過去の新規情報 VOL.2-6-1




赤鉛筆 過去の新規情報 (2003.01.06〜2003.06.28)

2003/06/30   第14回ブナ林と狩人の会開催icon   6月28日・29日に山形県小国町の白い森交流センター・りふれにて、第14回ブナ林と狩人の会「マタギサミット in 小国」(主催:第14回ブナ林と狩人の会「マタギサミット in 小国」実行委員会/後援:小国町、小国町猟友会/協力:狩猟文化研究所、東京大学大学院 佐藤宏之研究室)が開催され、全国各地からマタギ関係者及び一般と合わせて約130名が参加しました。

 28日(土)はPM5:45~から交流会が開催され、実行委員長・斉藤金好氏より主催者挨拶、小国町長の小野精一氏より歓迎の言葉、小国町議会議長の遠藤和壽氏より来賓挨拶、狩猟文化研究所代表 田口洋美氏より幹事の挨拶があり、その後交流会が開かれました。

 29日(日)はAM8:30~12:00までマタギサミットが開かれました。東京大学大学院 佐藤宏之助教授(先史考古学、人類環境史)をチームリーダーとして、(財)日産科学振興財団の研究助成を受けて、平成12年度から平成14年度まで小国町で行った「東北マタギの伝統的活動から見た動物資源の持続的利用に関する学術研究」(小国プロジェクト)の調査報告が最初に行われました。今回発表された内容は次の通りです。 「小国の山地地形」 長谷川裕彦(明治大学文学部非常勤講師)、「小国町の人為地形」 中川重年(神奈川県立自然環境保全センター)、「小国マタギの過去と現在」 田口洋美(狩猟文化研究所代表)、「共生の民族知」 佐藤宏之(東京大学大学院新領域創成科学研究科助教授)。
 なお、「東北マタギの伝統的活動から見た動物資源の持続的利用に関する学術研究」(小国プロジェクト)の調査報告を一般向けに編集した『小国マタギ・共生の民族知』(仮題)が、(社)農山漁村文化協会から年内に出版される予定です。アウトバック代表の藤村も同書のコラムを担当いたしました。

 次ぎに、講演「動物愛護と狩猟との関係ー改正鳥獣法の概要」が東海林克彦氏(環境省自然環境局動物愛護管理室)によって行われました。その中で、動物愛護管理法では狩猟はもちろんのこと、猟犬の訓練におけるウズラ等の利用も合法行為であると説明されました。また、年間約40万匹の犬や猫が保健所に引き取られ、その大部分が処分されている現状が紹介されました。動物愛護管理法では動物虐待の防止や動物の飼育者の管理、動物取扱業者(ペットショップなど)の規制などが盛り込まれているとのことでした。
 また、平成15年4月16日から改正された「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」(改正鳥獣法)では、これまで「狩猟」と「有害鳥獣駆除」(「有害鳥獣捕獲」に名称が変更)に区別されていたものが、(法定猟具を用いた狩猟は駆除を含め)全て「狩猟」に統一されることになったそうです。ただし、両者を区別するために、「登録狩猟」(普通の狩猟)と「許可狩猟」(有害鳥獣捕獲)と分けられたそうです。
 ただ、「有害駆除」を「有害捕獲」に呼び方を換えたり、従来の有害駆除を「許可狩猟」と名称を変えたりと、「駆除」=「残酷(?)」というイメージをわざと隠そうとしているとしか私には思えないのですが・・・・
 東海林氏の講演の後に全体の質疑応答を行われ、「マタギサミット in 小国」は無事終了しました。

 「ブナ林と狩人の会ーマタギサミットー」は、中部東北地方の豪雪山岳地帯に点在する伝統的狩猟集落(マタギ集落)を中心に狩猟文化を研究している田口洋美(幹事)の提案によって、新潟県村上市松山三面(元、岩船郡朝日村三面)、秋田県北秋田郡阿仁町、長野県下水郡栄村秋山郷の猟友会員、青年会、婦人会など有志が集い、平成2年(1990)年からはじめられた広域的山村交流会議です。
 本会の目的は、マタギ文化はもとより山村の生活文化継承を基本に、それぞれの山間集落が21世紀をどのように生きていくか、自然環境(森林環境、野生生物の生息環境など)の変貌や経済生活、高齢化にともなう後継者不足などの社会環境といった共通の今日的問題を相互に情報を交換し、親睦をはかりつつ自らが解決に向けて模索していくというものです。(第14回ブナ林と狩人の会「マタギサミット in 小国」のプログラムより引用)

           
●第12回ブナ林と狩人の会(阿仁町)、第13回ブナ林と狩人の会(秋山郷)のレポートが、「山釣り紀行」のウェブサイトに掲載されています。
            山釣り紀行
 http://www.asahi-net.or.jp/~jf3t-sgwr/


                         
「マイクとざわの部屋」  http://narha.hp.infoseek.co.jp/

2003/06/25   世界最速のデスクトップPC登場icon   米国パーソナルコンピューター大手のアップルコンピューターは、6月23日にサンフランシスコのサンノゼで開催中のWWDC 2003で、パーソナルコンピューターとしては初めての64ビットプロセッサ(超小型演算処理装置/MPU)であるPowerPC G5を搭載したPowerMac G5を発表しました。
 PowerPC G5は米国IBMとアップルコンピューターが共同開発したもので、64ビットの演算処理能力があり、他社を含めこれまでの32ビット演算処理装置を搭載したパーソナルコンピューターと比較して、処理能力が飛躍的に向上しています。
 64ビットプロセッサを搭載した新しいPowerMac G5は、今年の8月に3機種(1.6GHz、1.8GHz、デュアル2GHz)が発売されます。詳細は下記のウェブサイトをご覧下さい。(参照記事 平成15年6月25日 
朝日新聞

         
Apple Computer http://www.apple.com/
         アップルコンピューター 
http://www.apple.co.jp/
         PC WATCH 
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0624/wwdc02.htm

2003/06/24   
信州ツキノワグマ研究会2003年度総会icon   平成15年7月6日(日)午後13時30分〜16時まで、信州ツキノワグマ研究会(代表・林 秀剛)の2003年度総会と講演会が長野県松本市の松本市勤労者福祉センター・第一会議室にて開催されます。なお、今回はNPO法人設立総会を兼ねておりますので会員以外の方も参加可能(公開)です。
 講演会は午後15:00から予定されており、講師は後藤光章さん(信州ツキノワグマ研究会)で演題は「クマとの共存のために〜被害対策を考える」です。お問い合せは下記の信州ツキノワグマ研究会事務局までお願いいたします。

         
信州ツキノワグマ研究会・事務局(林 秀剛)
         390-0876 長野県松本市開智2-9-8
         TEL/FAX: 0263-36-1884
         E-mail: sbear884@ybb.ne.jp
         
http://www.shiojiri.ne.jp/~koyama/index.html/

2003/06/24   
信州ツキノワグマ通信が届きましたicon   信州ツキノワグマ研究会(代表・林 秀剛)のニュースレター「信州ツキノワグマ通信」2003年6月12日発行・No.20が届きました。主な内容は2001年, 2002年の活動報告と2003年度総会の案内及びNPO法人設立の説明や、信州ツキノワグマ研究会事務所の立ち上げや電気柵の講習会・親子グマ放獣の様子・仔グマ出没騒動などが写真入りで紹介されています。詳細についてと入会のお問い合せは、上記の信州ツキノワグマ研究会事務局までお願いいたします。

2003/06/24   
お薦めの1冊!icon   岩手県盛岡市出身の小説家・斎藤 純さんの『風と旅とオートバイ』(廣済堂文庫/\600/税別)は、凄くお薦めの1冊です。本書は12章のストーリーで構成されており、タイトルの通り全編にオートバイと旅が登場し、そして舞台となる場面を流れる風が感じられます。といっても、(僕もバイク乗りではありませんが)ライダー以外の方にも十分堪能できる内容です。ちょうど今はバイク・ツーリングに最適の季節です。日々の暮らしの憂いを忘れ、しばしライダーになったつもりで、流れる風を感じてみませんか。

 巻末の「解説」を執筆している小説家の熊谷達也さんは、ヒグマを題材にした『ウエンカムイの爪』(集英社 \1400)で第10回小説すばる新人賞を受賞しております。熊谷達也さんもまた、斎藤 純さんと同様にバイクをこよなく愛するナイスガイです。なお、岩手県ツキノワグマ研究会のメンバーでもあります、
斎藤 純さんの関連ページはこちら。

2003/06/24   
カラス撃退にカプサイシン利用icon   岩手県雫石町出身の宇都宮大学農学部の杉田昭栄教授(医学・農学博士)と樹脂メーカーのミツギロン(大阪府堺市)が共同で開発した、カラス対策ゴミ袋(商品名「破れんゾウ」/容量45リットル 1枚45円))がカラスによるゴミの食べ荒らしに悩む自治体から注目を浴びています。

 杉田昭栄教授は動物の脳の研究をしている過程で、カラスの味覚に着目し、カラスの苦手な味を突き止めました。それは唐辛子などに含まれている辛み成分/カプサイシン(弊社が輸入販売している
熊撃退スプレー「カウンターアソールト」の主成分)でした。カプサイシンをポリエチレン製の袋の内側にラミネート加工することによって、カラスによる被害が低減することが杉田教授らの実験で判明しています。詳細については杉田昭栄教授の著作『カラスとかしこく付き合う法』(草思社/¥1500・税別)をご一読ください。「破れんゾウ」についてのお問い合せはミツギロン・フリーダイヤル(0120-534296)まで。(参照記事 平成15年6月23日 岩手日報・夕刊)

2003/06/24   
相互リンクのお知らせicon   ツキノワグマの生息地でもある岐阜県内の山々や、そこに自生している山野草、岐阜や三重県内の温泉情報などがかなり濃密に紹介している『山のホームページ「せきすいの山遊録」』と、この度相互リンクすることになりました。運営者のせきすい氏も、山でクマに遭遇したことがあるそうです。山のホームページ「せきすいの山遊録」をぜひご覧下さい。

          
●山のホームページ「せきすいの山遊録」 http://www.bj.wakwak.com/~tendoh/

2003/06/21   
祝・12万アクセス達成!icon   平成15年6月20日、ウェブサイト開設から約5年4ヶ月目で、12万アクセスを達成いたしました!これもひとえに、当ウェブサイトを支えてくださいました、皆様のご支援のお陰です。本当にどうもありがとうございました。
 今後も情報発信と、ウェブサイトの更新に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2003/06/21   
釣りをしていた高校生がヒグマ目撃icon   6月18日夜から19日朝にかけて、北海道後志管内倶知安町内でヒグマが目撃されています。18日昼に羊蹄山で目撃されたヒグマと同じ可能性があるとみられています。同町や倶知安署は住民に注意を呼びかけ、ハンターの出動態勢も整えています。

 6月18日午後7時頃、倶知安町富士見の尻別川にかかる富士見橋付近で、釣りをしていた高校生5人が川の中にヒグマがいるのを目撃しました。ヒグマは川に沿って京極方面に去っていきました。
 また、19日午前4時15分頃、同町の農道をヒグマが横切るのを近くの住民が目撃しています。詳細は
北海道新聞社のホームページをご覧下さい。(平成15年6月20日 北海道新聞

2003/06/21   
羊蹄山頂でヒグマが目撃されましたicon   平成15年6月18日午前零時半頃、北海道後志管内の羊蹄山の山頂大火口東側にヒグマがいるのを、登山者が発見し、避難後矢野管理人を通じて同管内倶知安町に通報した。ヒグマは北東の倶知安、京極町方向に山を下りていったそうです。山麓の7町村は注意を呼びかけています。詳細は北海道新聞社のホームページをご覧下さい。(平成15年6月19日 北海道新聞

2003/06/21   
ヒグマが牧場の子牛を襲う(北海道)icon   平成15年6月9日午前10時30分頃、北海道稚内市大岬の宗谷畜産開発公社が運営をしている肉牛牧場で、怪我をした子牛が見つかった。子牛は生後2日目の雌で、背中から右後ろ脚にかけて6カ所に、ヒグマによると見られる傷を負っていました。通報を受けた稚内猟友会などが付近を捜索し、落ちていた糞からヒグマが子牛を襲ったと断定しました。詳細は北海道新聞社のホームページをご覧下さい。(平成15年6月10日 北海道新聞

コメント)浦幌ヒグマ調査会のニュースレター「浦幌クマ便り」vol. 5 2003年5月号によると、2002年9月7日に、十勝管内芽室町渋山の放牧地で、体重約500kgの肉牛がヒグマに襲われたそうです。隣接する河畔林に牛は引き込まれ、食べられているのが発見されています。
 ただし、クマによる家畜・家禽類の食害は北海道だけではありません。本州と四国に生息しているのはツキノワグマですが、各地で家禽(ニワトリ)がツキノワグマに襲われる事故が発生しています。また、件数は少ないと思まれますが、放牧中の羊がツキノワグマに襲われる被害も起きています。皆さんは驚くかもしれませんが、東京都内でも羊がツキノワグマに襲われ、食べられるという被害が数年前に発生しています。
 ヒグマもツキノワグマも雑食性ですが、その大部分は植物質に依存しています。ただし、動物の死骸や生きている動物も、食べることもあるというわけです。
 なお、家畜や家禽類をクマから護るには、
野生動物被害防除用の電気柵が最も有効です。

2003/06/18   
岩手山、今年も入山解禁(岩手県)icon   登山者に人気の高い岩手山(2,046m)の入山が、今年も7月1日から期間限定で解禁されます。
 岩手山の周辺6市町村は、東側の登山道4ルートについて入山規制を緩和することを6月17日に決めました。期間は7月1日午前6時から、体育の日の10月13日午前9時まで。西側は8月に噴気孔やガス調査を実施し、来年の規制緩和が可能かを今年秋に検討する予定。
 入山が解禁されるのは御神阪(雫石町)、柳沢(滝沢村)、焼走り・上坊(西根町)の4ルートです。(平成15年6月18日 
岩手日報

