過去の新規情報 VOL.2-7-1




赤鉛筆 過去の新規情報 (2004.01.01〜2004.04.30)

2004/04/30   
クマのテレビ番組のお知らせicon当社のウェブページを御覧いただいているお客様より、クマが登場するテレビ番組の情報が寄せられましたのでご紹介いたします。

NHK総合で5月1日(土)21:15〜22:04、
NHKスペシャル『「足尾銅山よみがえる森」緑化作戦50年の苦闘 ▽帰ってきた幻のツキノワグマ』が放送になります。栃木県にある足尾山には、明治時代の足尾鉱毒事件で知られる足尾銅山がかつてありました。足尾銅山から流出した鉱毒が川を汚染し、足尾銅山から発生する亜硫酸ガスが周辺の山々を草木一本生えないはげ山に変えてしまい、日本の公害の原点とさえ呼ばれておりました。ところが、現在では山の緑は回復し、15年ほど前から野生のツキノワグマが頻繁に目撃されるようになり、その他にもシカやカモシカ、サルなど多くの野生動物が山に戻ってきています。

足尾銅山による公害によって、大きなダメージを負った山々の自然に、緑を取り戻そうという壮大な計画が50年前に始まりました。番組では、人の手により復活した自然を巧みに利用して生きるツキノワグマの暮らしぶり、そして世界でも例がないほどの復活をみせた森の今を見つめ、失われた自然を再生させる難しさを紹介します。(NHKスペシャルホームページより引用)

足尾山ではNGO「ツキノワの会」の会員が定期的に観察を続けており、会員の方から私も色々なお話をうかがっておりました。昨年、宮城県村田町で開催された第10回クマを語る集いでは、足尾山で撮影されたツキノワグマの素晴らしい映像を上映していただき、参加者を驚かせました。多くの方にNHKスペシャル「足尾銅山よみがえる森」を御覧いただきたいと思います。また、ゴールデンウィーク中でお出かけになる方も多いと存じますが、その場合にはぜひ録画予約されることをお薦めいたします。なお、同番組についての詳細は
NHKスペシャルホームページをご覧下さい。また、御覧になった感想やご意見などもNHKスペシャルホームページの中の「ご意見・ご感想」の欄に投稿いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

          
NHKスペシャルホームページ http://www.nhk.or.jp/special/
          足尾鉱毒事件関連情報 
http://www5d.biglobe.ne.jp/~yasuda85/komei990601.htm
                     
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%B3%E5%B0%BE%E9%89%B1%E6%AF%92%E4%BA%8B%E4%BB%B6
                     
http://www.jreu.or.jp/topics/ashio.htm

2004/04/28   
グリズリーベアとオオカミの壮絶な獲物の奪い合いicon『NATIONAL GEOGRAPHIC』2004年5月号(日経ナショナルジオグラフィック社)に、「死の舞踏 動物社会の掟 あるヘラジカの死をめぐる2日間の壮絶な闘い」」という素晴らしい記事が掲載されています。

米国アラスカ州デナリ国立公園で2日間に渡って展開された、1頭のヘラジカをめぐっての、グリズリーベアの親子とオオカミの群、複数のグリズリーベアやワタリガラスなどの壮絶な獲物を奪い合う様子が、ジャーナリストのイバ・モマトゥーク氏とジョン・イーストコート氏によって息を呑む数々の写真とともに語られています。

なお、
『NATIONAL GEOGRAPHIC』の年間購読者は、その特典として本誌に未掲載の写真やその詳しい関連情報を本誌のウェブページ「NGJグローバルネット」で閲覧することができます。今回はヘラジカを貪り食うグリズリーベアや、ヘラジカを奪い合うオオカミとグリズリーの死闘など、6点の本誌未公開画像が載っていました。詳細については日経ナショナルジオグラフィック社(フリーダイヤル0120-86-7420)にお問い合せ下さい。

          
NGJグローバルネット http://nng.nikkeibp.co.jp

2004/04/28   
ネットで見つけたユニークなクマさんiconクマのぬいぐるみといえばテディーベア。てぬぐい(?)のクマといえば「ラークベア」!創業約380年の京都で老舗てぬぐい専門店・永楽屋 細辻伊兵衛商店では、てぬぐい柄のユニークなテディーベア「ラークベア」を販売しています。詳しくはこちらをご覧下さい。

2004/04/27   
秋田県でハンターがクマに襲われ負傷icon4月25日午前10時頃、秋田県協和町稲沢の山林で、秋田県が毎年実施いているクマ生息数調査に参加中の協和町猟友会会員の男性(65)が、クマに攻撃を受け頭部と顔面を負傷しました。

大曲署の調べによると、男性は同猟友会のメンバーと一緒に山林を登っていた時に、成獣と思われるクマと遭遇した。クマは男性の頭頂部から鼻のあたりまで引っかき、その場から逃げ去ったそうです。現場は、通称・田ノ沢林道から約200メートル離れており、付近に民家はないとのことです。(平成16年4月25日 秋田魁新報)

2004/04/27   
秋田県のHPにクマ出没情報掲載icon秋田県のウェブページに、クマの出没情報(注意の呼びかけ)やヤマビルの防除法などの情報が掲載されています。興味のある方はこちらをご覧下さい。

          
●秋田県のクマ出没情報 http://www.pref.akita.jp/akino/rinmu/kuma/kuma.htm

2004/04/27   
阿仁町クマ牧場がまもなく開園icon昨年の11月上旬から冬季閉園していた秋田県阿仁町の阿仁町クマ牧場(マタギの里観光開発株式会社)が、今年もゴールデンウィークを前に4月25日に開園しました。クマ牧場とマタギ資料館、打当温泉の入場(入浴)料がセットになったお得なチケット(成人950円、子ども400円)が人気です。ゴールデンウィークにはクマを見て、マタギ文化について学び、温泉でリラックスしませんか。クマ牧場についての詳しい案内はこちらをご覧下さい。

2004/04/27   
ゴールデンウィーク中の業務休止のお知らせiconいつもお世話になっております。今週からゴールデンウィークが始まりまが、下記の日程で業務をお休みさせていただきますのでよろしくお願い申し上げます。業務休止の期間中は、商品の発送や資料の発送も停止とさせていただきますのでご注意下さい。

          
【ゴールデンウィーク中の業務休止日程】
           4月29日(木)
           5月1日(土)〜5月5日(水)


2004/04/27   
岩手山の入山規制解除についてicon4月23日に岩手山の登山口を持つ4町村の防災担当者らによる登山安全対策協議会総会が滝沢村役場で開かれ、7月1日午前零時に岩手山の前面の入山規制を解除することを承認しました。これで岩手山は、7シーズンぶりに入山規制の全面解除になります。
なお、最終的には6月に岩手山の火山活動に関する検討会が調査を行い、安全面などから入山について評価を下す予定です。(平成16年4月24日 岩手日報)


2004/04/19   
新製品・天然防虫菊配合蚊取線香「菊の香り」のご案内icon新製品の『菊の香り』(医薬部外品/1箱30巻入り 1,155円)は、100%純天然素材を使用しており、昔ながらの天然防虫菊で作られた蚊取り線香です。これぞ本当の「日本の香り」!

「菊の香り」(医薬部外品)は無着色・無香料の天然成分100%で製造された、由緒正しき昔ながらの蚊取り線香です。「自然に帰ろう」をコンセプトにして製造されました。昔ながらの天然防虫菊で作られた「菊の香り」は、環境や人にも優しいので、屋内でも安心してご利用いただけます。
詳細はこちらをご覧下さい。

2004/04/19   
19日のTV番組のご案内icon4月19日午後8時〜8時45分にNHK総合で放送予定の『地球・ふしぎ大自然』で、南米アンデス山脈に棲息しているメガネグマの生態が紹介されます。SPECTACLED BEARは南アメリカ大陸に棲息している唯一のクマで、顔に特徴的な白いマークがあるので、別名「メガネグマ」とも呼ばれています。その詳しい生態は不明な部分が多くあり、謎に包まれています。今回の『地球・ふしぎ大自然』では、謎に包まれたメガネグマの生態の一部が明らかになります。

2004/04/19   
クマの写真展のご案内icon動物写真家の前川貴行さんの写真展『Hey! BEAR』が5月6日〜9月22日まで、全国各地のCANON SALONで開催されます。

