過去の新規情報 VOL.2-10-1
過去の新規情報 (2007.01.09〜2007.06.13)
2007/06/13 平成19年度ツキノワグマ保護管理検討委員会が開催(岩手県) 6月11日午後1時30分より、岩手県盛岡市のエスポワールいわて3階特別ホールにて、【平成19年度ツキノワグマ保護管理検討委員会】が開催され、平成18年度のツキノワグマ捕獲実績及び平成19年度のツキノワグマ捕獲上限数などについて話し合われました。
【議案1.平成18年度ツキノワグマ捕獲実績】
1.捕獲実績
平成18年度における岩手県内でのツキノワグマの捕獲実績は、有害捕獲241頭(うち放獣22頭)、狩猟38頭で、計279頭(うち放獣22頭)でした。
地域個体群別では(岩手県では2系統のツキノワグマが生息しており、県では2つの個体群に分けて保護管理を実施)、北上高地地域個体群が有害捕獲104頭(うち放獣2頭)、狩猟32頭で、計136頭。
北奥羽地域個体群が有害捕獲137頭(うち放獣20頭)、狩猟6頭で、計143頭となっています。
2.人身被害状況
平成18年度における岩手県内でのツキノワグマによる人身被害は、15件(16人)となっています。
地域個体群別では、北上高地が10件(11人)、北奥羽が5件(5人)となっています。
参考までに、平成17年度の人身被害の状況は、16件(17人)でした。平成18年度は県内全域でクマの大出没がみられたにも関わらず、人身被害を抑えることができたのは、県が全国に先駆けてクマ出没注意報を3月に発令し、注意の喚起及び広報普及に力を入れていた結果かもしれません。なお、平成13年度の大出没の際には、22件(24人)の人身被害が発生しております。
3.農作物被害の状況
農業被害については、飼料作物(主にデントコーン)、果樹(主にリンゴ。他にカキやらフランス、ブドウなどが含まれる)、野菜(主にスイートコーン)などで発生しており、面積で約222ha、金額で約4,617万円となっています。
参考までに、平成17年度の農作物被害の状況は、面積で約75.4ha、金額で約670.4万円となっています。昨年度は農業被害が面積と金額ともに激増したことが分かります。
【議案2.平成19年度ツキノワグマ捕獲上限数について】
平成18年度のツキノワグマ捕獲上限数は94頭(北上高地地域個体群57頭、北奥羽地域個体群37頭)でしたが、捕獲実績は279頭(北上高地地域個体群136頭/うち2頭放獣、北奥羽地域個体群143頭/うち20頭放獣となりました。
岩手県環境保健研究センターの捕獲上限数算定結果に基づき、平成19年度の捕獲上限数を150頭(北上高地地域個体群125頭、北奥羽地域個体群25頭)とする事務局案が出されました。各員から様々な意見や質問が出ましたが、満場一致で了承されました。
2007/06/06 第18回ブナ林と狩人の会 in
東京大学のご案内 平成19年6月30日午後1時半〜4時半まで、東京大学農学部弥生講堂一条ホールにて【第18回 ブナ林と狩人の会:マタギサミット in
東京】(主催:第18回『ブナ林と狩人の会:マタギサミット』実行委員会)が開催されます。
『ブナ林と狩人の会』(通称「マタギサミット」)は、平成2(1990)年3月に第1回目の会が開かれて以来、毎年1回開催されている広域的山村交流会議です。の会の発起は、中部東北地方の豪雪山岳地帯に点在する伝統的狩猟集落(マタギ集落)を中心に狩猟文化を研究している田口洋美(幹事:狩猟文化研究所代表。2005年〜:東北芸術工科大学教授)の呼びかけに応え、新潟県村上市松山三面(元、岩船郡朝日村三面)、秋田県北秋田郡阿仁町、長野県下水内郡栄村秋山郷の猟友会員、青年会、婦人会などの有志が集ったことにはじまります。
本会の目的は、狩猟文化(マタギ文化)を基礎に、中山間地域の生活文化の継承と発展を目指し、それぞれの集落が21世紀をどのように生き抜いていくのか、生活者自らが問題解決に向けて模索して行くための場となることです。当初はマタギ関係者が中心の集まりでしたが、現在は趣旨に賛同する野生動物の研究者や作家、マスコミ関係者、行政担当者、学生、その他一般など、幅の広い参加者を得て、東北、北陸、信州などで毎年開催されています。
今回は、初めて首都圏での開催となる記念すべき大会です。一般の方も参加することができます。詳しくはこちらをご覧下さい。