2003/06/18   
馬にこだわった素敵なウェブサイトicon   6月14日(土)に、国の無形民俗文化財・「チャグチャグ馬コ」祭りが岩手県滝沢村と盛岡市で開催されました。今年は93頭が出場し、沿道を練り歩きました。着飾った馬たちには、弊社の「熊よけチャグチャグ」に使用しているものと同様の鈴がをたくさん付けられており、とても軽やかな鈴の音を響かせながらの行列が、のんびりと行進しました。

 さて、本日は「馬」にこだわったウェブサイト
「マイクとざわの部屋」をご紹介します。皆さんはアニマルセラピーをご存じでしょうか?リハビリテーションに動物を利用する治療方法ですが、欧米では馬を利用したリハビリテーション(療法的乗馬)といものがあるそうです。「マイクとざわの部屋」では欧米や日本で行われている療法的乗馬/乗馬セラピーについてや、国際馬術競技や療法的乗馬研修機の報告、コロラド・ロッキーでの山岳乗馬など馬に関する様々な情報が紹介されています。
 小生も米国モンタナ州で2回ほどホース・トレッキングを楽しんだ経験がありますが、馬の背にゆられながら野山をトレッキングするのは爽快であります。馬や乗馬セラピーに興味をお持ちでしたら、「マイクとざわの部屋」をぜひご覧下さい。

2003/06/15   捕獲されたクマ、無事放獣(長野県)icon   6日10日午前8時45分頃、長野県飯山市の千曲川岸にツキノワグマが泳ぎ着いたのを近くの男性(65)が発見し、110番通報しました。クマは岸に上がり住宅街へと移動しましたが、駆けつけた飯山署員らによって捕獲され、無事山に帰されました。捕獲の際に飯山署員(29)が左手をかまれる軽傷を負いました。
 同署によると、捕獲されたクマは体長が80センチ〜1メートルの親離れしたばかりの小熊。川岸から約500メートル移動し住宅街に向かった。飯山市静間の民家敷地内の木に登ったあと、同民家のガレージの隙間から倉庫に侵入しました。午前9時頃、倉庫から出てきたクマを、署員ら10人が捕獲網をかぶせ、ネットを巻いて捕獲しました。(平成15年6月11日 朝日新聞)

コメント)6月12日には喜多方ラーメンで有名な福島県喜多方市で、民家に近い河川敷にいたという理由ただけで、1頭のツキノワグマが射殺されています。今回の飯山市のようなケースも、他の市町村であれば駆除されたかもしれません。危険を顧みず、クマを捕獲して山に戻した飯山警察署と地元猟友会などの関係者に敬意を表したいと思います。

2003/06/15   今年は蚊が多い?!icon   福島県や宮城県内のお取引先から、「今年は蚊の発生が早く、また蚊が多いので森林香やパワー森林香に売れ行きがよい」との同じようなお話をうかがいました。実は、弊社のある盛岡市手代森周辺でも、今年は蚊が多いように感じられます。他の県の状況は不明ですが、この時期は蚊やブヨ、ヌカカなどの吸血昆虫が多く発生するので注意が必要です。
 蚊やブヨ、ヌカカなどの吸血昆虫対策には林業のプロに長年愛用され、その絶大な効果が経験的に実証されている「森林香」「パワー森林香」と「携帯用防虫器」(森林香やパワー森林香の専用ケース)をお薦めいたします。
プロ専用の虫除け商品の詳細はこちらをご覧下さい

2003/06/15   
違法なワナで捕獲されたクマ・駆除(山梨県)icon   6月6日午前8時45分頃、山梨県甲府市平瀬町の農道脇で、ツキノワグマがくくり罠にかかり暴れているのが発見されました。通報を受けて甲府署員が現場に駆けつけましたが、ワナはクマの胴体に食い込み、暴れてワイヤーが切れかかった状態で危険だと判断されたので、猟友会員によって射殺されました。その後の警察の調べで、使われたくくり罠は有害鳥獣捕獲の許可を受けていない違法なものと判明、鳥獣保護法違反の疑いがあるとして同署ではワナの設置者を捜査しています。(平成15年6月7日 山梨日々新聞

2003/06/14   
クマ避け商品続々入荷!icon   熊鈴クラシックがカナダから入荷しましたので、6色全て在庫がそろいました。それから、米国のシカゴからは熊よけホイッスルも入荷しました。
 現在は
熊撃退スプレー「カウンターアソールト」南部熊鈴(オリジナル・L型・3鈴型)、熊よけリンリン熊よけチャグチャグ(3種類)、熊鈴クラシック(6色)、熊よけホイッスルなどのクマ避け商品は全て在庫しております。クマの出没や事故が増えている時期ですので、クマの生息地に行く場合には、クマとのトラブルを避けるためにもクマ避け商品の携帯をお薦めいたします。

2003/06/14   
浦幌クマ便りのご案内icon   浦幌ヒグマ調査会(代表 後藤秀彦)のニュースレター「浦幌クマ便り」vol.5 2003年5月号が届きました。主な内容はゼニガタアザラシ研究グループと浦幌ヒグマ調査会の二足の草鞋(わらじ)を履き、想像を絶する(?)踏ん張りでヒグマの調査に取り組む小林さん(帯広畜産大学野生動物管理学研究室)の報告「親子グマを捕まえました!放逐、子グマの首輪脱落、そして今後・・・」。読む人に感動を与えてくれます。
 岩手大学大学院を卒業し、現在は北海道大学大学院農学研究科でクマと人との共存の問題に、社会科学の面から積極的に取り組んでいる藤原さんの報告「地域に対する情報還元活動」。ヒグマの出没・被害発生地域の住民を対象とした、クマに関する情報還元活動のレポートや苦労談、今後の課題などが紹介されています。
 その他にも浦幌ヒグマ調査会の様々な活動報告や学会発表、委託調査報告などが掲載されています。

 浦幌ヒグマ調査会は、人間とヒグマの共生をはかることを最終目標に、北海道の浦幌地域をモデルに、そのために必要な様々な活動・調査・検討及び情報交換を行うことを目的として、1998年6月に設立されて民間団体です。現場での調査に参加してくれる人の他、参加できなくとも活動を支援人たちで構成されています。
 現在も活動を支援して下さる新入会員を募集中とのことです。年会費は2,000円。入会すると調査・活動などの案内や、年2回発行のニュースレターが送付されます。詳細は下記の事務局までお問い合せください。

                        
浦幌ヒグマ調査会事務局(佐藤喜和)
                        〒089-5614 北海道十勝郡浦幌町字桜町16-1
                                浦幌町立博物館内
                                TEL:01557-6-2119, FAX:01557-6-2452


2003/06/14   
ヒグマの被害を考える検討会のご案内icon   浦幌ヒグマ調査会が主催する「ボランティアによる農業被害対策検討会in浦幌」が、2003年7月18日〜7月21日(2泊3日)に北海道十勝郡浦幌町で開催されます。ヒグマによる農作物被害を減らすにはどのようにしたらよいか、人とヒグマの軋轢を減らすには駆除という方法しかないのか・・・等について参加者を交えて検討し、農作物被害防除に効果を上げている電気柵設置現地での研修も行います。募集人員は15名。参加費は5,000円程度(宿泊費・保険代含む)。詳細の問い合わせ・参加の申し込みは下記までお願いいたします。

                        
浦幌町立博物館 TEL:01557-6-2119
                        又はイベント担当:高橋あかね akanet@mp.0038.net


2003/06/13   JKGナイフフェスタのご案内(東京都)icon   6月21日(土)に新宿スペースセブン(センチュリーハイアット東京/新宿第一生命ビル)にて、「第2回JKGナイフフェスタ IN 新宿」(主催:ジャパンナイフギルド)が開催されます。
 有名なナイフコレクターによる厳選されたナイフコレクションの展示や、JKG会員によるナイフメーキングセミナーが行われます。その他にも、岡安鋼材(株)の岡安一男さんによる「海外ナイフ事情・世界のナイフショー紹介」や、ハンドメイドナイフ及びナイフメーキング材料の展示販売、男の小物・自作クラフト・アウトドア用品の展示販売などが開催されます。開催時間は10:00〜17:00で入場無料です。お問い合せは下記のJKG事務局まで。

                          
JKG事務局(銀座 菊秀内/井上)
                          TEL:03-3541-8390,FAX:03-3541-8396
                          (有)加賀屋  /矢菅
                          TEL:03-3352-3689,FAX:03-3355-4864

2003/06/13   
コウモリフェスタのご案内(東京都)icon   7月1日(火)〜9月28日(日)まで東京都の上野動物園西園・ズーポケットにて、「コウモリフェスティバル2003 in 上野動物園」が開催(主催:東京都恩賜上野動物園/共催:コウモリの会 (財)東京動物園協会)されます。
 日本にすむ100種ほどの陸上哺乳類のうち、1/3以上にあたる36種はコウモリの仲間です。このうち東京都での記録があるものは14種にもなり、東京はコウモリの種類が最も多い都道府県のひとつです。また,上野動物園では現在6種のコウモリを飼育中で、この数字も日本の動物園では最多数をほこります。

 コウモリフェスティバル2003 in 上野動物園では、コウモリの特別展やファミリーレクチャー(一般向け講演会)、動物園ゼミナール(連続講演会)、観察会で、コウモリの知られざる姿を紹介します。特別展として、コウモリの写真や解説パネル、模型やコウモリグッズの展示。、コウモリの折り紙作りやコウモリを知る体験コーナーもあります。開催期間は7月1日〜9月28日まで。ただし、月曜日休(7月21日は開催、翌日休)。会場は上野動物園西園・ズーポケットです。参加申込みは不要(入園料はご負担ください)です。
 その他にも動物園ゼミナール「コウモリ学入門」やコウモリとセミの観察会が期間中に開催されます。詳細は下記にお問い合わせください。

                          
〒110-0007 東京都台東区上野公園9-83
                          東京動物園協会 動物園ゼミナール係 または コウモリ観察係
                          FAX:03-3828-8237    E-mail:event@tokyo-zoo.net

                          上野動物園ホームページ  
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/zoo/ueno
                                       
http://www.tokyo-zoo.net/
                          コウモリの会ホームページ 
http://mailsrv.nara-edu.ac.jp/~maedak/bscj/

2003/06/13   
SWIMRUN IN 多伎のご案内(島根県)icon   8月3日(日)に島根県多伎町にて「第18回 SWIMRUN IN 多伎」(主催:SWINRUN 実行委員会、後援:多伎町、多伎町教育委員会)が開催になります。種目はロングの部水泳2.4キロメートル/ランニング21キロメートル、ショートの部水泳1,2キロメートル/ランニング10キロメートル。参加資格19歳以上〜99歳(ただし家族の承諾が獲れる方)。参加費8,000円。申込期限は平成15年6月30日必着。お問い合せはSUIMRUN実行委員会(〒699-0903 島根県多伎町小田73番地 多伎町教育委員会内/電話0853-86-3111、fax0853-86-3561)まで。

2003/06/12   
河川敷に出没した哀れ射殺(福島県)icon   6月6日午前11時20分頃、福島県喜多方市関柴町上高額の田付川東側の河川敷にツキノワがいるのを、橋梁工事の交通整理をしていたガードマンが発見し喜多方署に通報しました。連絡を受けた喜多方市役所農林課は有害鳥獣駆除隊の出動を地元の猟友会に要請、約3時間後の午後2時15分頃、発見現場の雑木林の茂みにいたクマを発見し、射殺しました。人などには被害はありませんでした。
 現場は市中心部の稲荷橋から下流約550メートル付近で、西側には住宅地が広がり、喜多方署ではパトカーを出して住民に注意を呼びかけました。近くには中学校や小学校があり、市学校教育課は両校に児童、生徒の下校時の安全確保を通知しました。
 駆除されたツキノワグマは4歳ぐらいの若い雄グマで、体長約140センチ、体重約50キロでした。喜多方市によると、市内のクマは雄国山山麓や慶徳峠など周辺の山に広く生息している。今回のように市中心近くに現れたのはこれまでに例がなそうだ。田付川に沿って下ってきたのか、東の雄国山の山麓から迷い込んできたのではないかとみているそうです。(平成15年6月7日 福島民友)

2003/06/12   
大規模なクマ駆除活動始まる(福島県)icon   福島県西郷村の男性が、クマに襲われ5月23日に遺体で発見された天栄村田良尾の山林で、須賀川署と天栄村、村の有害鳥獣捕獲隊は、6月7日と8日に現場付近を中心に羽鳥湖周辺を巡回し、有害駆除活動や被害予防の広報活動を行います。さらに、県警ヘリも出動し、上空から入山自粛の呼びかけも行います。(平成15年6月7日 福島民友)

コメント)福島市内の取引先からの情報によると、先月クマによる死亡事故が発生して以来、福島県内ではクマの駆除が増えているとのことです。

 平成13年6月に岩手県遠野市でも山菜採り中の男性がクマに襲われ死亡していますが、それ以降遠野市ではクマ駆除の圧力が高まり、地元のハンターが心配するほどクマが捕殺されています。「遠野物語」や「民話のふるさと」を売り物にしている観光地が、野生動物の無差別殺戮を行っている事実を知ったら観光客はどう思うでしょうか。観光のイメージは大なしになることはあきらかです。

 さて、クマ被害で最も問題になるのが「人身被害」です。特に死亡事故が発生してしまうと、クマ駆除の圧力が強くなり、加害クマの科学的な特定(食痕や排泄物、体毛からDNAを抽出し、加害クマを特定することは可能)をすることなく、無差別にクマを殺す傾向があります。その結果、人を襲ったクマ(加害者/真犯人)は捕り逃し、無実の罪で捕獲された多数の容疑者のクマが、裁判も掛けられずにえん罪のまま死刑されてしまうという、悲惨な構図となります。

 米国のモンタナ州では、グレイシャー国立公園内で人がグリズリーベアの親子グマに食害される事故が以前起きました。その場合、州政府の野生動物保護管理局のグリズリーベア専門官が調査を行い、糞から犯人のグリズリーベアを特定し、親子共々グリズリーベア専門官が射殺しています。日本で行われている方法は誤りで、モンタナ州で行われている方法が正しいと思います。罪を犯したクマは当然罰せられるべきですが、罪(被害)を犯していないクマまで殺す必要はないと思います。行政も狩猟者も地域住民の方も、何が必要で何が必要でないかを冷静になって専門家を交えて話し合い考え、行動していただきたいと切に願います。