前川貴行さんは東京生まれの動物写真家で、野生動物達の世界をテーマに精力的に撮影に取り組むナイスガイです。主な著作には写真絵本
「こおりの くにの シロクマおやこ」(ポプラ社)やphoto CD 「極北の王者ホッキョクグマ」(メディア・ファイブ)などがあります。前川さんの主な撮影フィールドはカナダやアラスカですが、今回の写真展のテーマは「熊」。前川さんから寄せられたメッセージには、「すべてのクマの写真展です。」と書かれてありました。どのようなクマたちが登場するのか、今からとても楽しみです。写真展の会場と日程は以下の通りです。開館時間や休館日などの詳細については、直接会場までお問い合せ下さい。

なお、前川貴行さんも当社の熊撃退スプレー「カウンターアソールト」のユーザーです。前川さんのウェブページ
「EARTH FINDER」とは相互リンクしています。「EARTH FINDER」には、前川さんが撮影した、ホッキョクグマやグリズリーベア、ハクトウワシ、ニホンザルなどの素晴らしい作品が多数掲載されています。さらに、前川さんの撮影日記や、絵本・ポストカードなの作品も紹介されています。 ぜひご覧下さい。

          
前川貴行・写真展 『Hey! BEAR』
          ●東京銀座 '2004年5月6日(木)〜5月15日(土) お問い合せ(03)3573-7822
          ●札  幌 '2004年6月7日(月)〜6月18日(金) お問い合せ(011)728-0665
          ●福  岡 '2004年7月5日(月)〜7月16日(金) お問い合せ(092)411-4173
          ●仙  台 '2004年8月2日(月)〜8月13日(金) お問い合せ(022)217-3210
          ●名古屋  '2004年8月23日(月)〜9月3日(金) お問い合せ(052)939-1830
          ●大坂梅田 '2004年9月16日(木)〜9月22日(水) お問い合せ(06)4795-9016

          EARTH FINDER
http://www.earthfinder.jp/

2004/04/19   
再・新刊「小国マタギ 共生の民族知」のご案内icon(社)農山漁村文化協会より新刊『小国マタギ 共生の民族知』(佐藤宏之・編/ISBN4-540-03145-7/2,800円)が出版になりました。

「今日自然環境の保全・保護の必要性が声高に叫ばれているにもかかわらず、自然環境と密接に関わって暮らしてきた山村の人々の生活は疲弊し、全国的に画一な消費経済を基調とする都市生活の仕組みが隅々まで張り巡らされ、これに絡め取られることによって、従来の山村の生活は、まさに崩壊の瀬戸際にあると言える。自然環境の保全・保護の最大の担い手であるはずの山村が、なぜ崩壊させられようとしているのか。自然との共生を背伸びすることなく生活の中に溶け込ませてきた民族の知恵が、なぜ否定されなければならないのかといった疑問が、研究を始める、そして本書を編むことになった出発点であった。」(序章より抜粋)と佐藤宏之氏は述べられています。

本書ではマタギの集落がある山形県小国町を舞台に、考古学や自然地理学、民俗学、動物生態学、食性地理学、森林資源学、文化人類学など様々な角度から地球規模の時間的な変位や気象、地形、歴史、経済、文化等を通して、マタギ文化の成立と変遷や現在の小国の現状について科学的に解明を試みた内容となっています。

なお、本書は平成12年〜14年度にかけて、(財)日産科学振興財団の研究助成を受けて行われた課題研究「東北マタギの伝統的狩猟活動から見た動物資源の持続的利用に関する学術研究」(研究代表者:佐藤宏之東京大学 助教授)の成果をまとめたもので、佐藤宏之氏(東京大学大学院人文社会系研究科 助教授/考古学)・佐々木史郎氏(国立民俗学博物館 教授/文化人類学)・田口洋美氏(狩猟文化研究所 代表/地理学・文化人類学・民俗学)・中川重年氏(神奈川県自然環境保全センター 専門研究員/里山林の保全・森林資源)・羽澄俊裕氏(株式会社野生動物保護管理事務所 代表取締役/動物生態学・野生動物管理学)・長谷川裕彦氏(明治大学文学部 非常勤講師/自然地理学)・村上一馬氏(宮城県公立高校教諭/近世狩猟史)・藤村正樹(有限会社アウトバック 代表取締役/クマ被害防除策)など15名の様々な分野の専門家が研究に参加し、本書の執筆も担当しています。今まで発表されたことのない分野のとてもユニークな内容ですので、多くの方にお薦めしたいと思います。

『小国マタギ 共生の民族知』は有限会社アウトバックでも販売しております。発売記念として
『小国マタギ 共生の民族知』の送料はサービス致します。ご注文をお待ちしております。ご予約・ご注文はこちらまで。

2004/04/16   
「美味しい水カッパー君」に追加情報をアップいたしましたicon好評をいただいております携帯用浄水器「美味しい水カッパー君」は、水道水に含まれる有害な残留塩素、トリハロメタンを瞬時に除去し、体にやさしい水に変えてくれる画期的な商品です。「美味しい水カッパー君」の便利な利用方法や、使用できる水と使用できない水についての情報をアップいたしました。

2004/04/16   
広告掲載のご案内icon4月10日発売のアウトドアの専門誌『BE-PAL』2004年5月号p134(小学館)に、元祖・熊撃退スプレー「カウンターアソールト」などのクマ避けグッズや、マタギの魂であるところの「叉鬼山刀」(マタギナガサ)などの広告を掲載いたしました。

2004/04/14   
新製品・英国製「安全キャップ」のご案内iconこの度アウトバックでは、英国のプロテクター社が開発したユニークな新世代の安全帽”プロテクター・ファースト・ベース・プラス”を販売いたします。

 
プロテクター・ファースト・ベース・プラス(以下「安全キャップ」)は、インナーにABSプラスチックを原料とした、フレクシブル・シェルを使用し、落下物などの衝撃から頭部を守ります。しかも、通気性の高い帽子の素材とユニークなインナーのデザインにより、高い通気性を確保しています。このため長時間使用しても疲労が留まりにくく、快適にご利用いただけます。

 安全キャップはサイズフリーで、アジャスターにより52-65cmに調整可能です。危険な素材などは一切使用していないので、釣りやキャンプなどアウトドアでの使用の他に、精密工業や食品工業などの清潔さが必要な作業にもご使用できます。

 今回初めて日本で紹介される安全キャップ”プロテクター・ファースト・ベース・プラス”は、ヨーロッパスタイルのモダンなデザインです。ツバにはプラスチックのインナーが入っており、洗濯機で洗っても形が崩れません。色はネイビー・ブルー、ブラック、ダーク・グリーン、グレーの4色ご用意いたしました。価格は4,410円(税込み)です。
詳細はこちらをご覧下さい。


2004/04/07   岩手県内で猿害が発生! 人の餌づけが原因か!?icon岩手県は東北地方でも、野生のニホンザルの生息数が極端に少ない地域です。生息地も五葉山とその周辺に限られており、姿を人に見せることも少ないことから「幻のサル」とも呼ばれています。その幻のサルたちが、最近人里に出没して、農作物被害を発生させていることが研究者の調査が明らかになりました。

独立行政法人 森林総合研究所関西支所・生物多様性研究グループ長の大井徹さん(前任地は森林総合研究所東北支所/岩手県盛岡市)らは、毎年3月に岩手県の五葉山などでニホンザルの群を観察し、地元の人から聞き取り調査などを続けています。今年も3月22日から30日にかけて現地で調査を行いました。五葉山とその周辺には数グループ、40〜100匹が生息していると見られています。しかし、これまでサル研究の専門家である大井さんでも、直接観察できたのは2群だけでした。(4月4日付朝日新聞より)

大井徹さんがまだ森林総合研究所東北支所に勤務されているときにお誘いを頂き、私も五葉山でのサルの調査に参加させていただいたことがあります。残念ながらサルの姿を観察することはできませんでしたが、地面に残された「幻のサル」の足跡を見つけることができ、とても感激したことを覚えています。

さて、4月4日付朝日新聞によると、大井さんらは調査を始めてすぐの23日に、これまで見たことの無かった遠野・釜石両市の境界の「仙人峠の群れ」を発見。翌24日には大船渡市日頃市町で「大沢の群れ」を発見したとあります。数年前までは、この群は山に入らなければ見つけられなかったが、群が人里近くまで出没するようになったのは2〜3年前からだそうです。そして、タマネギやジャガイモ、ニンニク、シイタケなどの農業被害も、釜石市甲子町や大船渡市日頃市町で出始めています。

ニホンザルの群が人里に出没するようになった理由はいくつか考えられますが、その一つとして、人がサルを餌づけした可能性も考えられます。朝日新聞によると、釜石市環境課の二本松史敏さんが3月25日、26日に、同市甲子町にサルが頻繁に出没している場所を調べたところ、切ったサツマイモが置いてあったそうです。餌づけされたサルはしだいに人間を恐れなくなり、畑を荒らすようになります。日本各地で深刻な社会問題となっている「サル害」は、人慣れしたサルの群によるもので、その原因を作ったのは私たち人間です。