2007/06/05 相互リンク情報 写真家・蝶野研二さんが運営するウェブサイト【NORTHWARD
GALLER】と相互リンクいたしました。アラスカと北海道の野生動物や雄大な自然、オーロラなどの自然風景(ヒグマも含む)を撮影した作品が多数紹介されています。ぜひご覧下さい。
2007/05/29 人身被害情報(岩手県) 5月27日午後3時半ごろ、岩手県盛岡市玉山区薮川の末崎川支流沿いで、盛岡市在住の男性(58)がクマに右腕などを噛まれるなどして重傷を負いました。
家族が119番通報し、男性は盛岡市の岩手県高度救命救急センターに運ばれました。
盛岡東署の調べによると、男性は支流沿いを1人で渓流釣りをしに来ていていました。釣りを終えて、川から車に戻る途中でクマに襲われたそうです。(引用記事 2007年5月28日 岩手日報)
2007/05/15 厚木市でツキノワグマ捕獲 県内初の殺処分(神奈川県) 13日午前5時15分頃、神奈川県厚木市飯山の畑に仕掛けられていたイノシシ捕獲用の檻に、雄のツキノワグマ1頭が入っているのを、地元の猟友会員が見つけました。クマは前日に子ジカを襲っており、神奈川県の対応方針に基づき、殺処分されました。県によると、県内にはクマが30頭ほど生息しているが、捕獲後に殺処分したのは初めてということです。
神奈川県央地域県政総合センターによると、捕獲されたクマは全長157cm、体重69kgの成獣。12日に、イノシシ捕獲用の檻に掛かった子ジカが、外からクマに襲われて食べられていたので、再度、クマを捕獲するために同じ場所に檻を設置していたそうです。
神奈川県のクマ対応基準では、捕獲したクマは、人間に直接被害を及ぼす恐れがない場合は、原則としてお仕置きをした後に人里から離れた場所に放獣します。しかし、今回のクマはシカを襲っていていることや、人家が点在する場所に何度も出没し、餌への執着心が強いことなどから、人間に危害を加える可能性が高いとして、銃による殺処分に踏み切ったとのことです。
厚木市飯山では昨年11月、近くの老舗旅館で、別のクマが残飯をあさるケースがありました。その際は、市や県が地元猟友会と協力して捕獲・放獣しています。詳しくは東京新聞のウェブページをご覧下さい。(引用記事 2007年5月14日 東京新聞)
2007/05/15 子鹿を食べたツキノワグマを捕獲 殺処分(神奈川県) 13日午前5時15分頃、神奈川県厚木市飯山の畑に設置されたイノシシ用の捕獲檻にツキノワグマが掛かっているのが見つかりました。神奈川県と厚木市は、クマを保護して山に放獣しても人が襲われる恐れがあると判断しました。そして、県猟友会厚木支部に同日依頼して、捕獲されたクマとしては神奈川県内で初めて捕殺処分しました。
神奈川県緑政課によると、捕獲されたのは全長157cm、体重69kgの雄の成獣。このクマは11日にこの檻に掛かっていたシカを殺して食べ、12日に近くに埋められた死骸を再び食べたとみられています神奈川県猟友会厚木支部員に射殺を依頼しました。
県によるとツキノワグマは木の実や虫、は虫類などを食べることが多いという。県内のツキノワグマの生息数は30頭程度と少ないため、県は1992年度以降、県内での狩猟自粛を呼び掛けて保護している。昨年11月には、同市飯山地区で旅館の食べ物などを食い荒らした別のクマが捕獲され、丹沢山中に放されていました。
神奈川県内の動植物保護に取り組んでいる特定非営利活動法人(NPO法人)神奈川県自然保護協会(新堀豊彦理事長)は、射殺処分を批判しています。「県内に数少ないツキノワグマを守るためにも、人間は恐ろしいと思わせた上で、殺さずに山中に放すべきだった」として、近く県などに抗議文を送るということです。詳しくは神奈川新聞社のウェブペー【カナロコ】をご覧下さい。(引用記事 2007年5月14日 神奈川新聞・ウェブページ【カナコロ】)
2007/05/15 イノシシわなに錯誤捕獲されたクマが逆襲、近づいた男性が重傷(栃木県) 5月9日午前10時頃、栃木県佐野市仙波町の山林で、近くのペンション経営の男性(69)が、イノシシ用のくくりわなに錯誤捕獲されたツキノワグマに接近したところ、クマはわな壊して襲いかかり、男性は顔や頭などを引っ掻かれたり、噛みつかれたりして重傷を負いました。