2003/06/05   
人身事故発生(岩手県)icon   6月4日午前9時頃、岩手県北部の久慈市山根町木売内の山林で、山菜採りをしていた野田村の男性(39)がツキノワグマに攻撃を受け、頭や背中などに大けがを負いました。加害獣はツキノワグマの成獣とみられます。
 男性は自力で避難して、通行中の車両に助けを求め、県立久慈病院に運ばれました。久慈署と久慈市は警戒活動を行い、市民に注意を呼びかけています。(平成15年6月5日 
岩手日報

2003/06/03   
第10回クマを語る集いicon   人間とツキノワグマの共存の方法を探る「クマを語る集い」が5月31日、2日間の日程で宮城県村田町で始まり、自然保護団体や研究者、地元猟友会のメンバーら約50人が参加しました。
 東北地方や長野県などを中心に本州、四国に生息するツキノワグマは山林の開発で生息地が分断され、生息数の減少が懸念される一方で、餌を求めて人里におりたクマが農作物被害などを引き起こしています。
 クマを語る集いでは、クマの生態を映像とともに解説したほか、米国でのクマの対策を紹介。環境保護団体「野生生物保全研究会」(東京)の戸川久美事務局次長は、漢方薬などの原料となる「熊の胆(くまのい)」の流通状況に触れ、「現在の鳥獣保護法に基づく個体数管理だけでは野生生物は守れない。生息地管理のほか、捕獲や譲渡の規制を厳しくした方がいいのではないか」と提案しました。(平成15年6月1日 河北新報)


2003/05/30   野生生物が危ない/北海道レッドデータブックからicon   北海道新聞社は同紙の夕刊で、5月6日から9回連載で「野生生物が危ない/北海道レッドデータブックから」シリーズを掲載しました。その内容が北海道新聞のウェブサイトに掲載されています。
同シリーズで取り上げられて野生生物とサブタイトルは次の通りです。1.イトウ−幻の魚守る法律なく、2.トド−駆除から共存の時代へ、3.オオワシ−繁殖地に迫る資源開発、4.ヒグマ−森林保全で生活圏守る、5.キリギシソウ−入山禁止 実結び回復も、6.ウミガラス−混獲防ぎコロニー再生、7.ウスバキチョウ−標本用に密猟相次ぐ、8.ニホンザリガニ−移入種の陰で消えゆく、9.オオカミ−生態系の大切さを問う。詳細は北海道新聞社のウェブサイトをご覧下さい。

          
北海道新聞社 http://www.hokkaido-np.co.jp/
          同紙の『野生生物が危ない/北海道レッドデータブックから』 
http://www5.hokkaido-np.co.jp/nature/danger-wildlife/

2003/05/29   
秋田県内でツツガムシ病増加icon   秋田県健康対策課は5月28日に、県内の男女4人が新たにツツガムシ病に罹患したと発表しました。秋田県では今年に入り28日限剤で13人を数え、過去4年間で最多のペースとなっています。新たに罹患したのは、5月5日大館市の女性、5月10日鹿角市の女性、5月13日森吉町の男性、5月16日太田町の男性で、農作業や除草作業中に刺されたらしい。記事の全文はこちらをご覧下さい。(平成15年5月29日 秋田魁新報

          
●ツツガムシ病について詳しく知りたい方はこちのホームページをご覧下さい。
          
http://www.forth.go.jp/mhlw/animal/page_i/i04-12.html
          
http://www.pref.oita.jp/13002/bisei/tsutsugamushi/

2003/05/29   
秋田県内各地でクマが出没中icon   5月25日午後2時半頃、秋田県川辺町大沢の秋田県広域中央農道を、キノワグマが横切るのを車で通行中の女性が発見して秋田署に通報しました。同署の調べでは、目撃されたクマは体長1.2メートルの成獣とみられる。町など地元民に注意を呼びかけている。
 また、同日午後4時25分頃、角館町八割字猿田沢雑木林で、子グマが歩いているのを田を見回り中の男性が目撃し、角館署に通報した。同署の調べによると、クマは体長60センチ。現場は人家から300メートルしか離れていない。角館署、角館町役場、地元猟友会が付近をパトロールし、警戒を呼びかけています。
詳細はこちらをご覧下さい。(平成15年5月26日 秋田魁新報

2003/05/28   
マニトバのホッキョクグマについて聴くicon   5月31日(土)午後3時より、地球環境パートナーシッププラザ(東京都渋谷区)にて5月の東京アースウォッチの会が開催されます。今回のテーマは「マニトバのホッキョクグマ」 (Polar Bears of Manitoba)です。演者は厚目葉子さんで、「オスのホッキョクグマの社会生活における遊びの役割とエコツーリズムの影響の調査」へ昨年10月に7日間、ボランティアとして参加した厚目さんがその体験を報告します。記事の全文はこちらをご覧下さい。

 なお、アースウォッチとは世界各地で行われている最前線の野外科学調査を「資金と人手」の両面で支援する国際NGO(本部アメリカ)。科学の現場に一般市民をボランティアとして派遣します。支援している研究調査は年間100件以上40ヶ国、絶滅の危機にある生態系、生物多様性、海洋、気象変動、世界の衛生と健康、文化の多様性、考古学の7分野にわたります。
 
アースウォチ・ジャパンは93年から日本で活動を始め、天然資源と人類の文化遺産の持続的保全への動機付けと理解の促進のために、環境教育を支援することを目的として今年3月にNPO法人格を取得しました。国内の短期調査プロジェクトも開催しています。

2003/05/27   
シンポジウム :ツキノワと共栄を目指してicon   6月8日(日)に愛知県名古屋市の名古屋大学農学部講義棟第3講義室にて、2003年6月期名古屋哺乳類研究会例会「シンポジウム:ツキノワグマと共栄を目指して」が開催されます。岐阜大学の坪田敏男さんとNPO法人日本ツキノワグマ研究所の米田一彦さんが講演し、パネルディスカッションも予定されています。参加は自由です。詳細はこちらをご覧下さい。

2003/05/26   
凄い地震で本当にビックリ!MagLight icon   本日午後6時24分頃、岩手県と宮城県を中心にとても大きな揺れを感じました。NHKニュースによると盛岡市は震度5弱、宮城県仙台市が震度5弱で、震源地は宮城県沖でマグネチュード7.0、震度が60キロということです。午後8時15分現在は電話及び携帯電話(携帯メールも含め)が非常にかかりづらい状態が続いています(電話各局が通信を制限しているそうです)。岩手県内各地で鉄道及び高速道路各所で不通となっています。さらに、東和町や江刺市、釜石市など各地で停電が続いています。仙台地下鉄は午後7時に再開したそうです。
 この地震で岩手県内ではけが人が12名でています(午後8時現在)。幸いにも弊社では被害はありませんでしたのでご安心下さい。
 なお、まだ余震が起きる可能性がありますが、「余震は本震より小さい」と防災情報機構の専門家がNHKの特番で述べていました。

 また、現在NTTでは
災害伝言ダイヤルを設置しています。電話が非常にかかりにくい状況がしばらく続くそうですので、緊急に連絡を取る必要のある方はご利用下さいとのことです。

 
【災害伝言ダイヤル】
 (録音)171+1+電話番号を市外局番から登録(注)→(ガイダンス)+メッセージ
 (再生)171+2+登録した電話番号(市外局番から)→(ガイダンス)→メッセージが再生

 (注)自分の安否について家族や知人から聞いてこられる可能性の最も高い電話番号(例えば自宅の電話番号)を登録します。

 災害伝言ダイヤルの詳細情報:
http://www.ntt-east.co.jp/release/0006/000627a.html
 地震予知情報センター:
http://wwweic.eri.u-tokyo.ac.jp/index-ja.html
 
気象庁地震情報:http://www.jma.go.jp/JMA_HP/jp/quake/

2003/05/26   
異常気象? キノコもビックリicon   ここ岩手県盛岡市は、4月はとても暖かい天気が続き、昨年ほどではないにしろ桜の開花が例年よりも早かったような気がします。そんな年は、リンゴの花が咲く頃の寒さが戻る・・・と、近所の農家の方が教えてくださいました。事実その通りになりました。5月の連休は前半は好天、後半はどんよりとした肌寒い天気でした。そして、最近は天気が悪くないのだけれど、気温が上がらず少し肌寒いような天気が続いています。昨日の日曜日、「今の季節には珍しいが、キノコがたくさん採れたのでおすそ分けに持ってきたよ。」と、親戚の方がボリ(ナラタケ)をたくさん届けてくださいました。秋のような天候に、キノコもビックリして出てきたのでしょうか!?

 気象庁によると、福島県北部から北海道にかけての北日本各地で、5月22日朝から雲がほとんど出ていないのに空がかすんで日照時間が減少し、「風向きなどから、シベリアで発生した大規模な森林火災の煙が日本上空に飛来している可能性がある」と発表しています(平成15年5月23日 日本経済新聞)。岩手県大船渡市にある大気観測所で調査した結果、上空3000〜4000メートル付近に微粒子(エーロゾル)が浮遊していることが判明、気象衛星の観測でも、微粒子が確認されているそうです。
 稲や農作物の成長をはじめ、クマなど野生動物の餌となる植物の成長に、この日照時間の減少によって今後どのような影響が及ぶのか、注意深く見守る必要があると思います。


2003/05/25   第10回クマを語る集いのプログラム決まるicon   5月31日(日)、6月1日(日)に宮城県村田町で開催になる、第10回「クマを語る集いin 蔵王の里・村田町」(主催:『クマを語る集いin蔵王の里・村田町』実行委員会)プログラムが決まりました。詳細はこちらをご覧下さい。 

2003/05/24   
クマに襲われ死亡事故発生か?(福島県)icon   5月23日午後4時50分頃、福島県岩瀬郡天栄村大字田良尾の山中で、同県西郷村熊倉在住の男性(58)が倒れて死亡しているのが、捜索中の須賀川署員に発見されました。頭などに引っ掻かれた傷があり、同署ではツキノワグマに襲われたとみています。
 須賀川署の調べでは、男性は22日の朝から1人で山菜採りに出かけたまま行方不明になり、家族から捜索願が出されていました。現場は天栄村の羽鳥湖南西。5月8日にクマの目撃情報があり、村が地元猟友会などに駆除を依頼していたそうです。(平成15年5月24日 朝日新聞)

          
●事故現場付近の地図は「情報地図コミュニケーション Mapion」のウェブサイトで検索可能です。

2003/05/21   
「Bears Japan」2003年5月号発行されるicon   クマの研究者が中心となって運営されている民間団体・日本クマネットワーク(代表・青井俊樹/岩手大学農学部)は、会報「Bears Japan」2003年5月号を発行しました。
 今号の主なコンテンツは次の通りです。人物紹介"People"では、ヒグマの会の会員で日本クマネットワーク(以下JBN)の会員でもある漫画家の本庄 敬さんが、素敵なクマのイラスト3点と合わせて紹介されています。また、九州で積極的にクマの調査及び撮影に奮闘されている野生動物写真家の栗原智昭さんの寄稿文「九州におけるクマの激減とクマのタタリ」、長野県軽井沢町でクマの調査と被害対策に取り組んでいる星野リゾート・ピッキオの田中純平さんの寄稿文「クマが理解できる対策できていますか?」、知床国立公園の斜里町でヒグマの保護管理対策に努力されている、知床自然センターの仲村 昇さんの寄稿文「斜里町における巨大ヒグマの捕獲記録について」が掲載されています。その他にも、各地の会員から寄せられたクマの情報やレポートや、2月9日に東京都多摩動物公園で開催されたイベント「クマってどんな動物? 人とクマとの共生を探る」(主催・(財)東京動物園協会、共催・東京都多摩動物園協会、日本クマネットワーク)のレポート、 総会議事録が掲載されています。

 JBNには日本の主だったクマの研究者(北海道〜九州)が参加しており、日本を代表するクマを専門とした民間団体といえます。国際的には
IBA(International Association for Bear Research and Management)という研究者の団体があります。IBAはIUCN(国際自然保護連合)の専門部会も兼ねています。IBAは毎年のように国際会議を北米や欧州などで開催しており、日本のクマ研究者も含め、世界中からクマの専門家が多数集まり、熱のこもった発表や討議などが行われています。こちらには、2001年5月に米国ワイオミング州のジャクソン・ホールで開催された第13回IBA国際会議に参加したときの画像を御覧頂けます。
 実は、IBAの国際会議をJBNが受け入れ団体として、2006年に日本で初めて開催される方向で話が進行中です。これは非常に画期的なことであります。開催地(長野県軽井沢町の星野リゾート)も決定し、IBA国際会議の日本開催に向けてちゃくちゃくと準備が進んでいます。「Bears Japan」2003年5月号にはこれまでのいきさつについて、JBN国際委員の山崎晃司さんが「国際会議 日本開催に向けてカウントダウン」と題して書かれています。IBA国際会議の開催にはJBN会員以外にも、たくさんの人々や企業・団体・行政の協力が必要となります。皆様のご協力を切に願います。よろしくお願い申し上げます。

 なお、「Bears Japan」はJBN会員を対象に配布している刊行物ですので、一般への販売はしておりません。ただし、JBNは一般や行政関係の方も入会できますので、JBNの活動に興味がある、「Bears Japan」を読んでみたいという方は、JBNへのご入会をお勧めいたします。年会費は2000円(平成15年5月現在)。会員になると、会員専用のメーリングリストにも参加できます。お問い合せと申込みは下記までお願いいたします。

          
日本クマネットワーク(JBN) 事務局
          事務局長・片山敦司
          651-1303 兵庫県神戸市北区藤原台南町4-10-2
          (株)野生動物保護管理事務所関西分室内
          E-mail: katayama@wmo.co.jp
          電話:090-4560-0551