「サルが人里に下りてきたら、石を投げるなどして山に追い返して欲しい。そうすることが、結局、サルのためになる」と大井徹さんはコメントしています。人里に出没し、野菜や果物などの農作物の味を覚え、農作物被害を発生させると、有害駆除の対象となって駆除(捕殺)されることになります。まして、五葉山系のニホンザルの群れは、青森県や秋田県、宮城県など他の地域に生息するニホンザルと異なったDNAをもつ、学術的・遺伝学的にとても貴重な存在です。氷河時代に今の東北地方に生き残ったサルのDNAを持っているのではないかと言われています。その貴重な「幻のサル」の群を保護するためには、人里への出没を阻止し、本来の生息地である山の中だけに棲んでもらうことが必要だと思います。(藤) 出典:平成16年4月4日付朝日新聞

           
●お薦めの本 『ニホンザルの自然誌』(大井徹・増井憲一 編著/東海大学出版会/7,600円税別)
                  ※第22回日本生命財団出版助成図書

                  『山の畑をサルから守る』(井上雅央 著/農文協/1,500円)


2004/04/06   
「朝日渓哲のページ」と相互リンクしましたicon渓流釣り師・朝日渓哲さんのウェブページ「朝日渓哲の源流世界」と相互リンクしました。ヤマメや岩魚の渓やその自然の紹介、各地の渓流釣りレポート、『岩魚のロンド』『残照の瞬間』など渓流釣りの世界を描いた渓流釣り小説の紹介、渓流釣り関係のリンク集などとても楽しいコンテンツが満載です。ぜひご覧下さい。

2004/04/02   
叉鬼山刀が新聞で紹介されましたicon3月28日付の河北新報(p18)で叉鬼山刀(マタギナガサ)が紹介されました。

3月28日付の
河北新報の「ふるさと博物誌」では、『山刀1丁 マタギの魂 全作業で使用 クマと対決も』というタイトルで、阿仁マタギとマタギナガサのことが紹介されていました。秋田県北秋田郡阿仁町比立内在住の14世マタギで現役のシカリ(マタギの統率者)である松橋時幸さんが、クマの敷き皮の上に座し、使い込んだ愛用の袋ナガサを手にしながら、山刀(ナガサ)の大切さと使い道について記者に語っている様子が大きくカラー写真で載っていました。松橋さん曰く「木を倒して沢に橋を架ける。小屋の骨組みを作る。薪を割る。獲物を解体する・・・。どれも、山では命に関わる作業です。すべてナガサ1丁で行います。時には、クマと渡り合うこともある。(ナガサは)マタギの魂ですな」(3月28日付の河北新報より引用)と。

なお、作家の甲斐崎圭氏が
『第十四世マタギ 松橋時幸一代記』(中公文庫/中央公論社)の中で、松橋時幸さんのことを詳しく紹介しているので、興味のある方はご一読下さい。叉鬼山刀についてはこちらをご覧下さい。

2004/04/02   
価格改定のお知らせiconお世話になります。4月1日より下記の商品の価格を改定いたしました。よりお買い求め易い価格に改訂致しましたので、どうかこの機会にご利用下さいませ。

          【価格改定のお知らせ】
           熊撃退スプレー「カウンターアソールト」 (旧価格)9,600円(税込10,080円)→(新価格)9,500円(税込9,975円)
           
護身スプレー「OC-10S」 (旧価格)6,800円(税込7,140円)→(新価格)5,600円(税込5,880円)
           護身スプレー「OC-10S」 (旧価格)7,800円(税込8,190円)→(新価格)6,800円(税込7,140円)
           
ポリスタイプホルスターM用 (旧価格)2,400円(税込2,520円)→(新価格)2,200円(税込2,310円)
           
越前丸勝作「4寸ミニ鉈」 (旧価格)18,000円(税込18,900円)→(新価格)17,000円(税込17,850円)
           
越前丸勝作「6寸ミニ鉈」 (旧価格)21,000円(税込22,050円)→(新価格)20,000円(税込21,000円)

2004/03/24   
熊よけチャグチャグが紹介されましたicon3月18日発行の「河北ウィークリー」(河北新報社)に、当社のオリジナル熊避け鈴「熊よけチャグチャグ」がカラー写真入りで紹介されました。

「熊よけチャグチャグ」のネーミングは、国の無形民俗文化財に指定を受けている江戸時代から続いている、岩手県の伝統的な行事「チャグチャグ馬コ」からとったものです。使用されている鈴も、チャグチャグ馬コ(馬のお祭り、100頭を超える馬のパレードなどがある)で実際に馬の衣装に付けられている金メッキした特製の鈴です。チャグチャグ馬コと同様に「熊よけチャグチャグ」も、動くごとにチャグチャグと心地よい鈴の音がします。「熊よけチャグチャグ」についての
詳細はこちらをご覧下さい。

           
●河北新聞社 http://www.kahoku.co.jp/


2004/03/18   浦幌クマ便り2004年3月 vol.5 no.2icon浦幌ヒグマ調査会(代表:後藤秀彦)のニュースレター『浦幌クマ便り』2004年3月 vol.5 no.2が届きました。浦幌ヒグマ調査会は人間とヒグマとの共生をはかることを最終目標に、浦幌地域をモデルに、そのために必要な活動・調査・検討および情報交換を行うことを目的として、1998年6月に設立された住民参加型のNGOです。

本紙の主な内容は、北海道東部の浦幌町におけるメスヒグマの行動圏と環境利用調査の報告(速報)、ヒグマの餌資源利用調査の報告、2003年7月に実施した一般参加者と張る電気柵でヒグマの農業被害防除イベントの報告、道内各地で実施したヒグマに関しての出張授業の報告、藤原千尋さん(北海道大学農学研究科)の寄稿文「これからの市民参加論に求められること」、米国の雑誌"Newsweek" International版に掲載された浦幌のヒグマの記事に関して、北海道釧路支庁から委託された「ヒグマ冬季活動状況調査」と「野生動物によるエゾジカの残滓利用状況調査」の調査報告などです。

小林由美さん(帯広畜産大学野生動物)の「北海道東部の浦幌町におけるメスヒグマの行動圏と環境利用調査の報告(速報)」では、ヒグマ(雌)の行動は餌資源に大きく影響を受けており、ヒグマの行動圏は利用集中域(ヒグマの利用が集中している地域)によって決定されていた。利用集中域は季節によって分布パターンが異なり、ヒグマの主要な餌資源の分布パターンを示していることが示唆されました。

特に注目したいことは、小林由美さんの調査によって、行動圏が重複し、同じ地域に生息しているヒグマであっても、畑に出没し農作物に被害を与える個体と、畑に出没しない個体が存在することが明らかになったことです。日本各地で行われているような、加害個体を特定しないで無差別にクマを捕殺している現状の有害駆除では、加害個体を取り逃がし被害を増加させるばかりでなく、罪のない個体までも誤殺する危険性が高いと言えるでしょう。

前述の"Newsweek" International版の2003年9月15日号(p42-43)には、「野蛮な国日本では、いまだに畑に出たクマは悪いクマとして殺されている」という記事が掲載されています。ただし、米国でも畑や家畜の放牧地に出没したクマや、コヨーテ、オオカミ、バッファローなどの野生動物が、(様々な意味で)悪い動物として殺されている地域が現在もあるので、米国もまた野蛮な国であることを忘れてはなりません。そして、日本の実状を考えれば、有害駆除もまた有効な被害防除手段の一つであることは否定できません。要は適切に実施されているか、されていないかということが問題なわけです。

また、岩手県ツキノワグマ研究会のメンバーでもある藤原千尋さんが、昨年春に書いた論文
「森林管理における市民参加論の展開〜鳥獣管理への援用をめざして〜」(財)林業経済研究所の雑誌「林業経済」2003年653号に掲載されています。寄稿文「これからの市民参加論に求められること」はその論文のレビューです。この中で彼は、「市民参加」と「住民参加」の相違や関係、今後の展望について、とても的確に論じていると感じられました。

国や自治体は「市民」と「住民」の違いと関係を明確にした上で、鳥獣保護管理政策を推進していく必要があると思います。「市民参加」と「住民参加」を混同したり、曖昧にしてしまうと、地元の実状や要望からピントがずれた施策を押しつけることになってしまい、住民無参加・住民無理解・住民無協力の三無主義が政策の推進を阻み、行政が期待する結果は得られないでしょう。私は藤原さんの「森林管理における市民参加論の展開〜鳥獣管理への援用をめざして〜」をまだ読んでおりませんが、国や自治体が施策を立案するに際して、とても重要な示唆が彼の論文の中に含まれているではないかと察しております。