栃木県警佐野署の調べなどでは、現場は東武佐野線葛生駅から約7kmの山間地域で、近くには民家が点在している。クマは体長120~130cm、体重50kg程度とみられ、山林に逃げ込みました。地元猟友会が捕獲用のオリを近くに仕掛け、佐野市は防災無線で住民に注意を呼び掛けています。詳しくは読売新聞のウェブページをご覧下さい。(引用記事 2007年5月9日 読売新聞・ウェブページ)
2007/05/15 クマに襲われ男性重傷 わなのロープ引きちぎる!?(栃木県) 5月9日午前10時頃、栃木県佐野市仙波町の山林で、ペンション経営の男性(69)が、イノシシ用のわなに掛かったクマに襲われ重傷を負いました。県警佐野署によると、命に別条はないそうです。
佐野署の調べでは、9日午前9時40分頃、草刈りに行った男性2人が、イノシシ用のくくりわなに掛かったツキノワグマを発見。連絡を受けた男性さんが近づくと、クマは突然ロープ(?)を引きちぎり、男性の顔や腕などに噛みつくなどして逃げ去りました。わなは男性が仕掛けていたものです。詳細は時事ドットコムのウェブページをご覧下さい。(引用記事 2007年5月9日 時事ドットコム・ウェブページ)
2007/05/15 人里のクマは夜型 GPS追跡調査で確認される(福井県) 山の中では昼型のツキノワグマが、人里に近づくと夜型に変わることを、福井県県自然保護センターが衛星利用測位システム(GPS)を使ったツキノワグマの追跡調査で確認し、クマが山奥から人里に近づくと行動に変化がみられることを科学的に確認したと4月27日に発表しました。同県自然保護課は「これまで経験的に言われていたことが、データで示されたのは初めて」としています。
ツキノワグマの追跡調査は福井県自然保護センター(同県大野市)が2005年、2006年に独自で実施しました。それぞれの年に捕獲したクマ各二頭に首輪型の受・発信機を取り付け、福井市周辺などで行動パターンや行動範囲などを追跡調査しました。
それによると、ブナの凶作などで山奥に餌が少なかった2006年5月〜11月に調査追跡した1頭(12歳、雄)の場合、人里まで500メートル以内に近づくと、日の出から日の入りまの日中に休息を取り、夜間に動き回る「夜行性」に行動パターンが変化したことが、歩数計のように首の揺れを計測したデータなどから判明しました。おそらく、人目を避けるためとみられています。詳細は中日新聞のウェブページをご覧下さい。(引用記事 2007年4月28日 中日新聞
朝刊)
2007/05/08 クマが男性を襲い重傷を負わす(岩手県) 5月5日午後11時30分頃、岩手県下閉伊郡大槌町金沢の農業を営む男性(49)が、牛舎付近を見回っていたときにツキノワグマに襲われ、左手首骨折の重傷を負いました。
岩手県警釜石署の調べによると、2,3日前から牛舎付近にクマが出没しており、牛の餌に混ぜていた米糠を目当てに山から下りてきたとみられています。男性を襲ったのは成獣のクマとみられ、男性は手首から前腕部を噛まれました。
同署では大槌町などと連携し、注意を呼びかけています。(引用記事 平成19年5月7日 岩手日報 夕刊)
【コメント】
以前 岩手県遠野市で、地元のハンターの案内で、クマ被害・出没の現場視察をしていたとき事です。
クマの侵入を受けた農家の納屋を3軒見せていただきました。1軒目には自家消費用の米の脱穀機が設置されており、精米した際にこぼれた米糠を狙って、複数回もクマが侵入していたとみられました。クマが怖いと、怯えるように話してくれた、腰の曲がったおばあちゃんが印象に強く残りました。
2軒目は、納屋の窓の引き戸が器用に開けられて、米櫃の中に入っていた米が、袋ごとクマに持ち出されていました。納屋の外にはクマの足跡が残されていたこと、夜間犬が激しく吠えていたこと、農家に隣接している杉林の中には、ニワトリの羽根などが混じった食痕が残されていたことなどから、米泥棒はツキノワグマだとみられます。
3軒目は、納屋に置いていた肥料に使う魚粉の袋が破られ、食害を受けていました。その農家の畑に隣接している林では、しばしばツキノワグマが目撃されていることなどから、肥料を狙ってクマが納屋に侵入したとみられます。
また、同ハンターの案内で、立て続けて農家の鶏小屋がクマに襲われた遠野市内の現場を視察したときのことです。