2003/05/21   
列車事故・クマと接触(岩手県)icon   5月20日午後9時半頃、JR山田線の釜石〜両石間で、上りの普通列車がツキノワグマとみられる動物をはねました。安全確認とのためにレ列車は停止し、10分遅れで運転を再開しました。(平成15年5月21日 岩手日報

2003/05/20   
熊撃退スプレー入荷しましたicon   熊撃退スプレー「カウンターアソールト」が入荷いたしました。お待たせして申しわけございません。御注文を承っておりますので、よろしくお願いいたします。

2003/05/20   
新製品情報icon   好評をいただいております五代目浅井丸勝作・越前打刃物「ミニ鉈」(4寸)に、新しく6寸タイプの取り扱いを開始いたしました。ミニ鉈6寸の主なスペックは、全長315mm, ブレード長180cm, 重さ250gです。4寸よりも持ったときに重量感が手に伝わり、よりアウトドア重視に仕上がりました。それから、柄に巻いているビニール製藤つるを天然藤つるに変更いたしました。詳細はこちらをご覧下さい(画像を6点追加)。

2003/05/19   
周遊バス・いわて北緯40度 岩手山登山号icon   岩手県の盛岡北部6町村(葛巻町、岩手町、安代町、西根町、松尾町、玉山村)の関係機関で組織する「いわて北緯40度広域観光推進実行委員会」では、本年度は当エリアの観光や岩手山登山に便利な周遊バスを下記の日程で運行いたします(全コース予約制・定員45名)。詳細につきましては盛岡地方振興局 企画総務部地域振興課 担当:清川(電話019-629-6512、E-mail:m-kiyokawa@pref.iwate.jp)までお問い合せ下さい。
 なお、清川さんは自然保護課在任中にツキノワグマの生息調査なども担当された方で、クマの生態や被害問題についても明るい方でいらっしゃいます。

          いわて北緯40度 岩手山登山号
          運行日:平成15年7月1日、平成15年7月5日〜平成15年9月23日の土・日・祝・祝前日
          会費:大更駅〜焼走り 大人・小人同額 300円、焼走り〜沼宮内駅 大人・小人同額 500円
          1号 大更駅 6:20〜〜〜焼走り溶岩流(登山口)6:50
          2号 焼走り溶岩流(登山口) 8:30〜〜〜いわて沼宮内駅 9:10
          3号 焼走り溶岩流(登山口) 15:55〜〜〜焼走りの湯 16:00〜〜〜大更駅 16:25〜〜〜いわて沼宮内駅 17:00


          この他にも、「いわて北緯40度 くずまき号」(いわて沼宮内駅〜くずまき高原牧場〜平庭高原から八幡平ロイヤルホテル、松川温泉まで運行)や「いわて北緯40度 八幡平号」(いわて沼宮内駅〜安比高原〜八幡平、松川温泉、樹海ライン、安比高原などを運行)も用意されております。

2003/05/18   
林業作業員がクマに襲われ負傷(岩手県)icon   5月15日午後2時35分頃、岩手県大船渡市猪川町大野の林道で、遠野市在住の男性(52)が伐採作業を終えて同僚と下山中にクマの襲われ、顔などを負傷して病院に運ばれた。大船渡署の調べによると、クマは成獣とみられる。男性は背後から突然攻撃を受けた。現場は集落から約5キロ離れた林道で、付近では子連れのクマが目撃されていたという。大船渡市では防災無線で注意を呼びかけている。(平成15年5月16日 岩手日報
2003/05/16   
クマ目撃情報(岩手県)icon   5月14日午後16時過ぎに岩手県安代町の安比ゴルフ場にほど近い、国道282号線から入った林道(荒木田西林道/名称が正しくないる可能性有り)を車で走行中の男性が、林道を横切るクマを目撃しました。男性は山菜採りに向かう途中でしたが、危険回避のために山菜採りはあきらめたそうです。クマと遭遇した男性の話では、「林道を走っていると『ゴロン』とした黒い物体がモコモコと歩いていました。熊でした。それも小熊でした。車の音にビックリしたのかささやぶの方へモコモコと消えていきました。私は、車に乗っていたにもかかわらず、冷や汗がタラリ!」ということです。貴重な情報をお寄せいただきどうもありがとうございました。

2003/05/12   
クマに顔をかじられ重傷(秋田県)icon   5月10日午前7時頃、秋田県上阿仁村八木の山林で、同村在住の男性(80)がツキノワグマに顔をかまれ、左頬の骨を折るなどの重傷を負いました。
 森吉署の調べによると、男性は10日午前6時頃、萩形ダムから約2.5キロの山林に1人で入山し、山菜採りをしていました。笹藪の中から突然クマが現れたクマに襲われたということです。男性は自力で村道まで逃げ、くるまで通りかかった人に助けを求め、大館市内の病院に入院しました。
詳細はこちらをご覧下さい。(平成15年5月10日 秋田魁新報

2003/05/12   
クマに頭部を引っ掻かれ負傷(秋田県)icon   5月10日午前10時40分頃、秋田県五城目町富津内中津又の浅見内国有林内で、同町在住の男性(74)がツキノワグマに頭部を引っ掻かれ2週間のけがを負いました。
 五城目署の調べによると、男性は妻と2人で午前9時頃から山菜採りをはじめ、休憩していたところを後ろから突然襲われたそうです。
詳細はこちらをご覧下さい。(平成15年5月10日 秋田魁新報

2003/05/12   
女性がクマに襲われ重傷(秋田県)icon   秋田県地域課によると、5月1日秋田県協和町の山林で、山菜採り中の女性がツキノワグマに襲われ、顔に住重傷を負いました。詳細はこちらをご覧下さい。(平成15年5月10日 秋田魁新報

2003/05/12   
民家にクマ出没(岩手県)icon   5月11日午前1時頃、岩手県水沢市黒石町の民家の敷地にツキノワグマが出没しました。連絡を受けた市職員が駆けつけたところ、倉庫のガラスが壊れていました。現場は民家が点在する山間地で、クマは4月末にも目撃されています。(平成15年5月12日 岩手日報

2003/05/12   
TV番組紹介icon   5月12日(月)午後20:00〜20:45 NHK総合の「地球・ふしぎ大自然」で、ニホンザルの番組が放送される予定です。タイトルは「めざすは標高3千メートル 北アルプス 槍ヶ岳に登るサル」です。今回の主人公は標高1000メートルから3000メートルまで、実に標高差2,000メートルという脅威の行動圏を持つニホンザルの群れです。実は(株)野生動物保護管理事務所で野生動物の調査を行っている泉山さんの、長年のニホンザルの調査が裏付けとなり、素晴らしい撮影チームによって同番組は製作されました。
 北アルプスの「変化にとんだ季節」、「ダイナミックな地形」という特徴ある環境を、無駄なく、無理なく、これまたダイナミックに利用する、気品あふれるニホンザルの映像が期待できます。ぜひ多くの方に御覧いただきたいものです。
 なお、泉山さんは信州ツキノワグマ研究会の主力メンバーでもあり、南アルプスの山小屋に出没していたクマの対策や、長野県内の猿害対策にも従事されている、野生動物の調査と山の専門家でもあります。

2003/05/10   
秋田県で今年初めてのツツガムシ病患者発生icon   5月9日秋田県健康対策課は、秋田県太田町の80歳の男性がツツガムシ病にかかったとして発表しました。秋田県内では今年初めてです。男性は4月28日に高熱と全身のけん怠、肩などの関節痛を訴え、30日に大曲市内の病院に入院した。そして、5月8日にツツガムシ病と診断されました。男性は先月中旬からほぼ毎日、町内の山林に山菜採りに出かけており、ダニにあごを刺されたらしい。
 秋田県健康対策課は、野外に出たときの衣服は室内に持ち込まない、早めに入浴し、体を良く洗うなどの予防策を呼びかけています。
詳細はこちらをご覧下さい。(平成15年5月10日 秋田魁新報

2003/05/10   
山菜採りの男性死亡icon   5月9日午後1時半頃、秋田県羽後町飯沢字畠原の山林内の沢で、山菜採りに来ていた横浜市在住の男性(53)が頭から血を流して倒れてるのが、一緒に入山した知人の男性に発見された。怪我をした男性は病院に運ばれたが、脳挫傷で約8時間後に死亡した。湯沢署の調べによると、死亡した男性は急斜面を移動中に足を滑らせて、約2メートルの沢に転落、石に頭を強く打ち付けたらしい。詳細はこちらをご覧下さい。(平成15年5月10日 秋田魁新報

2003/05/09   秋田県で軽乗用車とクマが衝突icon   5月5日午後5時50分頃、秋田県秋田市浜田の国道7号線で、軽乗用車を運転中の女性(20)が、左前方から飛び出してきたツキノワグマと衝突した。軽乗用車は左前部が破損、クマは道路を横切って梅林園方向へ逃げていった。体長2メートルほどだった。秋田署ではまだ付近にクマがいる可能性が高いので、住民に注意を呼びかけています。(平成15年5月6日 秋田魁新報

2003/05/09   
第10回「クマを語る集い」参加者募集中icon   今年で10回目を迎えた「クマを語る集い」(主催:『クマを語る集いin蔵王の里・村田町』実行委員会)が、5月31日(土)、6月1日(日)に宮城県クレー射撃場・宮城県狩猟者研修センター研修室(宮城県村田町)にて開催されます(入場料 1,000円)。
 さて、日本の狩猟者人口は昭和45年の約53万人をピークに減少を続け、平成10年には約23万人(狩猟免状交付数)に激減しています。しかも、年々狩猟者の高齢化が急速に進み、全狩猟者の70%以上が50歳を越えるという状況です。国民の多くは知らないことですが、日本の鳥獣保護行政は予算面、実働面で狩猟者に大きく依存しています。まず、狩猟者登録税など狩猟関係税による収益が、各都道府県での鳥獣保護の取り組みに使われています。また、本来は行政が自ら実施すべき有害鳥獣捕獲やクマの奥山放獣(移動放獣)、野生鳥獣の生息数調査など作業を、狩猟者及び狩猟者団体は行政からボランティアに近い条件で委託されています。狩猟者の減少と高齢化は、日本の鳥獣保護行政にも大きな問題となっています。

 今回のクマを語る集い(クマと人との問題を共に考え、学び、情報を発信する集まり)は、クマと人との共存や被害対策の問題、改正鳥獣法の問題点、予察駆除や錯誤捕獲の問題などについて、狩猟者の視点に重きを置いて学び、語り合いたいと考えています。また、米国のモンタナ州立大学生態学部を今年卒業された亀山明子さん(野生生物管理講座)から、「近年のアメリカにおけるクマ問題と対策活動」についてお話ししていただく予定です。

 『クマを語る集いin蔵王の里・村田町』についての
詳細や参加申込みについてはこちらをご覧下さい

2003/05/09   
お知らせicon   熊撃退スプレー「カウンターアソールト」が現在入荷待ちの状態です。今月中には米国から入荷する予定ですので、入荷次第あらためてお知らせいたします。お客様やお取り引き先様にはご迷惑をお掛けして申しわけございませんが、もうしばらくお待ち下さいますようにお願い申し上げます。
 なお、ご予約はお受けしておりますので、よろしくお願い申し上げます。

2003/05/02   
”熊よけキャラメル”問題が決着(北海道)icon   網走市内の製菓卸売業者が製造・販売していた「知床熊よけ牛乳キャラメル」が、道内で波紋を巻き起こしていた問題で、日本広告審査機構(JARO)や地元自治体、市民団体などから改善の指導を受け製造中止となりました。
 平成15年4月30日付の
北海道新聞の記事及びその他の情報によると、「知床熊よけ牛乳キャラメル」は「クマと出合ったら投げつけて」の宣伝文句で昨年から知床周辺の観光地で販売されていました。「熊と出合ったらキャラメルを投げつけてください。命だけは助かります!」というキャッチフレーズとクマのイラストがパッケージに印刷されています。昨年の春から1万箱製造し、知床周辺の土産物店などで販売していたそうです。
 クマと遭遇した時の対処法として、ザックや荷物などを投げ、クマがそれらに関心を持ったすきに静かにその場を立ち去るというのはあります。しかし、クマなどの野生動物に食べ物を投げ与える行為は、「餌づけ」につながり大変問題があるので慎まなくてはなりません。
 そこで、「知床熊よけ牛乳キャラメル」が発売された昨年6月に、知床国立公園がある斜里町環境保全課は「キャラメルを投げたら、『人間は餌をくれる』と思い、逆にヒグマが人に近寄るようになる。人身事故になりかねず、危険」として販売自粛を業者に要請しました。さらに、地域を管轄している網走支庁も「自然環境に影響が出かねない」として業者に改善を求めていました。それに対して業者は営業補償を求めるなど話し合いは不調でした。ところが、消費者からも問い合わせや苦情が道庁や広告審査機構(JARO)等に寄せられ、広告審査機構(JARO)が先月25日に「本当に熊に投げたら危険。混乱をまねく売り方は好ましくないのでは」として、業者から事情を聴くなど反響が広がっていました。
 こうした事態に、業者は「売上を伸ばそうと軽い気持ちだった」「危険性への認識が足りなかった」などとして、商品の回収はしないが今後注文が来ても販売しないとしています。
 確かに「知床熊よけ牛乳キャラメル」は、アイデアとしてはユニークだったかもしれません。しかし、斜里町役場や網走支庁、広告審査機構(JAROなどが指摘しているように、消費者を危険に陥れる可能性もあり、実際に事故が発生した場合にはPL法も絡んでくることでしょう。指導を受け入れ、「クマよけキャラメル」の製造中止を決めた業者の判断は適切だったのではないでしょうか。

         
●参考URL 知床半島のヒグマ安全対策について http://shiretoko.muratasystem.or.jp/1998/98bear/980804a.html

2003/05/01   
岩手県でまた人身被害発生icon   4月30日午後3時半頃、岩手県宮古市田代の山林で宮古市在住の農家の男性(78)が、ツキノワグマに襲われ大けがをした。助けを求求めているのを通行人が見つけ、119番通報した。
 宮古署の調べでは、怪我をした男性は自己所有の杉林で枝払い作業をしていたところクマと遭遇した。クマと格闘となり顔などをひっかかれたらしい。自力で車を運転して逃げる途中、通行人に救助された。(平成15年5月1日 
岩手日報