なお、浦幌ヒグマ調査会の設立者の1人でもあり、事務局長の佐藤喜和さん(日本大学生物資源科学部助手/動物生態学)の博士論文「里に降りたクマたち〜被害増加の背景を探る生態学的アプローチ」が、東京大学総合研究博物館の特別展「学位記展」に展示されています。佐藤さんの博士論文についての詳しい内容は
こちらをご覧下さい

          
●浦幌ヒグマ調査会では会の活動を理解し、支援してくれる人達を募集中です。
           年会費2,000円。 詳しくは下記にお問い合わせ下さい。
           浦幌ヒグマ調査会事務局(佐藤喜和)
           089-5614 北海道十勝郡浦幌町字桜町16-1 浦幌博物館内
           TEL:01557-6-2009 FAX:01557-6-2452 E-mail: ysato@brs.nihon-u.ac.jp


2004/03/17   
「渡島のヒグマ」素晴らしいウェブページicon2004年3月16日にヒグマの情報を満載したウェブページ「渡島のヒグマ」が公開になりました。

「渡島のヒグマ」は、北海道渡島支庁が制作した渡島半島地域のヒグマに関する普及啓発を目的としたとても素晴らしいウェブページです。ヒグマの生態や渡島半島の人々との関わり、被害問題、電気柵や熊避け鈴・ゴミ対策や下草刈りなどの被害防除策、その他にもたくさんのヒグマに関した情報が、画像やイラスト、図表、動画などで表現されています。日本国内のクマ関連のウェブページでは、最も優れたコンテンツと表現しても過言ではありません。ぜひご覧下さい。

なお、コンテンツの中に当社が取り扱っている
熊撃退スプレー(クマよけスプレー)南部熊鈴クマ被害防除簡易電気柵などの画像が載っていました。

          
●渡島のヒグマ http://www.oshima.pref.hokkaido.jp/os-ksktu/kuma/index.html

2004/03/17   デジタル紙芝居「森のヒグマのお話し」icon北海道渡島支庁 地域政策部環境生活課自然環境係のウェブページにデジタル紙芝居「森のヒグマのお話し」が公開されています。ヒグマの生態や人との関わり、被害問題、被害防除策などについてとても分かりやすく説明されているデジタル紙芝居ですよ。子供向けと書いてありますが、大人も十分勉強になる、とても素晴らしいコンテンツです。ぜひご家族ご一緒にご覧下さい。ただし、御覧になるにはMacromediaのFlash Player6が必要です。

          
●電子かみしばい「森のヒグマのお話し」 http://www.oshima.pref.hokkaido.jp/os-ksktu/kuma/kids/index.html

2004/03/15   
OC-10が紹介されましたMagLight icon地震や火災、テロリズム、多発する凶悪犯罪や犯罪の低年齢化の進行、検挙率の低下・・・私たちの日常生活を脅かす危険は日々益々増大しています。先日スペインのマドリードで発生した通勤列車を狙った爆弾テロが、日本で起きないという保障は全くありません。危機に直面したときに、危険を回避し生き延びるためには、日頃の備えと心構え、情報が必要となります。

四駆雑誌の老舗・
フォーバイフォーマガジン社より発売中の別冊『危機管理マニュアル』(定価1,500円/お問い合せ03-3485-4444)には、多伎に渡っての危機管理と防犯・危険回避についての知識と情報が満載されています。
一例を挙げれば、地震・自然災害・テロ・犯罪・火災などから身を守る術や、エレベーターや車などに閉じこめられた場合の脱出術、危機を回避するための救命手当やロープワークの方法、危機管理や防災グッズの紹介、警察庁のテロ対策部隊に関する知識、毒ガスや発砲事件が起きたときの対処法、プロのボディーガード流のドライブテクニックの紹介、女性が暴漢に襲われた場合の護身術の紹介、実録・水没車からの脱出、犯罪に関する最近のデータ、サバイバルや災害救助ボランティアのプロからのアドバイス・・・などです。1家に1冊常備しておきたい必携の書です。なお、本書の中で当社の
護身・防犯用スプレー「OC-10」も紹介されております。

2004/03/15   
ホッキョクグマによる事故発生か!?icon知人からの連絡によると、ロシア国内でホッキョクグマによる死亡事故が発生したそうです。死亡したのはロシア人の女性の研究者だということです。詳しい事故の状況や発生時期、場所などは不明です。新しい情報が入りましたらお知らせいたします。なお、ホッキョクグマにより人身事故は、ロシアではとてもめずらしいとのことです。

2004/03/15   
ハブは1匹5,000円なりicon14日付朝日新聞のコラム”青鉛筆”に、奄美群島に生息するハブの捕獲報償金が、鹿児島県は財政難から新年度より500円減額することになったと書かれてありました。現在の県の捕獲報奨金は3,000円で、奄美大島や徳之島の10市町村から出る報奨金2,000円を合わせると、ハブを捕獲したときの1匹の報奨金は5,000円になります。年間の捕獲数は2万匹ということですから、年間1億円の報奨金が支払われていることになります。最近話題を呼んでいる村上龍氏の「13歳のハローワーク」(幻冬舎 ISBN:4344004299)にも「ハブ取り」という職業が紹介されていました。なお、ハブについての詳しい情報は、相互リンクしている「ハブの館」のウェブページをご覧下さい。

ちなみに、各地で社会問題になっているカラスにも、自治体によっては捕獲奨励金が支払われる場合があります。知人のハンターから聞いた話では、岩手県滝沢村だと1羽の報奨金が500円、秋田県大館市だと1羽の報奨金が1,000円だということです。ハブに比べるとカラスの値段は大分お安いですね。

2004/03/11   
相互リンクのお知らせiconポーランドにあるカレリアン・ベアドッグのブリーダーのウェブページ"CIEN NIEDZWIEDZIA"と相互リンクしました。英語のページもあるので興味のある方はご覧下さい。カレリアン・ベアドッグのリンク集が充実しています。

2004/03/09   祝・アクセスカウンター150,000達成!icon3月8日に当社ウェブページのアクセスカウンターが150,000を達成いたしました。これもひとえに皆様方のご支援・ご協力のお陰です。本当にどうもありがとうございました。
今後も有益な情報の収集と発信に努めてまいりますので、益々のご支援とご協力、ご助言をお寄せ下さいますようにお願い申し上げます。

2004/03/09   
祝・『小国マタギ 共生の民族知』が出版されましたicon3月5日に『小国マタギ 共生の民族知』(佐藤宏之・編/農文協)が出版になりました。東京都内では既に書店に並んでいるそうです。『小国マタギ 共生の民族知』を紹介するコーナーも新設いたしましたので、ぜひご覧下さい。

2004/02/29   
新刊のご案内icon3月5日に(社)農山漁村文化協会より新刊『小国マタギ 共生の民族知』(佐藤宏之・編/ISBN4-540-03145-7/2,800円)が出版になります。
「今日自然環境の保全・保護の必要性が声高に叫ばれているにもかかわらず、自然環境と密接に関わって暮らしてきた山村の人々の生活は疲弊し、全国的に画一な消費経済を基調とする都市生活の仕組みが隅々まで張り巡らされ、これに絡め取られることによって、従来の山村の生活は、まさに崩壊の瀬戸際にあると言える。自然環境の保全・保護の最大の担い手であるはずの山村が、なぜ崩壊させられようとしているのか。自然との共生を背伸びすることなく生活の中に溶け込ませてきた民族の知恵が、なぜ否定されなければならないのかといった疑問が、研究を始める、そして本書を編むことになった出発点であった。」(序章より抜粋)と佐藤宏之氏は述べられています。

本書ではマタギの集落がある山形県小国町を舞台に、考古学や自然地理学、民俗学、動物生態学、食性地理学、森林資源学、文化人類学など様々な角度から地球規模の時間的な変位や気象、地形、歴史、経済、文化等を通して、マタギ文化の成立と変遷や現在の小国の現状について科学的に解明を試みた内容となっています。