その時は、同じ地域内の9軒の農家が、敷地内で飼育していたニワトリをツキノワグマに食害の被害を受けています。9件の被害に共通しているのは、数羽から十数羽のニワトリを、農家の母屋に隣接していたり、母屋と同じ敷地内の飼育小屋(主に木造、窓には金網を張っていた)で飼育していたこと。金網が破られて、そこから侵入した犯人にほぼ全てのニワトリが喰い殺されていたこと。いずれの農家の庭にも、緑色のコンポストのポッドが置いてあったこと。どの農家も、同一河川に沿って位置し、川からそれほど離れていない点などが挙げられました。
ハンターの見立てでは、9軒の農家の鶏舎を襲ったのは同一のクマだということでした。1軒目の被害が発生したときに、県が迅速に有害駆除の許可を出していれば、(そして、クマを捕獲できたならば)その後の被害を食い止めることができただろうと話していました。
ハンターと付近を探していると、川原から畑を通り、住宅地に向かうクマの足跡を発見しました。
以上の遠野市の例や、他の多くのクマ出没や被害の事例から学んだことは次のことです。
1.誘引する物(米、米糠、魚粉、ニワトリ、蜂蜜、ドッグフード、果実など)があれば、クマは住宅地でも、民家や民家に隣接する納屋の中にまで出没・侵入してくる。
2.誘引物を適切に管理することが、クマを引き寄せないことにつながる。
3.コンポスト(の中の生ごみ)がクマを誘引している可能性が高い。クマ出没地域では、コンポストは撤去するのが望ましい。
4.川に沿ってクマは人里や住宅地にまで接近する例が非常に多い。川はクマの通り道。
5.クマの出没が確認されたり、被害が発生した際の初期の対応が大切である。初動対応が適切か、適切ではなかったかによって、その後の出没や被害発生に大きな影響が出る可能性有り。
6.夜間や早朝など、外でクマの気配が農厚な場合(犬が激しく吠える、最近クマが出没したなど)には、不用意に外に出ない。クマが出没しているようならば、地元の警察署に通報し助けを求めるのがベターか。
なお、日本では役所から許可を得た有害駆除といえども、ハンターは夜間の発砲を法律で禁じられています。警察官であれば、緊急時の場合に限りクマに対しても発砲は可能です。
以前岩手県釜石市の農家でも、敷地内にクマが出没し、母屋の脇の鶏舎で飼育していたニワトリが、クマに喰い殺されて全滅したことがありました。その被害が起きた翌日に、役場の担当者の案内で現場を視察しました。被害のあった農家から少し離れた民家の住人から聞いた話では、夜に隣のニワトリが騒ぐので窓を開け、確認のために懐中電灯で照らしたら、クマが向かってきたので慌てて窓を閉めたそうです。幸い、その民家や農家の住民には被害はありませんでした。それから、被害を受けた農家の庭にも緑色のコンポストがありました。
岩手県に限らず、各地でツキノワグマによる家禽(ニワトリ)の食害が起きています。なぜクマは人家の敷地内まで侵入し、鶏舎を襲いニワトリを喰い殺すのでしょうか?
ニワトリの食害とコンポストの関係とは...?
それらについての所見は、いつか機会をみてお伝えしたいと思います。
2007/05/08 クマ出没・今年も多発の可能性有り(青森県) 青森県内では4月以降、クマの目撃情報が相次いでいます。今年は5月5日現在、11件のクマの目撃情報が警察各署に寄せられており、例年の5,6倍だった目撃件数をオーバーする可能性もあると、専門家はみています。
青森県警地域課によると、今年は1月に1件のクマの足跡の目撃情報があり、4月以降に10件の目撃情報がよせられています。昨年は301件もの目撃情報が寄せられ例年よりも多かったが、それでも昨年度時期までは1件に留まっていたそうです。
むつ市にある下北野生生物研究所の森
治所長は、一昨年(2005)クマの餌であるブナやミズナラが豊作だったため、昨年(2006)はクマの出生率が増加し、個体数も増えたとみられており、昨年目撃されたクマの多くは子熊だったのではないかと推測し、「一般的にクマは親離れに約2年間かかるために、今年も注意が必要」と話しています。さらに同所長は、ブナやミズナラの豊凶は気候などで変動し、今年は凶作が予想されるため、クマが餌を求めて人里に下りてくることが増えるのではないかと、警告しています。詳細は東奥日報社のウェブページをご覧下さい。(引用記事 平成19年5月6日 東奥日報)
2007/05/02 クマ出没情報(岩手県) 5月1日午後3時過ぎ、岩手県一関市大東町猿沢の民家が点在する里山で、山菜採り中の男性がクマに遭遇しました。市内では4月下旬からクマの出没が相次いでいます。県南広域振興局一関総合支所保険環境部は「暖冬のせいか、出没は例年よりも多い」として、山菜採りシーズンを控え注意を促しています。詳しくは岩手日報社のウェブページをご覧下さい。(引用記事 平成19年5月2日 岩手日報)