2003/05/01   
県警がクマの事故に警告(岩手県)icon   岩手県内で4月だけでも2件の人身事故が発生したのをうけ、岩手県警察本部では山に入るときには鈴やラジオを携帯し、単独では入山しないようにと注意を呼びかけている。クマの目撃情報は4月中に3件、平成15年1月以降では8件が県警に寄せられているという。(平成15年5月1日 NHK盛岡放送局ニュース)

2003/05/01   
ヒグマ対策ゴミ箱を市民団体が設置(北海道)icon   ヒグマと人間との共存を目指す市民団体「ヒグマの会」(会長・金川弘司北大名誉教授、会員約200名)が、ヒグマのゴミあさりを防ぐ特製のゴミ箱をメーカーと共同で開発し、4月30日、渡島半島の渡島管内森町島崎の町営キャンプ場に3基設置した。
 金川会長は「ヒグマは生ゴミの味を覚え、人里におりる。死傷事故減には人間側のゴミ管理が大切」と主旨を説明する。ヒグマの会は富山県のメーカーが施策した複数のゴミ箱を、「のぼりべつクマ牧場」(登別市)に置いて実験、改良を重ねた。設置したヒグマ対策ゴミ箱は、鉄製で幅1.2メートル、高さ1.5メートル。正面の扉はレバーを操作しないと開かない仕組み。
 森町の町営キャンプ場周辺の山林はヒグマの出没区域。木製ゴミ箱を設置しているが、利用者によるいたずらがひどく、一部が壊れているほか、周辺の草むらには食べ残しの弁当なども捨てられている。
 新しいゴミ箱の設置について町は「ごみ不法投棄防止を呼びかけるいいシンボルにもなる」と、人間達のマナー向上も期待している。(平成15年5月1日 
北海道新聞

コメント)新聞では報道されていませんが、このクマ対策ゴミ箱は長野県軽井沢町の民間企業・「(株)星野リゾート・ピッキオ」が民間会社に委託して試作品を作成し、のぼりべつクマ牧場の協力を得て同牧場に試験的に設置した経緯があります。なお、クマ対策ゴミ箱の製造に関しては、北米で実際に製造販売されているクマ対策ゴミ箱の資料を星野リゾート・ピッキオに提供するなど、弊社も貢献しておりました。

2003/05/01   
福島県で人身事故発生icon   4月29日午前8時頃、福島県福島市庭坂の山林で、栃木県足利市弥生町の女性(66)がクマに襲われ、顔や背中などに重傷を負った。同行者が119番通報し、女性は福島市内の病院に運ばれた。
 福島署の調べでは、クマは体長約1メートルで子グマらしい。被害者の女性が福島市内に住む知人と2人で山菜取りをしていたところ、背後から襲われたという。(平成15年4月30日 
朝日新聞

2003/05/01   
群馬県で人身事故発生icon   4月29日午前10時5分頃、群馬県六合(くに)村入山の山林で、草津町草津の男性Tさん(65)と、同町内の別の男性(65)がクマに襲われたと110番通報があった。Tさんは首を引っ掻かれ、膝もかまれるなどの重傷を負い、別の男性も足をかまれて軽傷を負った。
 群馬県警長野原署の調べでは、2人は暮坂峠を通る県道から約1.5キロほど入った山林で朝から山菜とりをしていたという。前を歩いていたTさんが突然現れた体長1メートルぐらいのクマに襲われた。別の男性が棒で追い払おうとしたところ、足首をかまれたという。(平成15年4月30日 
朝日新聞

2003/05/01   
岩手県で民家にクマ出没icon   4月28日、岩手県水沢市黒石町にクマが出没したと、水沢保健所に連絡があった。水沢署は広報車で警戒を呼びかけている。
 水沢市によると、4月26日午後11時すぎに民家裏の納屋にクマが出没。物音に気付いた家人がクマを目撃。小型のクマで納屋内のリンゴを食べて立ち去ったという。
 現場は正法寺の北方で、民家が点在する山間地帯。目撃現場から数キロ離れた黒石小学校、羽田小学校では普段から集団下校しており、担任を通じて児童に注意を呼びかけた。(平成15年4月29日 
岩手日報

2003/05/01   
人身被害発生(岩手県)icon   4月26日午前9時頃、岩手県大迫町内川目の山林で、山菜取りに出かけていた町内の男性(77)が子連れのツキノワグマと遭遇した。親グマに襲われ右頬を爪でえぐられるなどの怪我を負い、盛岡市内の健康時救急センターに運ばれた。
 現場はかに沢とよばれる沢沿いで、民家から徒歩で20分ほど山側に入った場所。男性は親グマに襲われながらも足蹴りするなど反撃した。クマが逃げたのを見計らって自力で帰宅し、隣家の人が119番通報した。
 花巻署と地元猟友会などは、通報を受けて付近をパトロールしたが、男性を襲ったと見られるクマを発見できなかった。(平成15年4月27日 
岩手日報

2003/05/01   
飼育員がライオンに襲われ死亡icon   4月23日午後5時15分頃、大分県安心院町の九州自然動物公園・アフリカンサファリで、飼育員の男性(60)がライオンにかまれたと警察に通報があった。男性は胸や腹などをかまれ、まもなく失血死した。同園は当面営業を中止する。
 県警宇佐署や園によると、ライオンは「第4セクション」で飼育している。午後4時45分頃、別の飼育員が、ライオンが突然走り出すなど異常行動を起こしているのに気付いた。5,6頭が群れている場所があり、飼育員2人が四輪駆動車で追い払ったところ、男性が倒れていた。(平成15年4月24日 
朝日新聞

2003/05/01   
秋田空港付近にクマ出没icon   4月5日午前6寺50分時頃、秋田県大内町羽広の杉林で、クマが歩いているのを近所の女性が発見した。秋田県本庄署によると、クマは成獣と見られる。出没したのは女性宅から約30メートル離れた杉林で、林の奥に向かって歩いていた。(平成15年4月6日 秋田魁新報社

2003/05/01   
秋田空港付近にクマ出没icon   3月30日午前10時頃、秋田県雄和町の秋田空港の西側に近接する県立公園ファミリーピクニックゾーンの噴水付近にクマが1頭いるのを散歩中の女性が見つけ同公園管理事務室に届け出た。
 秋田署によると、クマはまもなく空港と反対側の山中に入った。同署がパトカーで注意を呼びかけるとともに、町役場や地元猟友会も警戒にあたっている。(平成15年3月31日 
秋田魁新報社

2003/04/23   
惜しまれる原宿の同潤会青山アパートの取り壊しicon   75年の間、東京・原宿の景観を担い続けてきた同潤会青山アパートが、老朽化とビルの建て替えのために、4月25日から取り壊し工事が始まる予定です。青山アパートは1927年(昭2)に政府系財団の同潤会が建設したもので、鉄筋コンクリート造りで水洗トイレが完備され、大変話題を呼んだ。レトロな雰囲気を残したツタの絡まる同アパートは、ケヤキ並木と一体化して景観にとけ込み、原宿の人気スポットの一つとして、多くの人々に愛され続けてきた。
 日本建築学会などは建造物の保存を訴えたが、渋谷区は今年3月、再開発の都市計画を決定した。

2003/04/20   
「星野道夫の宇宙」展開催icon   東京の松屋銀座では、4月23日〜5月5日まで展覧会「星野道夫の宇宙」を開催します。
 1996年8月、国際的な写真家・星野道夫さんはTBSテレビ「動物奇想天外」の取材中にヒグマに襲われ、不慮の死を遂げました。彼はアラスカを拠点に20年間にわたり極北の自然や野生動物たち、そしてそこに生きる人々の暮らしなどの素晴らしい、そして貴重な写真を撮り続けました。本展では未発表の作品とこれまでの代表作など約280展を一同に展覧いたします。ぜひご覧下さい。
 なお、入場料は一般が1200円、高校・大学生が900円、中学生以下は無料です。展覧会「星野道夫の宇宙」の問い合わせは、電話03-3567-1211まで。

2003/04/17   はなまるで熊避けスプレーが紹介!icon   17日午前8時30分から放送になった、”はなまる”でお馴染みのTBSテレビの超人気情報バラエティ番組・『はなまるマーケット』で、弊社が輸入販売している熊撃退スプレー「カウンターアソールト」が紹介されました!
 最初に”早見 優「世界に発信! こちらUNN」”で、8000m級の山に登頂成功した、最高齢者の世界記録保持者・内田敏子さん(71歳)が、レポーターのTake2から紹介されました。その後の「ついでに発信」のコーナーでは、「必見 絶対必要なハイキング」と題して、ハイキングに持っていくと便利なグッズが紹介されました。その中で、山でクマに遭遇したときにあると便利だとして、熊撃退スプレー「カウンターアソールト」が、同じくTake2に紹介されていました。どうもありがとうございました。(^_^)V

 春はクマによる人身故が、1年のうちで最も発生しやすい時期です。ハイキングや山菜採り、タケノコ採りや渓流釣り、登山などでクマの棲息地に行かれる方は注意することが必要です。

2003/04/17   
改正鳥獣保護法についてicon   「鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律」が改正され、名称が「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」に変更されました。そして、平成15年4月16日より施行になりました。

 改正された主な点は、「狩猟免許に係る障害者の欠格事由の見直」、「条文のひらがな書き・口語体への変更」、「水鳥の鉛中毒の防止のための指定猟法禁止区域制度の導入」、「山野への捕獲した鳥獣の放置の禁止」、「鳥獣の捕獲種数の把握」(狩猟者・捕獲等許可者の捕獲数等の報告の義務付け)、「違法捕獲への対応」(違法捕獲鳥獣の飼養の禁止)、「捕獲許可手続きの合理化」(鳥獣保護法の捕獲許可と種の保存法の捕獲許可手続きの合理化)などです。それから、これまで法令上は鳥獣法の対象として扱われてこなかった(保護の対象から外されていた)、タマちゃんを含む一部の海棲哺乳類(ニホンアシカ、アザラシ類、ジュゴン)や、ネズミ・モグラ類(ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミは除外されます)について、ようやく法の対象として扱われることになりました。詳細につきましては、
環境省のホームページに4月15日にアップされた、「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律の施行について」をご覧下さい。

 なお、「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律の施行についてにはPDFファイル形式で、「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」・「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律施行令 」・「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律施行規則 」・「鳥獣の保護を図るための事業を実施するための基本的な指針(基本指針)」が載っています。

2003/04/17   
「旅」のように登山を楽しみたいicon   4月10日発売の『BE-PAL』5月号(小学館)に、弊社の広告を掲載しております(p178)。お買い求めの際にはぜひご覧下さい。
 今月号のBE-PALは、山登りを「旅」として楽しむための『あのすばらいい「山登り」をもう一度!』という、とてもユニークな特集を組んでいます。サブタイトルは、”知的で刺激的な山へのアプローチ、研究してみました” です。高度や記録への呪縛から自らを解放し、「旅」のようなに楽しむ登山に興味のある方は、是非ご一読下さい。特別付録として「クリエイティブ・マウンテン・トレイル・ガイドブック」が付いています。

2003/04/10   
書籍案内icon   『ルポ・日本の生物多様性−−保全と再生に挑む人びと』(平田剛士・著/地人書館/1,800円)がこのほど出版されました。以下は本書の紹介記事からの転載です。
  「21世紀は環境の世紀」と言われています。昨年末の自然再生推進法の成立や1997年の河川法の改正など、行政や立法機関にも方向転換の兆しが見え、環境NGOの活躍もめざましく、その提言を行政が環境保全のシステムとして実現するパターンも増えてきつつあります。多くの問題を抱え、試行錯誤をしながらではあるものの、過去に損なわれた自然環境を取り戻し、生物多様性の保全のための取り組みが、各地様々なやり方で始まっています。
 本書は、こうしたたくさんの動きのうちのいくつかのケースをルポルタージュしたものです。一部の地域では実際に機能し効果を上げ始めているワイルドライフマネジメント(野生動物保護管理)の取り組みや、失敗を恐れずむしろ失敗を糧に最善の結果にたどり着こうとするアダプティブ・マネジメント(順応的管理)の手法を用いて始まった蛇行河川復元の試みなど、九つの国内事例を紹介した後で、最終章では、環境先進国ニュージーランドから、その地域の自然、生物多様性を持続的に保全していくための鍵として、「サステイナブル(持続可能)な管理」の取り組み例を報告し、わが国がめざすべき保全のあり方を提案します。「人は野生動物とどうつきあうべきなのか−−」このテーマを追いかけ、取材を続けてきたルポ記者の渾身の1冊、関連分野の基礎事項の理解にも役立ち、入門書としても最適です。ぜひご一読ください。
 なお、本書は10のルポルタージュで構成されていますが、ルポ8はヒグマの問題に触れています。内容は次の通りです。『◆猛獣マネジメントいたします 〜自己防衛と春期捕獲に託すクマとの共存(ヒグマ552頭、ヒト53万人/ヒグマ対策マニュアル/害獣か保護獣か/専守防衛? それとも先制攻撃?/鍵は雄グマの捕獲数/キムンカムイ)』

2003/04/10   
クマが劣化ウラン弾を処理!?icon   平成15年4月10日付朝日新聞の文化欄に、劣化ウラン弾を処理している巨大なクマの写真が載っていました。実はこれ、茨城県水戸市の水戸美術館で開催中の、現代美術家・椿昇氏が企画した『国連少年』展の1コマで、高さ5メートルのビッグ・テディーベア型劣化ウラン処理装置といった作品。このクマさんは会場を震撼させる轟音を発しながら劣化ウラン弾を飲み込むそうです。また、その目は放射線のためか赤く充血しているとも、新聞には書かれていました。クマの姿は大友克洋氏のコミック『AKIRA』に登場する、巨大なクマのぬいぐるみのようでもあります。平和維持を視覚的に表現しているクマなのに、どこか痛々しいような、そんな印象を受けました。ビッグ・テディーベアは下記のホームページで見ることができます。
 椿昇『国連少年』展は6月8日まで、茨城県水戸市五軒町の水戸美術館(TEL 029-227-8111)で開催されます。毎月曜日と5月6日休館。5月5日は開館。詳細は下記のホームページをご覧下さい。(平成15年4月10日 朝日新聞)