なお、本書は平成12年〜14年度にかけて、(財)日産科学振興財団の研究助成を受けて行われた課題研究「東北マタギの伝統的狩猟活動から見た動物資源の持続的利用に関する学術研究」(研究代表者:佐藤宏之東京大学 助教授)の成果をまとめたもので、佐藤宏之氏(東京大学大学院人文社会系研究科 助教授/考古学)・佐々木史郎氏(国立民俗学博物館 教授/文化人類学)・田口洋美氏(狩猟文化研究所 代表/地理学・文化人類学・民俗学)・中川重年氏(神奈川県自然環境保全センター 専門研究員/里山林の保全・森林資源)・羽澄俊裕氏(株式会社野生動物保護管理事務所 代表取締役/動物生態学・野生動物管理学)・長谷川裕彦氏(明治大学文学部 非常勤講師/自然地理学)・村上一馬氏(宮城県公立高校教諭/近世狩猟史)・藤村正樹(有限会社アウトバック 代表取締役/クマ被害防除策)など15名の様々な分野の専門家が研究に参加し、本書の執筆も担当しています。今まで発表されたことのない分野のとてもユニークな内容ですので、多くの方にお薦めしたいと思います。

『小国マタギ 共生の民族知』は有限会社アウトバックでも販売いたしますので(送料サービス)、ご予約をお待ちしております。
ご予約・ご注文はこちらまで。

2004/02/28   長野県のクマ保護管理計画icon平成14年度に特定鳥獣保護管理計画(ツキノワグマ)を策定した長野県では、岩手県と同様に学習放獣の実施を特定計画の中に盛り込んでいます。放獣場所は「捕獲された場所と同じ市町村内」としていますが、「ただし、放獣先の市町村の同意がある場合にはこの限りでない」として、市町村境を越えての学習放獣に道を拓いたことは注目に値します。
長野県森林保全課のウェブページには、特定鳥獣保護管理計画について説明されています。また、特定鳥獣保護管理計画(ツキノワグマ)の全文をPDFファイルでダウンロードできます。詳しくはこちらをご覧下さい。それから、リンクのページに京都府のクマの情報と長野県の「ツキノワグマによる農業被害を防ぐために」を追加しました。

2004/02/28   
愛犬の写真が掲載されました!icon私事で大変恐縮ですが、プリンセス天功こと引田天功さんの公式ページ「引田天功のイリュージョンワールド」に、わが家の愛犬マックス(黒ラブ)の写真が掲載されました。動物が大好きなプリンセス天功さんは、インターネットの公式ページにペットのコーナー「Pet Friend」を設け、ご自分のペットや読者からの投稿写真を掲載しています。良かったらご覧下さい。(藤村)

2004/02/23   
SECURITY SHOW 2004MagLight icon2004年3月2日〜5日まで東京国際展示場[ビッグサイト]にて、『SECURITY SHOW 2004』(主催:日本経済新聞社、協賛:(社)日本防犯協会、(財)全国防犯協会連合会、他、後援:警視庁、他)が開催されます。

年々増加する凶悪犯罪、年々低下する警察の検挙率・・・治安の回復に向け警察行政のみならず、個人、企業、地域の自主的な防犯活動、自治体による安全・安心な街づくりが推薦されています。そのような状況のなか、今年の『SECURITY SHOW 2004』は過去最大規模で開催されます。国内外のセキュリティ・安全管理関連製品・システムが勢揃いします。なお、展示会WEBサイトの事前登録で入場が無料になります(3月1日までに登録必要)。
詳細はこちらをご覧下さい

          ■SECURITY SHOW 2004 
http://www.securityshow.jp/

2004/02/23   
米国イエローストーンNPのクマ講演会icon2004
年3月10日(水)午後6時半よりツキノワグマの会がかながわ県民活動サポートセンター402号室にて、講演会「ツキノワの会 −人と野生動物との共存を考える−」(主催:ツキノワグマの会)を開催します。講師は米国のハーフペニー博士(James C.Halfpenny 博士/生物学、生態学、動物学博士/A Naturalist's World 代表)で、演題は『イエローストーンのクマを追って−アメリカのクマ事情−』です。参加費は500円(資料代)。下記はツキノワグマの会からの案内文です。
詳細はこちらをご覧下さい。
 
21世紀は、「環境の世紀」「市民の世紀」と言われています。日本では、「環境」という言葉が少しずつ定着していますが、「自然」や「野生生物」とは何か、野生生物とどのように共存して行くのか、まだまだ答えは出されていません。日本を代表する大型哺乳類であるツキノワグマやヒグマは、森林の荒廃や有害鳥獣駆除、錯誤捕獲などの影響で決して安泰であるとは言えません。
 では、世界で始めて国立公園が作られたアメリカの事情は、どうなっているのでしょうか? アメリカでもクマと人間とのトラブルは増えているのでしょうか?
私たちツキノワの会では、アメリカのクマをテーマに、講演会を開きます。講師は、アメリカで動物学者として(得にクマやオオカミ等)第一線で活躍するハーフペニー氏(A Naturalist's World 代表)から講演をして頂きます。
 野生動物との共存については、米国の環境教育や法律的な面、野生動物に関する哲学においても、学ぶ点は多く興味あるお話が伺えます。
 ペニー氏は、今般、キープ協会ヤマネミュージアムの招聘で来日されると知り、その合間を縫って講演会を企画しました。平日の夜の講演ですが多くの方々の参加を期待しております。

           
お問い合せ
            ツキノワの会 草刈 TEL/FAX:0424−72−3757 E-mail kusakari-h@jcom.home.ne.jp


2004/02/18   
新製品・ハットセイバー登場!icon   テンガロン・ハットやパマナ帽など、つばの広い帽子をかぶりながら車を運転すると、つばがヘッドレストにぶつかるのでとても不自由します。仕事場で使用する大切なヘルメットも、車の中では意外と置き場所に困るものです。

そんな時にあると便利なのが、米国テキサス州で爆発的に売れている
『ハットセイバー』です。ハットセイバーがあれば悩み解決。取付は簡単、サンバイザーのネジを外すだけで、自動車やトラック、ボートに簡単に取り付けられます。ハットセイバーはカウボーイの本場、米国テキサス州から直輸入しました。詳細はこちらをご覧下さい

2004/02/15   
ツキノワグマ被害を防ぐためのパンフレット(長野市作成)icon   長野県長野市では、平成10年頃より市内北部のほぼ全域でツキノワグマが出没するようになり、トウモロコシ、リンゴ、プルーン、養蜂等の被害が出始めました。平成12年以降は、市内山間部全域で出没するようになり、農業被害は毎年6月頃から長野市北部の地域を中心に発生し、出没・被害情報が年間20件以上寄せられるようになってきています。

長野市では出没の原因を考え、農業被害 、人身被害を防ぐために、平成12年〜13年にかけ市内山間地においてツキノワグマの生息調査を行いました。それを元に長野市では、信州ツキノワグマ研究会協力を得てパンフレット『ツキノワグマによる被害を防ぐために』を作成しています。そのパンフレットの内容がインターネットで公開されております。とても良い内容ですので、ぜひご覧下さい。

          
●長野市が作成したパンフレット『ツキノワグマによる被害を防ぐために』
           
http://www011.upp.so-net.ne.jp/shinshu_kumaken/nagano/nagano-index.html

2004/02/14   
長野県主催のクマシンポジウムご案内icon   2月29日(日)に長野県松本市の長野県松本合同庁舎にて、長野県松本地方事務所などの主催するシンポジウム「ツキノワグマとの共存を考える」(主催:長野県松本地方事務所、長野県北安曇地方事務所、中部山岳流域林業活性化センター、長野県林政協議会中部山岳部会、協賛:NPO法人 信州ツキノワグマ研究会)が開催されます。内容は、田口洋美氏(狩猟文化研究所 代表)と泉山茂之氏(野生動物保護管理事務所)の対論です。公開シンポジウムなので興味のある方はぜひご参加ください。詳細はこちらをご覧下さい。

なお、
NPO法人 信州ツキノワグマ研究会代表の林 秀剛さんより、次のようなコメントが寄せられています。「長野県では、2002年4月から、新しいツキノワグマ保護管理計画(「特定鳥獣保護管理計画(ツキノワグマ)」)が施行され、保護管理を地域個体群を基準とし(市町村単位ではなく!)、実際の捕獲も“地方事務所管内ごと”でコントロールするという大転換を実施しました。それにともなういろいろな問題も派生しておりますが、クマとの共存を目指す方向に一歩踏み出したことは間違いないと評価しております。今回のシンポジウムには、さらなる進展を期待しています。」

          日時; 2004年2月29日、13:30〜15:30
          会場; 松本合同庁舎「講堂」(JH松本インター近くです)
          会費; 無料
          お問い合せ;長野県松本地方事務所林務課林務係 TEL:0263-40-1926

