019-696-4678
 outback@cup.com


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【熊に遭遇しない工夫をしよう】

1.地元の役場、猟友会、釣具店、新聞記事などから、最近の熊の出没情報を収集し、危険な場所には近づかない。

2.熊の生態や食性を調べ、熊の出没する可能性が高い時期、時間、場所には出かけない。早朝や夕方、日中でも、薄暗いときや霧や靄が出ているときに、熊は活発に活動する。

3.熊の臭覚と聴覚は発達している。大きな音、高い周波の出る
鈴やホイッスルで自分の存在を知らせ、熊に先に逃げてもらう。のぼりべつクマ牧場(北海道)や阿仁町熊牧場(秋田県)で行った実験では、爆竹は熊よけに短時間しか効果がないことが確認されている。電波の届かない地域ではラジオも役に立たない。小型のカセットテープレコーダーで、音を出すほうがよい。

4.熊の新しい食痕や糞、足跡、爪痕、臭いなどの痕跡を見つけたら引き返す。笹薮や物陰から動物(クマかもしれない)の威嚇音が聞こえてきたら、静かに元来た方にひきかえす。声のする方に近づいたり、大声を出したり、物を投げつけると、相手はあなたに攻撃されたと判断して攻撃をするでしょう。

5.熊の生息地に行く人は、クマ撃退スプレー「
カウンターアソールト」を携帯する。

bear foot print
川岸に残された、真新しいツキノワグマの足跡(岩手県金ヶ崎町 撮影/黒瀬泰志)
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【熊と遭遇したら】

6.慌てず騒がず、落ち着くことが肝心。どのようなサバイバルにも、冷静さが必要である。

7.熊との距離が離れていて、まだ熊があなたに気付いていなければ、その場から静かに去る。

8.熊は100mを7秒台で走る能力がある。木登りも泳ぎも達者である。このことを念頭に入れて行動すること。

9.至近距離で突然クマと遭遇し、クマから威嚇や攻撃を受けた場合の危険な行為は、急に立ち上がる、大声で叫ぶ、大きな音を出す、物を投げつけること。これらの行為はクマを刺激して、かえって攻撃を誘発させる可能性が高い。

10.急に背中を見せ、走って逃げることは、自殺行為と同じで非常に危険(クマは反射的に追いかけて来る)!

11.あなたが熊に敵意を持っていないことを伝えるには、動かずにじっとしていることです。熊の方が先に逃げ去るまで静かに待ちましょう。これで助かった人をたくさん知っています。ただし、状況にもよるので、保証はできません。

12.子熊の近くには必ず母親熊が隠れている。子熊だからと、不用意に近づくのは自殺行為である。

【熊が接近してきたり、攻撃してきたら…】

13.熊撃退スプレー《カウンターアソールト》を発射して、熊を追い払う。

14.傘を熊の目の前で急に開いたり、ポンチョやビニールシートを広げて助かった例もある。

15.荷物や服を熊とあなたの間に捨て、熊の関心がそれに移ったすきに、静かに逃げる。ただし、中には物よりも人間に興味を持っている熊もいるので注意が必要。

16.熊に覆いかぶされて、持っていた鉈で熊の鼻をたたいて追い払ったり、熊に足を噛まれたときに、もう片方の足で熊の鼻や顔に、けりを入れて助かった事例がある。平成9年には岩手県安代町で、鉈でクマを刺し殺して助かった男性もいたが、普通の人は止めた方がよい。

17.死んだふりをしても助からない。熊は好奇心が強いので、あなたを噛んだり、引っ掻いたりします。熊に攻撃を受け、何も対処する方法が無い場合の、最後の手段が「死んだふり」と覚えるべし。窪地があれば窪地に伏せ、頭や首筋、腹部などを腕で保護し、団子虫のように丸くなり、できるだけダメージの少ない体勢で、熊が攻撃をやめ、立ち去るまで耐え抜くしかない。

【人と熊との共存ために】

 最近はキャンプ場の周辺や登山道、川沿いのテント場などに熊がよく出没します。マナーの悪い人達が残していった、残飯や空き缶などのゴミが、熊を誘引する原因になっています。残飯の味を覚えた熊は、やがて人里周辺にまで接近し、人家に侵入したり、人的被害を発生させたりします。その結果、その熊は有害鳥獣駆除で射殺されます。罪は人の側にあります。

 アメリカ合衆国の法律では、国立公園や国有林の中で、熊に餌を与えることを禁じています。それには、生ゴミを放置することも含まれます。生ゴミをきちんと始末しければ、罰金の対象になるし、それを食べに来た熊を殺すことにもなるからです。平気でゴミを山野に捨てる人は、クマに襲われても仕方がないでしょう。そのような人は、アウトドアレジャーを楽しむ資格が無いのではないでしょうか。

残飯や空き缶はキャンプ場に備え付けの焼却炉で燃やすか、必ず持ち帰りましょう! 動物が掘りおこすので埋めてもいけません!

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