              
●水戸美術館の公式ホームページ http://www.soum.co.jp/mito/atm-j.html

2003/04/10   
カスタムナイフショーicon   第20回JCKMカスタムナイフショーが下記の日程で開催されます。なお、両日ともカスタムナイフが当たる抽選会があります。また、珍しいビル・クロンクのナイフ(タイアーツコレクション所蔵)を多数展示します。ぜひこの機会に素晴らしいカスタムナイフの数々をご覧下さい。

          第20回JCKMカスタムナイフショー
          日時:2003年4月12日・13日 AM11:00~17:00 (13日は16:00まで)
          場所:銀座ソニービル8階ソミドホール 問い合わせ:JCKM事務局 03-3939-0053 (会期中は03-3289-8152)

2003/03/27   臨時休業のお知らせicon   4月1日(火)〜2日(水)は事務所移転(住所は変わりません)と電話工事などのために、業務をお休みさせていただきます。お客様には大変ご迷惑をお掛けいたしますことをお詫び申し上げます。どうか宜しくお願い申し上げます。

2003/03/27   
クマ遭遇情報icon   兵庫県在住のK氏から寄せられた情報です。今月に入って兵庫県千草の空山という場所で、クマと思われる獣から吠えられたそうです。3月になると、山ではツキノワグマが活動を始めています。クマの生息地に行かれる方は注意が必要になります。

2003/03/27   
イノシシ被害の対策本が出版icon   弊社にはイノシシやシカ、ニホンザルの被害についての相談も寄せられますが、イノシシ対策の本 江口祐輔・著『イノシシから田畑を守る』〜おもしろい生態とかしこい防ぎ方〜が出版になりましたのでご紹介します。なお、農文協からは『生かして防ぐクマの害』(米田一彦・著)や『山の畑をサルから守る』(井上雅央・著)も出版されています。

          
『イノシシから田畑を守る』〜おもしろい生態とかしこい防ぎ方〜
           江口祐輔・著  (社)農山漁村文化協会・出版(TEL:03-3585-1145, FAX:03-3585-3668) 定価:1,850円(本体価格:1,762円)


2003/03/17   
クマ本ライブラリーicon   クマに関連する本を集めた「クマ本ライブラリー」に蔵書が増えました。タイトルは『MOUNTAIN BEARS 』(洋書)です。情報をお寄せいただいた仲村昇さんからは、「北米のクロクマとヒグマの一年を美しい写真と文章で紹介しています。アメリカクロクマの幼獣は生まれてから数ヶ月は青い目をしており、その後徐々に茶色になることや、クロクマの足裏の皮は冬眠中にはがれて更新されることなど、知らなかった事実も写真で紹介されていました。」との感想が添えられています。貴重な情報をお寄せいただきましてありがとうございます。

2003/03/17   
クマとアユの甘い関係icon   3月12日にエイベックスから、浜崎あゆみさんのニューアルバム『BALLARDS』が発売になりました。そのアルバムのジャケットの写真に、可愛いテディベアが写っています。1枚の写真には、2頭のテディベアがつながれたチェーンを、浜崎あゆみさんがブレスレットのように手首に巻き付けています。別の写真には大きめのテディベアがポシェットのように肩からチェーンでぶら下がり、浜崎あゆみさんと一緒にソファーに座っている写真です。

2003/03/17   
クマと柿の甘い関係icon   東京都にも野生のツキノワグマが生息していることをご存じでしょうか?実は数十頭のツキノワグマが、約1200万人の人口を抱えている東京にも棲んでいます。数々のマスコミで報じられ、昨年話題を呼んだ東京都奥多摩町役場が企画したイベント「柿もぎ隊」に関して書かれた記事「クマと柿の甘い関係」が、現在発売中の『山と渓谷社』(山と渓谷社)3月号(p179~185)に掲載されています。記事には東京奥多摩に生息するツキノワグマの生態や、住民との軋轢などの問題、クマと人との共存策に取り組み人々の活動などについても報告されています。クマをきっかけとした町のイベントに、1,000人を越える応募者が殺到して主催した町役場を慌てさせる時代となりました。興味のある方はぜひ『山と渓谷社』3月号をご覧下さい。

2003/03/13   
クマ本ライブラリーicon   クマに関連する本を集めた「クマ本ライブラリー」に蔵書が増えました。タイトルは『命のいとなみ 下北半島のツキノワグマ物語』(東奥日報社・刊)です。「ツキノワグマの親子3頭がたわむれる姿、子グマ2頭の愛くるしい様子をはじめ、ヒバ原生林、北限のニホンザルなど豊かな自然をレンズがとらえた。本文ではクマの追跡から出会いまでの苦労、数メートルまで接近し観察した様子を詳細に記録・観察し、時には情緒深くつづった。」、と東奥日報社のウェブサイトには次のように紹介されています。
 なお、『命のいとなみ 下北半島のツキノワグマ物語』の情報をお寄せいただきました、岩手県在住の
漆山さんのウェブサイト「たらぼう倶楽部」には、クマと遭遇したときのたくさんの貴重なレポートが掲載されています。是非こちらもご覧下さい。

2003/02/21   SECURITY SHOW 2003 開催MagLight icon   3月4日(火)〜7日(金)まで東京ビッグサイトにて、日本経済新聞社主催の「SECURITY SHOW 2003」が開催になります。「SECURITY SHOW 2003」は防犯・安全管理に関する機器・システム・サービスが一堂に紹介される、セキュリティ・安全管理分野では国内で最大規模の展示会です。今回は過去最大規模の164社(438小間)が参加。各社が新製品や主力製品を展示し、家庭・個人向けから店舗・オフィス、街づくりにいたるまでの防犯・安全対策を提案します。
 会期中の併設セミナーでは、「侵入盗に狙われない防犯住宅を探る」「セキュリティ産業・警備業の今後」「空港のセキュリティ」と題した、セミナーも実施します。本展の会場となる東3ホール入口で、「警備ロボット」「家庭向け留守番ロボット」展示され、来場者をお迎えするそうです。「安心・安全な街づくり」をテーマに、11回を迎える国内最大のセキュリティ・安全管理総合展へ、是非ご来場ください。尚、入場料が無料になる事前登録(3月3日まで)などをWebサイトで受け付けています。
詳細はこちらをご覧下さい。

         
SECURITY SHOW 2003の公式ホームページ http://www.securityshow.jp/

          併設席内のご案内
          ■3月5日(水)14:00-17:00
          「侵入盗に狙われない防犯住宅を探る」
          〜防犯環境設計をベースに住宅建材を考える〜
          企画協力:セキュリティ産業新聞社

          ■3月6日(木)14:00-17:00
          「セキュリティ産業・警備業の今後」
          〜自己防衛時代の新たなセキュリティ・ビジネス〜
          企画協力:日本実務出版

          ■3月6日(木)14:00-17:00
          「空港のセキュリティ」
           〜不法出入国管理及びテロ侵入阻止対策最前線〜
           企画協力:セキュリティ産業新聞社

           セミナーのお申し込み・詳細はこちらから: 
http://www.shopbiz.jp/contents/SS/12_036.phtml

2003/02/19   
クマ本ライブラリーicon   クマに関連する本を集めた「クマ本ライブラリー」に蔵書が2冊増えました。1冊は「熊から王へ」(中沢新一・著/講談社)で、もう1冊は「神様」(川上弘美・著/中央公論社)です。詳細はこちらをご覧下さいupdate.gif

2003/02/19   
第9回日本野生動物医学会大会icon   2003年6月26日(木)〜6月29日(日)の日程で、第9回日本野生動物医学会大会が琉球大学農学部ならびに大学会館で開催になります。6月29日に開特別講演が開かれ(一般公開・入場無料)、演題は「琉球列島と東南アジアの動物相」で講師は安間繁樹氏(JICA派遣専門家)です。またエクスカーションとして、6月29日夕刻より一泊で「ヤンバルクイナ探鳥会(30日早朝)と沖縄美ら海水族館見学 (30日)」を予定。詳細はこちらをご覧下さい。

2003/02/17   自民党の議員連盟が環境省に猟銃規制緩和迫るicon   シカやイノシシなどに田畑が荒らされる被害を防ぐにはハンターを増やす必要があると、自民党の農林業有害鳥獣対策議員連盟が、狩猟免許や銃所持の規制緩和を環境省などに求めています。議員連盟の要求は、(1)鳥獣保護法に基づく狩猟免許の有効期間を、現行の3年から5年に延長。(2)銃刀法によるライフル銃の所持許可条件を「10年の散弾銃所持実績」から「5年の散弾銃所持実績」に短縮などです。
 農林水産省によると、野生鳥獣による食害などの農作物被害は2001年度で約16万2000ヘクタールに上る(シカ4万ヘクタール、イノシシ1万7000ヘクタールなど)。また、有害鳥獣駆除を担うハンター人口は減少がすすんでいる。社団法人大日本猟友会(東京都千代田区九段下)によると、狩猟免許数は2000年度で約21万と1970年度の約4割に落ち込み、当時10%だった60歳以上のハンターが占める割合も39%と高齢化が進行している。
 自民党・農林業有害鳥獣対策議員連盟の幹事長で社団法人大日本猟友会顧問の宮路和明衆議院議員(鹿児島県第3区)は「農林被害は全国各地で深刻化している。狩猟免許を持つ人は減り続けており、対策が必要だ」と話しています。
 ただし、許可されているライフルの数だけは1992年の約33,000丁から、2002年は約41,000丁に増加しています。1994年に米国留学中の長男を強盗の銃撃で亡くした「ストップ・ガン・キャラバン隊」の砂田向壱代表は「盗難の心配もあり、増えた銃がその後どう使われるか分からない。レンジャーを増やすなど他にうつべき手があるはずで、遺族の立場からすると不快だ」と反発しています。
 また、市民団体「地球生物会議」の野上ふさ子代表は「いまの若い人たちにとって狩猟は魅力がなく、規制を緩和してもハンターが増えると思えない。動物が田畑を荒らすのは山の生態系が崩れたから。きちんと予算を付けてその実態を調査し、対策に取り組むのが先決」と話しています。
 議員連盟の要求に対して関係省庁は次のような立場をとっています。農林水産省は「引き続き農作物被害対策に取り組んでいく」としています。鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律(鳥獣保護法)を所管している環境省は「警察庁と協議して対応を検討したい」としています。銃砲刀剣類所持取締法(銃刀法)を所管している警察庁は「ライフルという極めて殺傷力が強い武器の所持を拡大することには慎重にならざるを得ない」としています。(平成15年2月16日 岩手日報)

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 自民党の農林業有害鳥獣対策議員連盟が指摘している、狩猟者人口の減少(狩猟者登録数は昭和45年の53万人をピークに平成11年度で約20万人に減少)と狩猟者の高齢化が、とても深刻な問題となっているのは事実です。しかし、狩猟者人口の減少やハンターの高齢化と後継者不足の原因について、社団法人大日本猟友会は会報で自ら次のように指摘しています。まず、狩猟に係る手数料や税金が高額であること。狩猟鳥獣が減少していること。狩猟者登録や更新手続きが面倒であること。狩猟場所が減少していること。自然保護団体や愛護団体からの批判による狩猟のイメージの悪化。レジャーの多様化や銃の所持・保管の規制が厳しい等。すなわち、これらの諸問題が解決されない限り、狩猟免許や銃所持の規制緩和をしても狩猟者人口の減少やハンターの高齢化と後継者不足に歯止めをかけることは無理ではないでしょうか。さらに、10年以上の経験を持つ狩猟のベテランが、夜間に公道で移動中の自動車から散弾銃を発砲し、飼い犬を射殺するような現状では、規制緩和よりもハンターの質の向上を図ることの方が優先されると思います。お断りしておきますが、私も実猟の経験を持った社団法人大日本猟友会の会員です。

 銃所持の規制緩和によってハンターを増やしても、銃器による事故や違反が増えるばかりで、野生鳥獣の被害は減少しないと思います。私はライフル銃を所持しておりませんが、有害鳥獣駆除に限るならばライフル銃は不要ではないでしょうか。イノシシやシカ、クマやニホンザルなど野生動物による農作物被害は、田畑や果樹園などで発生しています。ライフル弾の最大到達距離は約数千メートルもあり(有効射程距離ではない)ます。狭少な日本(特に本州、四国、九州)では、このような遠距離について人畜などが完全に不在であるような地形は少く、田畑や果樹園などでライフル銃を発砲することは大変危険を伴うといえます。イノシシやシカ、クマの駆除であれば散弾銃で十分ではないでしょうか。さらに、12番の散弾銃であればゴム弾や花火弾といった、非殺傷的な威嚇弾を使用することも可能です。(参考文献:警察庁保安部・監修「猟銃等取扱読本」/東京法令出版)

 例えハンターを増やしても、シカやイノシシなどに田畑が荒らされる被害を防ぐ効果はあまり期待できないでしょう。なぜならば、有害駆除は被害防除対策の選択肢のひとつでしかないからです。被害が発生した原因を科学的に調査するとともに、被害に応じて効果的な被害防除対策を適切に実施し、その結果を検証することが現在求められているからです。ハンターが増えても被害は減りません。猟友会に依存し過ぎたこれまでの行政の取り組みが、適切な被害防除対策の実施を遅らせてしまい、結果的に野生鳥獣の被害を増加させたともいえます。
 野生鳥獣と人との軋轢は縄文の昔から延々と続いており、その時代時代で様々な方法が用いられてきたはずです。現在では非殺傷的な被害防除対策として、電気柵・威嚇弾・忌避剤・音響柵等が用いられています。その他にも、クマについては移動放獣や犬を用いた追い払い法、宮城県内のハンターと民間団体が実施して一応の成果を上げている「クマの畑」(クマ専用のデントコーン畑を耕作して他の畑への被害を防ぐ方法)、社団法人桐生猟友会が行政や林業団体と一緒に実施している代換餌を用いたツキノワグマの剥皮被害対策(米国ワシントン州で実績がある方法)、ゴムテープやビニールテープ巻による剥皮被害対策、和歌山県内のNGOが実施して成果を上げて
いる堅果類の植樹によるクマ被害防除対策(岩手県紫波町も町の事業として平成14年度から実施)など様々な取り組みが全国各地で実施されています。
 失礼を承知で申せば、自民党の農林業有害鳥獣対策議員連盟の方達はあまりにも勉強不足ではないでしょうか。