2004/02/13   
害虫防除技術研究所のHPと相互リンクしましたicon   「蚊」の専門家が運営している害虫防除技術研究所のウェブページと相互リンクいたしました。害虫防除技術研究所のウェブページでは、身の回りにいる害虫についての知識と対策について紹介しています。なお、害虫防除技術研究所は蚊調査、蚊駆除サービス、ゴキブリ駆除サービスなどを行っている有限会社モストップの研究部門です。

2004/02/13   
ヤマビルとシカ・カモシカの関係icon   今から10年以上前のことですが、仕事で秋田県庁を訪れたときに、五城目町の付近でヤマビルが増えていて、林業作業員が被害を受けて弱っている。何か良い対策はないものかという相談を受けたことがありました。そのときに、ヤマビルの被害が広がっているのは、カモシカが犯人のようだという興味深い話を聞いたことを覚えています。

当社のウェブページと相互リンクしていただいている
「ヤマビル研究会」のウェブページに、ヤマビルとシカの関係についての情報が掲載されています。
以下はヤマビル研究会のウェブページからの引用です。ヤマビルの被害が増えている地域、例えば秋田県の五城目町や群馬県の中之条町ではカモシカが、神奈川県の丹沢山系の清川村や兵庫県の朝来町ではニホンジカの個体数が増えて生息範囲を広げています。自然界の中でヤマビルがどのような野生動物の血を吸っているのかを血液のDNA鑑定によって調べた結果、秋田県ではカモシカ、千葉県の房総半島ではニホンジカへの吸血が最も多いことが判明。さらに、千葉県の房総半島のニホンジカでは、足に有穴腫瘤(ゆうけつしゅりゅう)といわれる穴をあけて、そこにヤマビルが入り込み、半寄生の状態で吸血していることが明らかになったそうです。これらのことから、ヤマビルはシカ類に寄生することによって、脱落せずにたっぷり寄主の血を心ゆくまで吸いながら遠くまで移動、分散することができるわけです。さらに詳しい情報やヤマヒル防除対策、学会での発表内容について知りたい方は、
「ヤマビル研究会」のウェブページをぜひご覧下さい。

2004/02/12   
速報・ IBA日本招致が決定!!icon   今月8日から米国カルフォルニア州で開催中の、第15回国際クマ会議サンディエゴ大会に参加しているIBA日本開催実行委員会事務局長の山崎晃司さんから速報が入りました。8日に開かれたビジネスミーティングにおいて、日本側の代表団がIBA日本開催申入書の提出と説明をIBA 評議会に対し行いました。そして、本日(現地時間2月11日)にIBA 代表のHarry Reynolds氏より、申し入れが認められたとの内定が下ったとのことです。おめでとうございます!

これによって、アジアで初めての国際クマ会議(IBA)が、2006年10月に長野県軽井沢町にて開催されことが決定しました。2006年10月には世界各地から数百名のクマの専門家が来日することになり、日本における科学的なクマの保護管理の普及啓発に弾みがつくこが期待されます。
なお、
International Assosiation for Bear Research and Management (IBA)は20カ国以上の国々の数百名の会員で構成されている国際的な民間団体で、研究と情報提供を通して科学的なクマの保護管理の普及啓蒙を支援している組織です。そして、国際自然保護連合(IUCN/本部・スイス)の中にあるクマ専門部会の親組織でもあります。

          
●International Assosiation for Bear Research and Management (IBA) http://www.bearbiology.com/ 
          ●IUCN本部 
http://www.iucn.org/
          ●IUCN日本委員会 
http://www.iucn.jp/

2004/02/10   
車の防犯対策MagLight icon   四輪駆動車の総合月刊誌『フォーバイフォーマガジン』を出版している株式会社フォーバイフォーマガジン社から、車輌盗難や車上狙の完全対策マニュアル本『カーセキュリティー完全マニュアル』(980円)が絶賛発売中です。一昨年だけでも車上狙い被害件数が432,000件、車輌盗難被害件数は63,275件(平成13年度警視庁調べ)発生しています。しかも、車輌盗難は都市部から地方へと拡散する一方です。日本に安全な場所など、無人島以外は皆無ではないでしょうか。興味のある方はぜひご一読下さい。詳細はこちらをご覧下さい

2004/02/10   
IBA "International Bear News" 2004年2月号icon   国際的なクマの研究者団体・International Assosiation for Bear Research and Management (IBA)のニュースレター『International Bear News』2004年2月号Vol.13, No.1が届きました。その中で、ロシア・カムチャッカ半島のクロノスカイ国立保護区で昨年の12月26日にヒグマに襲われて死亡した、ロシア人のクマ研究者Vitaly Nikolaenko氏の追悼記事が、ヴィタリー・ニコラエンコさんの写真と一緒に掲載されていました。また、本紙の表紙にもヴィタリー・ニコラエンコさんが撮影した、巨大なヒグマの写真が使われています。

2004/02/10   
岩手山入山が通年解禁決定!icon   火山活動によって入山が制限されてきた岩手山(2038m)は、4日に開かれた岩手県と周辺6市町村による協議会で、今年7月からの入山全面解禁が正式に決まりました。ただし、岩手県は災害対策本部を7月1日で廃止する意向なので、登山者の自覚と自己責任がより求められます。(平成16年2月5日 岩手日報)

2004/02/09   
IBAサンディエゴ大会開催icon   2月8日〜2月13日(日本時間2月9日〜2月14日)まで米国カルフォルニア州のサンディエゴにて、第15回国際クマ会議サンディエゴ大会(Fifteenth International Conference on Bear Research and Management )が開催されます。同国際クマ会議は2006年に日本での開催が予定されており、その受け入れ団体である日本クマネットワーク(代表:坪田敏男・岐阜大学農学部教授)とIBA日本開催実行委員会(委員長:青井俊樹・岩手大学農学部教授)の代表団が現地入りし、2006年日本大会開催の最終的な申し入れが今大会で行われる予定です。なお、第15回国際クマ会議サンディエゴ大会についてはこちらをご覧下さい

          
●IBA: http://www.bearbiology.com/

2004/02/04   
兵庫県のクマ保護管理の取り組みicon   兵庫県ではツキノワグマの絶滅を回避し長期的な人とクマとの共存を目的として、平成15年6月にツキノワグマ保護管理計画を策定しました。兵庫県農林水産部農林水産局森林動物共生室のウェブページから、ツキノワグマ保護管理計画のPDFファイルをダウンロードすることができます。さらに、兵庫県農林水産局森林動物共生室が制作したパンフレット「ツキノワグマによる人身事故を防ぐために」が掲載されています。興味のある方はぜひ兵庫県農林水産部農林水産局森林動物共生室のウェブページご覧下さい。

2004/02/03   
秋田県でホッキョクグマ問題発生!?icon   平成16年7月に開館予定の新しい男鹿水族館(新水族館建設のため、昨年8月31日で閉館)に展示が予定されているホッキョクグマの入手をめぐり、秋田県とカナダ・マニトバ州の間でホットな問題が発生しています。

 秋田県はマニトバ州のホッキョクグマ法の飼育基準を満たすために、平成15年9月補正予算に1億5000万円を計上し、マニトバ州と相談しながら飼育施設の増改築を行っている最中。ところが、昨年の11月にマニトバ州の環境大臣が変わり、その後に、動物保護団体の反対などを理由に州政府から譲渡取り下げを求められました。このままでは7月の開館に間に合わないばかりか、同州からホッキョクグマの個体を日本に持ち出すことさえ困難な状況になり、寺田典城秋田県知事はマニトバ州の対応に不満を漏らしています。詳細は
秋田魁新報のウェブページをご覧下さい。(平成16年2月3日 秋田魁新報)

          
●関連ウェブページ
           カナダ・マニトバ州チャーチルのホッキョクグマ(画像多数) 
http://www.polarbearc.com/
           秋田県 
http://www.pref.akita.jp/index.htm
           カナダ・観光局/マニトバ州(日本語) 
http://www.canada.or.jp/mani_sas/page1.html
           マニトバ州政府(英語/フランス語) 
http://www.gov.mb.ca/splash.html
           秋田魁新報 
http://www.sakigake.co.jp/

2004/02/01   
ナショナルジオグラフィック』誌にホッキョクグマ掲載icon   『NATIONAL GEOGRAPHIC』2004年2月号(日本版発行/日経ナショナルジオグラフィック社)にホッキョクグマの特集記事が掲載されています。「ホッキョクグマ 白い大地の真っ白な親子」と題したレポートは、本誌英語版シニアライターであるジョン・L・エリオットさんが執筆したもので、ノアバート・ロージングさんが撮影したホッキョクグマとその親子の生態を捉えた素晴らしい18枚の写真が載っています。特に2頭の雄グマが戦う迫力のある写真や、母グマにじゃれつく可愛らしいホッキョクグマの子グマの写真はお薦めです。