 野生鳥獣被害を減らすためには、 私であれば次のような提案を行います。(4)が実現すれば、結果的に数千人の狩猟免許所持者が増加することになります。
 (1) 「狩猟と有害駆除の分離」 趣味の狩猟と公共目的の有害鳥獣駆除は、法制度的に明確に分ける。(2)「行政組織の新設」  国及び各自治体は北米の野生動物保護管理局のような専門の行政機関を新たに設置し、野生鳥獣と生息地の保護管理(調査・研究・被害防除・加害獣の特定・有害鳥獣駆除・教育普及・狩猟の監視と取り締まり・生息地の保全や国立公園の管理と運営・人材育成)等を専門知識と経験を備えた専従職員が行う。(3)「エキスパートの養成」 科学的な知見を基にした野生動物保護管理や野生鳥獣の生態等を学び銃器の取扱と射撃に精通した、野生鳥獣被害防除対策専門のハンター(公務員待遇)を国や自治体は養成し、被害防除対策にあたらせる。(4)「新システムの構築」 国及びその出先機関、都道府県及びその出先機関、市町村役場で野生鳥獣保護管理の仕事に従事する職員には、野生動物保護管理についての専門知識を持ち、狩猟免許を所持した者しか従事できないシステムを構築する。
(有限会社アウトバック 代表取締役 藤村正樹)

2003/02/17   ツキノワグマ保護管理計画の公聴会開催(岩手県)icon   岩手県は2月14日、盛岡市の県民会館にてツキノワグマ保護管理計画についての公聴会を開き、意見陳述者全員が本計画に賛成しました。これにより、岩手県は平成14年度内にツキノワグマ保護管理計画を策定することになりました。
 岩手県市長会(会長:桑島博盛岡市長)など七団体の代表が意見を陳述。岩手県農協中央会(会長:瀬川理右エ門)は「クマは農作物被害を引き起こすが、一方的な駆除ではなく保護と被害防止を両立することが大切だ」と、ツキノワグマ保護管理計画について評価しました。また、岩手県ツキノワグマ研究会(代表:赤塚謙一)は「個体数減少の歯止めが必要だ。幼獣(子グマ)捕殺を認めないならば、受け入れ先案が欠かせない」と注文しました。
 岩手県が策定したツキノワグマ保護管理計画の主な内容は、クマ個体数管理のため県内の年間捕獲上限数を160頭と設定。人身被害があった場合など緊急時に限り、市町村が捕獲許可を出すことができます。(平成15年2月15日 岩手日報)

          
■関連情報 ・クマ捕獲・緊急時に限り市町村へ裁量(2003年1月16日)
                ・
第4回ツキノワグマ保護管理対策検討委員会(2003年1月10日)
                ・
クマ捕獲権限委譲は見送られる!?(2002年11月21日)
                ・
岩手県はツキノワグマ駆除の許可権限を市町村に委譲か!?(2002年11月11日)
                ・
岩手県町村会がツキノワグマ駆除許可の権限委譲を県に陳情(2002年11月11日)
                ・
特定鳥獣保護管理計画(案)の検討会開催(2002年9月6日)
                ・
クマの生息域が拡大(2002年8月8日)
                ・
平成13年度ツキノワグマ保護管理対策検討委員会開催(2002年8月8日)


2003/02/17   
飼い犬を散弾銃で射殺した犯人逮捕(山形県)icon   山形市の農道で2月13日午後7時40分ごろ、散歩中の飼い犬が散弾銃で射殺された事件で、山形署は14日に銃刀法違反と狩猟法違反などの容疑で、山形市七浦の大工佐藤忠志(60)、山形市十文字の建築業東海林勝男(64)の二容疑者を逮捕した。佐藤容疑者らは、「キツネと間違えて撃った瞬間、犬の鳴き声がし、飼い主の姿も見えたので怖くなって逃げた」などと供述している。
 山形署の調べでは、佐藤容疑者らは13日午後7時40分ごろ、山形市漆山の農道で、農協職員S(50)さんがひもを付けず連れて歩いていた飼い犬を、自動車から散弾銃で射殺した疑い。佐藤容疑者が助手席から散弾銃を発砲した。
 狩猟法(鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律)は日没後の狩猟を禁じているが、二人は巣に帰るカモを狙い、たびたび夜に狩猟に出かけていたという。二人は狩猟仲間で、ともに十年以上の狩猟歴があった。(平成15年2月15日 岩手日報)

                
関連記事 朝日新聞・山形版 http://www.asahi.com/national/update/0214/042.html

コメント:狩猟法(鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律)で認められている狩猟期間は、北海道以外では毎年11月15日から翌年2月15日までとなっています。ただし、マガモ、カルガモなどのカモ類を捕獲する場合にあっては、毎年11月1日から翌年1月31日までとなっています。また、狩猟法では危害の防止、第三者の権利保護及び狩猟鳥獣の保護繁殖などの目的から、狩猟ができる場所の制限が様々設けられており、一般公衆の通行の用に供せられている公道での鳥獣の捕獲は禁止されています。さらに、危険防止のために猟法の制限が定められており、日出前又は日没後の狩猟は禁止されています。そして、運転中の自動車から銃器を使用することも禁止されています。
 今回のケースのように、2月13日の日没後にカモ猟に出かけ、公道を走行中の自動車の車内から散弾銃を発砲した行為は、狩猟法に関しては少なくとも4つの違反をしていると考えられます。
 また、銃砲刀剣類所持取締法(銃刀法)では、「狩猟」「有害鳥獣駆除」「標的射撃」の目的以外での銃器の持ち出しが禁じられています。容疑者が日没後のカモ猟の目的で散弾銃を保管場所から持ち出していたとすれば、(密猟は狩猟と認められていないので)明らかに法で定められた「目的」外の行為なので銃刀法違反となります。
 飼い犬を射殺する行為が、法的には「器物破損」となるのには少し驚きました。しかし、目の前で愛犬が理由もなく散弾銃で射殺された被害者やその家族にとって、その精神的なダメージはどれほど大きいものでしょうか。愛犬家にとって飼い犬は大切な友人であり、家族でもあります。その悲しみを考えても、容疑者達の犯した罪は大きいと思います。


2003/02/17   
走行中の車内から散弾銃で飼い犬を射殺(山形県)icon   2月13日午後7時40分ごろ、山形県山形市漆山の農道で、その近くに住んでいる農協職員S(50)さんが飼い犬(雌1歳7ヶ月、柴犬の雑種)を連れて散歩中、前から接近してきた自動車から、すれ違いざまに散弾銃を発砲されて飼い犬を射殺されました。車はそのまま逃走した。山形署が銃刀法違反、器物破損事件として捜査中。Sさんには怪我はありませんでした。
 山形署によると、Sさんは飼い犬にひもを付けず、約7メートル離れて散歩をしていました。農道は幅約2メートルで、前方から車が来たためSさんが「止まれ」と犬に声をかると、飼い犬は田んぼで立ち止まっていた。車は最初にライトを点灯していたが、途中からライトを消して接近してきた。立ち止まっていた犬と車がすれ違いざまに突然散弾銃で撃たれた。車には男が2人乗っており、犬は助手席側から撃たれたが、付近は街路灯がないため暗く、車の色や特徴、人相などははっきりと分からなかったそうだ。現場は山形市北部の人通りのほとんどない田園地帯。(平成15年2月14日 岩手日報)

2003/02/14   
ITT社がナイトビジョンビューワー第二世代の製造を中止icon   既にお伝えしておりましたが、米国のiTT社は高性能な夜間暗視装置(ナイトビジョンビューワー)の第二世代(民間モデル)の製造を中止すると、日本の輸入代理店に通達しました。したがいまして、現時点で国内に在庫している分しか販売できなくなりました。製造が中止になったことで、製品供給の見込みは断たれました。輸入代理店の話しでは、ナイトクエストNQ-150,222が各数台国内に在庫有りとのことです。購入を希望されている方は至急弊社までお問い合わせ下さい。

2003/02/14   
テディベア生誕100周年展を神戸で開催(兵庫県)icon   昨年から全国各地で開催されて大変好評の『テディベア生誕100年展』(主催:テディベア生誕100年展実行委員会、財団法人日本玩具文化財団、後援:ドイツ連邦共和国大使館、文部科学省、日本赤十字社、他)が、2003年2月11日〜3月16日まで神戸阪急ミュージアム(神戸ハーバーランド 神戸阪急6階)で開催されています。開演時間は午前10時〜午後7時(土・日は午後7時30分。最終日は午後4時30分まで)、入館料は一般(高校生以上)600円、小・中学生と65歳以上のかた 300円です。詳細は神戸阪急(電話078-360-1231)までお確かめください。

2003/02/14   
山口県で(クマ)特定鳥獣保護管理計画のパブコメ募集中(山口県)icon   山口県では特定鳥獣(ツキノワグマ)保護管理計画(案)のパブリックコメントを募集中です。山口県が公表している資料は「特定鳥獣(ツキノワグマ)保護管理計画(案)の概要」と「特定鳥獣(ツキノワグマ)保護管理計画(案)」です。閲覧方法は1.ホームページ、2.文書閲覧(県庁情報公開コーナー、各地方県民相談室、県庁環境生活部自然保護課、各農林事務所)です。意見の募集期間は平成15年2月1日(土)から平成15年2月28日(金)必着です。4 意見の提出先、提出方法、提出様式は以下の通りです。詳細については山口県環境生活部自然保護課自然・野生生物保護班(TEL:083-933-3050)までお願いいたします。

         (1)意見書(パブリックコメント)の提出先
           山口県環境生活部自然保護課自然・野生生物保護班
           山口県山口市滝町1-1 TEL:083-933-3050

         (2)提出方法(次のいずれでもかまいません)
           郵送
           FAX:083-933-3069
           電子メール: a15600@pref.yamaguchi.jp

         (3)提出様式
            様式は任意ですが、住所、氏名、電話番号は必ず記載してください。
            意見の内容以外は公表しません。

          参考ホームページ 山口県・特定鳥獣(ツキノワグマ)保護管理計画(案)に対する意見の募集について
                   
http://www.pref.yamaguchi.jp/gyosei/shizen/tyojyu_hogo/index.htm

2003/02/07   
多摩動物公園でクマのイベント開催(東京)icon   1月6日に既にお伝えしておりますが、2月9日(日)午前9時30分から午後15時にかけて、東京都多摩動物公園(園長/小川泰和)では日本クマネットワーク(代表/青井俊樹)と共同でクマの生態・現状を紹介し、人間との共存について考える催し「クマってどんな動物?人とクマとの関係を探る」を開催します。
 その中で有限会社アウトバックもミニ講習会「山でクマに出会わない方法をそっと教えます」を、2月9日(日)の午前中に2回と午後1回行いますので、興味のある方は多摩動物公園にお越し下さい。当日は、トレーニング用の熊撃退スプレー(唐辛子成分が入っていない、無味無臭で人体に安全なガスが注入されている)を参加者に噴射してもらったり、弊社が編集・制作したクマ対策ビデオの上映などを行う予定です。当日の開催場所と開催時間は次の通りです。イベントについては多摩動物公園にお問い合わせ下さい。

         「山でクマに会わない方法そっと教えます」 アウトバック 藤村正樹
         参加方法 自由参加
         開催場所 @アジア園シフゾウ広場
              Aウォッチングセンター 動物ホール
         開催時間 @10:30、11:30の2回 
              A15:00
         内容   サブタイトル:クマによる人身事故防除対策。
              クマ撃退スプレー(トレーニング用カプサイシンを含まないもの)の噴射デモンストレーションなど。

         お問い合せ 多摩動物公園
               東京都日野市程久保7-1-1
               東京都多摩動物公園 飼育課普及指導係
               電話:042-591-1611(代)


2003/02/07   
猿害対策をホームページで紹介(三重県)icon   三重県農林水産商工部のウェブサイトで、農業のページに猿害の知識や猿害対策の情報、サルの出没マップが掲載されています。行政のこのような取り組みは高く評価したいと思います。興味のある方はこちらをご覧下さい。

2003/02/03   
第10回日本ツキノワグマ集会の予報(宮城県)icon   人とクマとの共存を目指した集まり、第10回日本ツキノワグマ集会『クマを語る集い in 蔵王の里・村田町』(主催:『クマを語る集い in 蔵王の里・村田町』実行委員会、実行委員長:佐藤善幸)が、2003年5月31日〜6月1日に宮城県柴田郡村田町の宮城県クレー射撃場・宮城県狩猟者研修センター研修室にて開催されます(参加費:500円)。プログラムなどの詳細が決まりしだい、お知らせいたします。問い合わせ先は以下の通りです。

          『クマを語る集い in 蔵王の里・村田』実行委員会
          第1事務局 〒982-0012 宮城県仙台市太白区長町南2丁目15-21-3号室
                       TEL&FAX: 022-246-0493 (担当:板垣悟)

          第2事務局 〒020-0401 岩手県盛岡市手代森16-27-1 アウトバック内
                        TEL:019-696-4647 FAX:019-696-4678 (担当:藤村正樹)
                        outback@cup.com

          連絡先 ツキノワと棲処の森を守る会
              〒982-8692 新仙台郵便局私書箱9号
              TEL&FAX: 022-295-1320


2003/02/03   
「道浪漫」でマタギナガサが紹介!icon   2002年2月2日午後7時30分から毎日放送でオンエアーされた、人気番組・「道浪漫」で西根打刃物製作所のマタギナガサ(鍛造師:西根登)が紹介されました。番組の中でリポーター役の六平直政さんと田中美里さんの行動派コンビが、秋田県内各地を訪れ名物を紹介しました。そして、唯一のマタギナガサ職人・西根登さんの工房を六平直政さんが訪れ、西根さんからマタギナガサの製造を教わりました。番組の中では、叉鬼山刀(マタギナガサ)の貴重な製作風景が紹介されました。番組についての詳細は、下記のホームページをご覧下さい。

          
道浪漫 http://mbs.co.jp/tv/michi/

2003/01/17   
これはクマの爪痕?(宮崎県)icon   今から9年前、1993年12月に宮崎県北部(大分県県境)の傾山の南山麓で見つかった「熊かもしれない謎の爪痕」の写真が、写真家・栗原智昭さんのウェブサイト『「自然派宣言!』で公開されています。爪痕が発見された当時は、九州のツキノワグマ探しの活動をしていた人々の間でも注目され、専門家にも鑑定を依頼されたそうですが、結論は出ていないそうです。2003年1月15日に栗原さんがその場所を突き止め、写真に納めることに成功しました。はたしてこの爪痕(痕跡、傷跡?)はツキノワグマの爪痕でしょうか?それとも、「林業用のアイゼン」による傷でしょうか?興味のある方はこちらをご覧下さい。ご意見やお問い合わせは下記にお願いいたします。

           お問い合せ:MUZINA Press 栗原智昭 tomo.kurihara@nifty.com
                 ウェブサイト「自然派宣言!」<
http://muzina-press.com> …人間も自然の一部分・自然も人間社会の一部分…

2003/01/16   
gif.新製品・越前打刃物「ミニ鉈」取扱開始!icon   南北朝の時代から続いている伝統的な越前打刃物の生産地・福井県武生で、創業が明治初期という浅井打刃物製作所の新製品・越前打刃物「越前丸勝・ミニ鉈」の取り扱いを開始致しました。越前打刃物「越前丸勝・ミニ鉈」は越前鍛冶五代目当主「浅井丸勝(正美)」氏が鍛造した手作りの逸品です。鋼には白紙二号鋼を使用し、軟鉄を何層にも重ねて鍛造しているので、切れ味に粘りと鋭さを兼ね備えいます。また、多重層による波紋の美しさに目を奪われることでしょう。
 ブレードには『越前丸勝作』の銘が刻まれ、付属の鞘にも同じように『越前丸勝作』の焼き印が押されています。名前の通り全長240mm、刃渡り132mmで、重さも200gのとてもコンパクトな鉈なので、女性にも安心してお使いになれます。さらに、両刃なので左利きの方にも不自由なくお使いいただけます。主な用途は、
竹細工、籐細工、アートフラワー、木工、工作、室内作業、軽い屋外作業、キャンプ等です。海外のお取引先や、お友達へのプレゼントとしても、とても喜ばれることでしょう。


2003/01/16   クマ捕獲・緊急時に限り市町村へ裁量(岩手県) icon  1月14日の午後3時15分より、に岩手県盛岡市のエスポワールいわて3階特別会議室において、第4回ツキノワグマ保護管理対策検討委員会(委員長/由井正敏・岩手県立大学)が開かれました。昨年の11月13日に開かれた第3回同検討委員会で提言された「適用除外」が、銃砲刀剣類所持等取締法(銃刀法)に抵触する問題があることが分かり、市町村への権限委譲を容認する事務局(岩手県環境生活部自然保護課)の「緊急時の対応」(案)が再検討されました。その結果ツキノワグマ保護管理対策検討委員会は前回の提言を撤回し、緊急時に限りクマ捕獲の裁量を県から市町村に移すことに方針を変更しました。昨年11月の同検討委員会では、捕獲の権限委譲を容認する事務局案に対し、「(人命に関わる)緊急時の対応は、駆除許可を市町村に委譲をせず『捕獲許可の適用除外』で対応するのが望ましい」という提言まとめまています。

検討会では限定的な「権限委譲」を容認する事務局(自然保護課)の対応方針(案)に対して、「権限委譲」に反対の立場をとる岩手県ツキノワグマ研究会・事務局長の藤村正樹氏からは6件の提言(私案)が出され、それぞれの内容について検討がなされました。その結果、人命に関わる緊急時に限りツキノワグマの捕獲の権限を県から市町村に委譲するという、事務局案にほぼ沿った提言をツキノワグマ保護管理対策検討委員会ではまとめました。提言にまとめられた緊急時の対応は次の通りです。

「緊急時」(人家敷地内にクマが侵入したり、人が滞在している学校や病院の敷地内にクマが侵入したり、日常生活の範囲で人身に被害があった場合など)に限り、希望する市町村に県が持つ捕獲権限を委譲することを認める。ただし、適用が限定されており、一般的な「権限委譲」とは異なる。また、他の都道府県におよぼす影響を考慮して、「権限委譲」という文言は使わず、策定中の「ツキノワグマ保護管理計画」の中では「特例処置」など他の言葉を用いる。
また、権限委譲の条件は限定されることを市町村に明確にして、拡大解釈や乱用を防止する。市町村が捕獲許可した事案については、事後に県に報告をさせ、ツキノワグマ保護管理対策検討委員会で検証し、必要に応じて県は助言や指示を市町村に与える。改善が認められない場合には市町村の許可権限を県に引き上げる。
なお、通常の有害駆除と異なり、捕獲方法として箱罠やドラム缶罠などの罠は認めない。人身被害であっても山菜採りやキノコ採り等の山(クマの生息地)に入っての被害は除外される。農作物被害は権限委譲による駆除の対象外とする。

今後は平成14年度成立を目指して策定中の「ツキノワグマ保護管理計画」(案)に上記の内容が盛り込まれた上え、県の環境審議会や公聴会を経て正式に策定される予定。
なお、新聞に報道された記事の内容についての詳細は、次のウェブサイトでご確認下さい。

                    ●岩手日報(2003年1月15日)
                     
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2003/m01/d15/NippoNews_9.html

                    ●河北新報(2003年1月15日)
                     
http://www.kahoku.co.jp/news/2003/01/20030115t31015.htm

                    ●ツキノワグマ保護管理計画に関するお問い合わせ先
                     岩手県環境生活部 自然保護課 野生生物係
                     〒020-8570 盛岡市内丸10-1
                     TEL:019-629-5374  FAX:019-629-5379

2003/01/10   
第4回ツキノワグマ保護管理対策検討委員会(岩手県)icon   1月14日(火)の午後3時15分より、エスポワールいわて(盛岡市中央通)にて第4回ツキノワグマ保護管理対策検討委員会(委員長/由井正敏・岩手県立大学)が開かれます。実は、昨年11に開かれた第3回目の同検討委員会で、年度内に予定されていた日程は全て終了したのですが、その後にある問題が生じたために検討委員会が再度開かれることになりました。
 岩手県では平成14年度の成立を目指し、ツキノワグマ保護管理計画の策定作業が進められています。特に第3回目の検討委員会では、県内にある59市町村の内の19市町村から、「有害駆除の許可申請をしてから、許可が下りるまでに時間がかかり過ぎるし、担当者と連絡が付かない場合もあって、緊急時に速やかな対応ができない」などの理由で、駆除許可権限を市町村へ委譲してほしいという要望が県に出されている問題について話し合われました。事務局(岩手県自然保護課)からは、人が滞在している学校や病院などの公共施設などの周辺にクマが出没した場合や、人家敷地内にクマが侵入した場合などの緊急時に限り、駆除許可権限を県から市町村に委譲するという案が出されました。それに対して多くの検討委員からは、「権限委譲」に反対する意見が出されました(
詳細はこちらをご覧下さい)。
 その結果、人命に関わる緊急時に限り、刑法第37条(緊急避難)により、「捕獲許可の提要除外」で速やかに対応することとし、駆除捕獲権限は市町村に委譲しないということに話がまとまったのでした。

 ここで、(岩手県の)有害駆除の流れについて少し説明します。まず、クマが出没したり農作物などに被害が発生した場合、被害者(発見者)は警察署や市町村役場、猟友会などに通報します。特に被害が出た場合には、被害者は市町村役場に有害駆除を要請します。次に市町村役場の担当者は被害現場や出没場所に行って現地調査をしたり、被害者(発見者)から聞き取り調査を行います。その結果を元に市町村では駆除を申請するか否かを検討し、必要だと判断した場合に地方振興局(県の出先機関)に有害駆除の申請手続きを行います。次に地方振興局の担当者(係長)は現地調査や聞き取り調査を行い、申請の内容を確認したうえ、上司(課長、部長)と駆除の許可を出すか否かを検討します。駆除が必要だと判断されたると、文章で市町村に通知します。市町村は駆除の許可を県から受けた後に、地元の猟友会に出動の要請を行います。そして、猟友会は駆除隊を編成し、銃器や罠などを用意して現地に向かいます。日本では銃砲刀剣類所持取締法(銃刀法)によって、銃器の使用に厳しい制限が設けられているので、例え人命に関わる緊急時においても、ハンターは勝手に銃を持ち出すことはできません。このように、被害が発生し、被害者から駆除の要請が市町村に出されても、市町村や県は速やかに対処できないという問題があります。
 そこで、人命尊重の観点から、刑法第37条(緊急避難)により、緊急時に限り煩雑な手続きは後回しにして、先に駆除隊の出動を認める
「適用除外」を、ツキノワグマ保護管理計画に盛り込むことで検討委員の話がまとまったわけです。従来も慣例的に「事後処理」という方法がとられる場合もありましたが、かなり例外的だったわけです。

 ところが、刑法第37条(緊急避難)を持ち出すことは不適切であり、「適用除外」は銃刀法に抵触する恐れがあるという警察からの指摘を受け、事務局(岩手県自然保護課)の「権限委譲」案が復活したわけです。1月14日に開かれる第4回ツキノワグマ保護管理対策検討委員会では、事務局は検討員に対して、駆除許可権限の市町村への委譲を強く求めてくることが予想されます。

  なお、現在47都道府県の内、駆除許可権限を市町村に委譲しているのは13県のみです(実質的にクマが生息している県で、駆除許可権限を市町村に委譲しているのは青森県、山形県、埼玉県、新潟県、福井県、山梨県、岐阜県、鳥取県のわずか8県のみ)。さらに、既にツキノワグマ保護管理計画を策定した長野県では、駆除許可権限を市町村から県に戻しています。このように、安易な市町村への権限委譲は世の流れや逆行するものであります。なお、環境省の「第9次鳥獣保護事業計画の基準」(平成13年環境省告示第2号)には、市町村への権限委譲について次のようなガイドラインを定めています。「権限委譲」については、県及び市町村の野生動物保護管理体制が整備され時点で検討されるべきでしょう。

(許可権限の市町村長への委譲)
 都道府県知事の権限に属する普通種などの鳥獣の捕獲許可に係る事務については、当該種の生息数及び分布などを踏まえた広域的な見地からの判断の必要性、市町村における鳥獣の保護管理の実施体制の整備状況等を勘案した上で、地域の実情に応じて適切に市町村に委譲され、円滑に制度の運営が図られるように努めるものとする。

 また、広域的及び科学的な知見を基礎とした野生動物保護管理を適切に行い、自治体が責任を持って野生動物保護管理策を実施するためにも、クマ地域個体群の安定的な存続のために有害駆除や狩猟による過度の狩猟圧を抑制(コントロール)するためにも、有害駆除の許可権限は当面都道府県が保持するべきだと考えられます。さらに、岩手県が権限委譲をツキノワグマ保護管理計画に「権限委譲」を盛り込んだ場合、他の都道府県に与える影響は図りしれません(平成14年11月1日時点で、栃木県、京都府、兵庫県、島根県など7県がクマの特定鳥獣保護管理計画策定を予定している)。
 なお、岩手県内の民間の研究団体・岩手県ツキノワグマ研究会(代表/赤塚謙一)は、「権限委譲」案に対して断固反対したいとしています。岩手県のツキノワグマ保護管理行政の動向に、益々注目していきたいと思います。

          
※刑法第37条 「緊急避難」
           自己又は他人の生命、身体、自由又は財産に対する現在の危難を避けるため、やむを得ずにした行為は、これによって生じた害が避けようとした害の程度を超えなかった場合に限り、罰しない。ただし、その程度を超えた行為は、情状により、その刑を減軽し、又は免除することができる。


2003/01/06   
特別企画「クマってどんな動物?〜人とクマの関係を探る〜」(東京)icon   2月9日(日)午前9時30分から午後15時にかけて、東京都多摩動物公園(園長/小川泰和)では日本クマネットワーク(代表/青井俊樹)と共同でクマの生態・現状を紹介し、人間との共存について考える催し「クマってどんな動物?人とクマとの関係を探る」を開催します。
 イベントの主な内容は、日本クマネットワークのクマの専門家によるお話し会「親子で考える、クマの暮らしとヒトの暮らし」、同じく日本クマネットワークのクマの専門家によるクマ・ワークショップ、クマのスタンプラリー、多摩動物公園の飼育担当者によるキーパーズトーク「マレーグマの話」などです。イベントによっては事前申込みが必要なものや、自由参加、当日受付が必要なものがあるのでご注意下さい。アウトバックもワークショップに参加して、クマによる人身被害を防ぐためのレクチャーを行う予定です。
詳細はこちらをご覧下さい。お問い合せは下記にお願いいたします。

          
●お問い合せ 東京都多摩動物公園 TEL:042-591-1611

          ●関連サイト
           東京都のプレスで公表された内容
           
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2002/12/20CCQ200.HTM
           
東京動物園協会のホームページ
           
http://www.tokyo-zoo.net/root_frame?topics_type=2&link_num=254

2003/01/06   
講演会・鳥獣法と関東地域のツキノワグマ(東京)icon   1月25日(土)午後2時より、東京都新宿区の若松地域センターにて講演会『鳥獣保護法と関東地域のツキノワグマ−人と野生動物との共存は可能か−』(主催/ツキノワグマの会)が開催になります。講師は山崎晃司さん(茨城県自然博物館、奥多摩ツキノワグマ研究グループ)です。参加費500円(資料代)。詳細はこちらをご覧下さい。お問い合せはツキノワの会 草刈まで(TEL/FAX:0424-72-3757  E-mail kusakari-h@jcom.home.ne.jp)



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