 ただし、地球温暖化はカナダのホッキョクグマにも大きな影響を及ぼことも、文中で指摘されています。カナダのハドソン湾周辺に生息しているホッキョクグマは、湾が氷結すると主食のワモンアザラシを獲るために、氷結した海に出かけていきます。獲物が捕れない7月から11月までは体内に貯えた脂肪をエネルギー源にして生きています。ですから、温暖化が進み湾が氷結しなくなれば、ホッキョクグマはアザラシを獲ることができなくなります。そして、ハドソン湾のホッキョクグマ個体群は消え去るというわけです。

2004/01/31   岩手県・ツキノワグマ保護管理検討委員会のご案内icon   平成16年2月4日(水)13時より、岩手県の第1回ツキノワグマ保護管理検討委員会がエスポワールいわて3階特別会議室にて開かれます。今回は平成15年度におけるツキノワグマ保護管理施策の取り組み状況についてと、平成16年度におけるツキノワグマ保護管理施策の取り組み予定について主として話し合われる予定です。なお、この会議を傍聴することができますので(定員10名)、傍聴を希望される方は岩手県環境生活部自然保護課(電話番号019-629-5374)にお問い合せください。ただし、会議が非公開になる場合もあるので予めご了承ください。ツキノワグマ保護管理検討委員会についいての詳細は岩手県環境生活部自然保護課のウェブページをご覧下さい。

2004/01/31   
岩手県環境生活部自然保護課のウェブページのご案内icon   岩手県環境生活部自然保護課のウェブページには、これまでに開催されたツキノワグマ保護管理対策検討委員会やカモシカ保護管理検討委員会などの会議録が公開されています。マスメディアでは詳しく報じられることのない検討会で話し合われている内容について知ることができます。興味のある方はこちらをご覧下さい。
          
●岩手県環境生活部自然保護課/会議案内・結果のお知らせ
           
http://www.pref.iwate.jp/~hp0316/kaigi/kaigi.html

2004/01/31   
岩手の山だよりicon   岩手県環境生活部自然保護課のウェブページにある「自然保護課ニュース」には、「いわての山だより」や「ネイチャーセンターだより」といったとてもアウトドア&ネイチャー情報がたくさん掲載されています。

「いわての山だより」には岩手山や姫神山、早池峰山や三石山、八幡平など県内各地の山々の最新の情報がたくさんの画像と一緒に掲載されています。山好きには堪えられない魅力的な内容です。
野鳥観察の森が付属するネイチャーセンターからの「ネイチャーセンターだより」には、定例自然観察会のお知らせや野鳥の観察記録がたくさん公開されています。ぜひご覧下さい。

          
●岩手県環境生活部自然保護課/岩手の自然
           
http://www.pref.iwate.jp/~hp0316/
          ●岩手県環境生活部自然保護課/自然保護課ニュース

           http://www.pref.iwate.jp/~hp0316/newstop_1.html

2004/01/29   
京都府でクマ特定計画(案)を公開し意見募集中icon   京都府ではツキノワグマ保護管理計画(案)を公開し一般から意見を求めております。

ツキノワグマ保護管理計画(案)を策定中の京都府は、平成16年1月20日に「ツキノワグマ保護管理計画(案)を公表して、「特定鳥獣保護管理計画−ツキノワグマ−の樹立」について一般から意見を募集しております。締切は2月19日です。
京都府農林水産部森林保全課のウェブページから、「計画書」「出没対応マニュアル」「クマ剥ぎ被害対応マニュアル」をPDFファイルでダウンロードすることができます。なお、公聴会は2月9日(月)午後1時30分から開催されます。お問い合せは京都府農林水産部森林保全課緑化推進係までお願いいたします。

          
●京都府農林水産部森林保全課緑化推進係 http://www.pref.kyoto.jp/forest/

2004/01/29   
続・カムチャッカでヒグマに襲われ死亡事故発生icon   昨年の暮れに、ロシアのカムチャッカ半島で発生したヒグマによる死亡事故に 関しての情報が入りましたのでお伝えします。ヒグマに襲われ死亡したのは、ロシアで最も有名なクマの研究者である ヴィタリー・ニコラエンコ(Vitaly A. Nikolayenko)氏(66)です。

ヴィタリー・ニコラエンコさんは1991年の春来日し 、札幌市と東京で講演を行い、雄大なカムチャッカの自然や巨大なヒグマの生態について日本に始めて紹介しています。ヴィタリー・ニコラエンコさんが書いたカムチャッカ半島のヒグマのレポートが、
『Anima』1991年4月号・平凡社』に掲載されています。アニマは既に廃刊になりましたが、バックナンバーを札幌市のエコネットワークで 入手可能です。興味のある方は以下のサイトをご覧下さい。

          ●エコネットワーク http://city.hokkai.or.jp/~eco/bookshop/shelf/animaback.htm

ヴィタリー・ニコラエンコさんの死亡事故について多数のウェブページで報じら れていますが、米国人記者キム・マーフィー氏(Kim Murphy, Times Staff Writer)が「ロサンゼルス・タイムズ」に報じた記事がその元になっていま す。


2004/01/23   カミと狩人の約束icon   日本ペンクラブ 環境委員会のウェブページに、同委員で作家の田口洋美さん(狩猟文化研究所・代表)の『カミと狩人の約束』という文章が掲載されました。日本にはマタギと呼ばれている狩猟者もまだ残っています。彼等の伝統的な狩猟文化の一端を知ることができる資料として、狩猟に興味がある方にぜひ読んでいただきたいと思います。

          
●日本ペンクラブ 環境委員会
           
http://www.japanpen.or.jp/honkan/committee/kankyou/index.html

          
●カミと狩人の約束
           
http://www.japanpen.or.jp/honkan/committee/kankyou/kankyou10.html

2004/01/22   
あなたの安全を守るPDPのお薦めMagLight icon   悲惨な事件が今年も各地で起きています。ストーカーによって腹や胸を刃物で刺された女性(22)が、意識不明の重体になるという事件が1月17日に大阪市で発生しています。その女性は昨年12月15日に、警察にストーカー被害の相談をしておりました。また、2002年12月に千葉県で運送会社社長の男性(当時62)が刺殺された事件についても、ピッキング防止法違反などの罪で公判中の韓国籍の男性が、運送会社社長方の駐車場で社長ともみ合いになり果物ナイフで胸などを刺して殺害したことが判明し、強盗殺人容疑で今月再逮捕されました。

殺人、強盗、放火、強姦の4つの犯罪は「凶悪犯」と呼ばれており、2000年に入って1万件を越えて増加し続けているそうです。特に「強盗」は1989年は1586件だったものが、2002年には4倍以上の6984件に増加しています。逆に検挙率は8割から5割に減少、日本は益々危険な状況になりつつあります。自分の身の安全は自分で守る(パーソナル・ディフェンス)ことが大切であり、Personal Defines Product(PDP)の備えの有無によって生死が決まるといえます。

アウトバックでは凶悪犯罪が横行する米国の警察官やFBI(連邦捜査局)、シークレットサービスなどが採用している強力な
護身スプレー「OC-10」(オーシーテン)を輸入・販売しております。皆様や家族、友人、社員の安全対策として護身スプレー「OC-10」の携帯をお薦めいたします。製品についての詳細はこちらをご覧下さい

2004/01/22   
北方圏フォーラムのウェブサイトicon   北方圏フォーラムは日本を含む10カ国(米国、カナダ、ロシア、アイスランド、中国、スウェーデンなど)の人々によって組織・運営されている非営利の国際的組織です。北方圏フォーラムでは天然資源、少数民族、文化や生態系など様々な事柄について様々な取り組みを行っています。

北方圏フォーラムではプロジェクトとして
「Brown Bear Management」を行っています。詳細についてはこちらの北方圏フォーラムのウェブページをご覧下さい。

2004/01/22   
『鍵の聖書』と殺人事件MagLight icon   鍵業者ら3人によって殺害されたフリージャーナリストの染谷悟さん(38)は、「柏原蔵書」のペンネームで『鍵の聖書』(発行:エーディーサマーズ)という本を出版しています(「鍵の聖書」は8人のライターによる共著)。偶然ですが私はその本をもっています。昨年のSecurity Show 2003で某社の展示ブースで配布されていたもので、防犯用の鍵や鍵業界の裏事情などが詳しく書かれていました。トラブルに巻き込まれ不慮の死を遂げられた著者の方のご冥福をお祈り申し上げます。

『鍵の聖書』のサブタイトルには、「鍵と鍵屋の選び方ーーストーカー、窃盗、盗撮、盗聴・・・報道されない侵入犯の恐怖から防犯のためのコラム108」と書かれています。今回の事件も染谷悟さんに批判を受けた悪質な鍵業者の犯行でした。『鍵の聖書』がまだ販売されているか分かりません。巻末に載っていたエーディーサマーズ(東京都豊島区要町)に電話したら不通でした。同名の出版社が他にもありましたが、電話で確認したところ別の会社でした。

2004/01/21   
日本ペンクラブ 緊急集会のお知らせicon   戦争が続いている紛争地域に、戦後初めて日本の自衛隊(軍隊)が派遣されました。日本ペンクラブの緊急集会『いま、戦争と平和を考える』が2月6日(金)午後18時15分より日本プレスセンターホール(内幸町 日本プレスセンタービル10F)にて開かれます。当日は井上ひさし(ペンクラブ会長)氏による開会あいさつ「なぜ日本ペンクラブは戦争に反対か」や浅田次郎(ペンクラブ理事)氏によるミニ講演「イラクへの自衛隊派遣に思うこと」、フォト・ジャーナリストの森住 卓氏によるフォト&トーク -「イラクの子供たちはいま」などが行われる予定です。

定員は先着350名(予約不要)で参加費は500円です。日本ペンクラブでは会員を通じて広く参加を呼びかけています。日本ペンクラブの緊急集会『いま、戦争と平和を考える』についての
詳細はこちらをご覧下さい。

          
●[問合せ先]日本ペンクラブ事務局(安西) TEL 03-5614-5391  FAX 03-5695-7686
            
http://www.japanpen.or.jp

2004/01/16   
暖冬の影響で冬もクマが活動している!?icon   昨年は堅果類が豊作だった島根県では、暖冬の影響もあってか、例年であれば冬眠しているはずの1月になってもツキノワグマが山で活動しているという情報が入りました。1月に入ってからも、イノシシを捕獲するためにハンターが許可を得て取り付けたくくり罠に、誤ってクマがかかるという事故が数件発生しています。

以前、日本クマネットワーク(全国のクマ研究者が中心となって運営している民間団体・代表/坪田敏男・岐阜大学教授)がクマの冬眠状況についてメーリングリストで情報を集めたことがありました。その結果、冬でも比較的暖かい四国や和歌山県などの地域のツキノワグマは、冬になっても冬眠しないか、冬眠しても期間が短いという情報が寄せられました。また、秋田県阿仁町のマタギや山形県小国町のマタギから聞いた話では、山に餌が豊富にあれば、雪が積もっても冬眠せずに、エサを求めて動き回るクマがたまにいるとのことです。

自然や野生の世界では「絶対」ということはありません。「クマは冬になれば冬眠する」という「里の常識」も、山では通用しないことがあります。また、冬眠中のクマを誤って起こしてしまい、クマに襲われることが現実に発生しています。昨年の12月30日に、ロシアのカムチャッカで遺体で発見された有名なクマの研究者は、不用意に冬眠中のヒグマに近づきすぎたのが原因だとも言われていますし、12月28日には岩手県江刺市の山林で、下草刈りの作業をしていた男性が冬眠中のクマに飛びかかられるという
事故も起きています。

冬にクマの生息地に出かける方は、クマと遭遇する可能性がゼロではないことを認識し、もしもの時の備えも必要ではないでしょうか。

2004/01/16   
ロシアでのクマの密猟icon   ソビエト崩壊以後、政情や経済の混乱に乗じてロシアではヒグマなどクマ類の密猟や違法な狩猟が急増しているそうです。

さて、ロシアのカムチャッカで 孤児になった3頭のヒグマの子グマを、カナダ人のナチュラリストの
チャーリー・ラッセル氏が自然の状態で育てながら、クマと人々が同じ土地で共存することができることの研究を続けていました。ところが、一昨年の冬にカナダへ帰国したラッセル氏が現地に戻ると、彼が8年間も見守ってきたヒグマたちの姿は見られませんでした。彼等の活動を快く思わない密猟者(?)によって、そのヒグマたちは違法に捕殺されたと考えられています。

チャーリー・ラッセル氏の調査プロジェクトや彼の作品(著作、ビデオテープ、写真集)などについて知りたい方は、
こちらをご覧下さい

2004/01/07   
NPO法人日本ツキノワグマ研究所のHPがリニューアル!!icon    NPO法人日本ツキノワグマ研究所のウェブページがリニューアルしました。新しく映像ライブラリーが新設され、米田一彦さんが撮影された貴重なクマの画像が59枚も掲載されています。ぜひご覧下さい。

            
●NPO法人日本ツキノワグマ研究所
            
http://ha3.seikyou.ne.jp/home/kmaita/

            ●映像ライブラリー
            
http://ha3.seikyou.ne.jp/home/kmaita/album.htm

2004/01/07   
アラスカのカトマイでも死亡事故発生icon    2003年10月8日に米国アラスカ州のカトマイで、ヒグマの研究と撮影を兼ねてキャンプしていた男女2名がヒグマに襲われ死亡するという痛ましい事故が発生しておりました。詳細は以下のウェブページをご覧下さい(英文です)。

            
http://www.adn.com/front/story/4110831p-4127072c.html

2004/01/07   
カムチャッカで死亡事故発生か!?icon    昨年の暮れに、ロシアのカムチャッカでロシア人の研究者(もしくは写真家)ヴィタリィ・A・ニコラエンコ氏が、ヒグマに襲われ死亡する事故が発生したとの情報が入りました。詳細は不明です。

2004/01/01   2004年開幕記念セール開催のお知らせ!icon    新年1月5日より『2004年開幕記念セール』を、1月末日まで開催いたします。詳細につきましてはこちらをご覧下さい。

2004/01/01   
1月5日から2004年開幕記念セール(予報)!icon    新年明けましておめでとうございます。旧年中はご愛顧いただきまして厚く御礼申し上げます。お陰様で弊社のウェブページも閲覧数(アクセスカウンター)が順調にアップしております。なお、新年1月5日より『2004年開幕記念セール』を、1月末日まで開催いたします。詳細につきましては直接お問い合せいただくか、1月5日更新のウェブページをご覧下さい。

さて、昨年は東北地方などで堅果類(ブナ、ミズナラ、クリなど殻の堅い木の実)が不作・凶作になり、冷夏の影響などの他の要因と相重なり各地でクマの異常出没がみられ、農作物などの被害が増加しました。
弊社のウェブページにはそうした各地のクマ情報や、被害防除策などの情報をたくさん掲載しているので、閲覧数のアップにつながったと思います。弊社の活動が間接・直接的にクマの保護管理(被害防除方やクマの生態などの普及啓発、人とクマとの共存・共生、有害駆除個体の減少や非殺傷的手段による被害防除策の普及など)に貢献できたとしたら幸いです。

今年も野生動物保護管理、アウトドア、セキュリティーの各事業展開に、弊社は益々力を入れていく所存です。皆様のご支援とご愛顧をお願い申し上げますとともに、本年も皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

2004/01/01   
林業家が作業中にクマと遭遇(岩手県)icon    12月28日午後1時半頃、岩手県江刺市の山林で、仲間4人と下草刈りの作業をしていた林業家のKさん(62)がツキノワグマに遭遇しました。クマは石で囲まれた洞穴から飛び出し、向かってきたので、Kさんは持っていた草刈り機で喉元を一撃して仕留めました。Kさんは衝撃で転倒しましたが怪我はありませんでした。(平成15年12月29日 岩手日報)



gif. Old Bear Information 2-6-3 (2003.09.05~2003.12.25)

gif. Old Bear Information 2-6-2 (2003.07.01~2003.08.30)

gif. Old Bear Information 2-6-1 (2003.01.06~2003.06.30)

gif. Old Bear Information 2-5-3 (2002.10.03~2002.12.27)

gif. Old Bear Information 2-5-2 (2002.07.01~2002.09.11)

gif. Old Bear Information 2-5-1 (2002.01.01~2002.6.29)

gif. Old Bear Information 2-4-3 (2001.08.02~2001.12.28)

gif. Old Bear Information 2-4-2 (2001.06.01~2001.07.31)

gif. Old Bear Information 2-4-1 (2001.01.01~2001.05.31)

gif. Old Bear Information 2-3-2 (2000.07.01~2000.12.22)

gif. Old Bear Information 2-3 (2000.01.11~2000.06.23)

gif. Old Bear Information 2-2 (1999.10.04~1999.12.24)

gif. Old Bear Information 2-1 (1999.01.17~1999.09.28)

gif. Old Bear Information 1-1 (1998.03.06~1998.12.14)

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