2007/04/27 クマ目撃報告 今年4月6日に静岡市葵区梅ヶ島地区の安倍川支流でツキノワグマを目撃した静岡県在住のTさんから、貴重なクマ目撃情報が寄せられています。転載の承諾を得ておりますので、皆様にもご紹介します。同一個体かは不明ですが、同静岡市葵区では最近もクマの目撃が相次いでいるそうです。
Tさん、貴重なクマ目撃情報をお寄せいただき誠にありがとうございました。
【クマ目撃報告】
目撃日:2007年4月6日(金)
目撃場所:静岡市葵区梅ヶ島地区の安倍川支流の三郷川
備考:渓流釣り
4月6日金曜日、朝から陽射しが強く沢は無風で、昔、こんな天気の日に野う
さぎが跳び回ってじゃれ合っていた事を思い出した。
三郷川の当日の釣り場は通称安倍街道から湯ノ森の集落を通過して2キロほど
所に駐車スペース(国土地理院の地形図25000分の一で見ると造里という地名の集落があるが、車を停めたのはその前)があり、車を置き直ぐ前にある最初の堰堤上流から釣り始めた。
300mほど進むと小さな堰堤があり50mほどの間隔で切通しのような構造物がある。
その直ぐ上流に右岸から小さな滝になっている沢が合流している。
当日はその場所で熊避けの鈴を手に持ち振り回し鳴らした。(以前、こ
の川で釣友が熊に遭遇したと聞いていたので)
その数分後、100mほど上流のポイントに差し掛かったとき左前方の丘になっている藪から少し開けた斜面を降りる、黒い毛が波打って光る物体が視界に入
いる。
瞬間的に熊だと思い、カモシカである事を祈って凝視していた。
その距離約50m。
熊と目が合い熊はこちらを見たまま止まっていた。
(大きさは自分が四つん這いになったよりも少し小さいかなという感じでした
・私は身長175cm体重65キロ)
「ヤバイ」と思いながらも少しずつ後退りした。
藪に消えてくれる事を願ったが、僅かな時間の後、しゃがんだような格好をした熊は下る格好で一歩前に出てきた!
幸い丘になっている部分が少しだけ熊から死角になる部分があり、その間は早
足で少し距離が取れてからは熊の視線を感じながら熊の位置を確認しつつ小沢
出合いまで到達し、そこからは一目散に走り旧道に着くことができた。
2007/04/27 クマ目撃相次ぐ(静岡県) 静岡市北部の山林でツキノワグマの目撃例が相次ぎ、静岡市などが行楽客らに注意を呼び掛けています。
4月24日午後3時20分ごろ、静岡市葵区平野の大河内小・中学校の近くでクマが目撃されました。生徒が校舎西の沢の対岸斜面にクマがいるのを見つけました。このため、両校は同日、児童・生徒52人を集団下校させました。また、目撃現場が行楽客が立ち寄る「不動の滝」に近いので、静岡市が付近に警告版を設置しました。詳細は静岡新聞のウェブページをご覧下さい。(引用記事 平成19年4月26日 静岡新聞)。
2007/04/27 クマ捕獲 過去最悪の5,185頭に、平成18年度 環境省は4月23日、2006年度のクマ類の全国での捕獲数が前年度比4.4倍の5,185頭にのぼったとする集計を明らかにしました。
1923年の統計開始以来、最多数の捕獲数となりました。昨秋はドングリ類が実らず、クマが食べ物を求めて人里に降りてきたことに加え、中山間地の人口減少と高齢化で、クマを人里に近づけない対応力が落ちたことが記録的な大量捕獲につながった理由とみています。
環境省によると、捕獲数の内訳は北海道のヒグマが339頭、本州のツキノワグマが4,846頭。人が怪我をするなのの事故は144件(死傷者146人)あり、長野県(2人)、富山県(1人)、北海道(2人)では計5人がクマの襲われて死亡しました。
都道府県別でみると、捕獲数が多いのは長野県が704頭、山形県が689頭、新潟県が504頭の順で多かった。捕獲数の約9割の4,679頭が捕殺されました(残りは放獣など)。詳細は朝日新聞社のウェブページをご覧下さい。(引用記事 平成19年4月24日 朝日新聞)
●環境省:クマ類の出没等の対応のために【クマ類の出没対応マニュアル(暫定版)】http://www.env.go.jp/nature/yasei/kuma_manual/zantei.html
2007/04/27 平成19年度クマ保護管理検討委員会開催(岩手県) 6月11日(月)の午後1時30分より、岩手県盛岡市のエスポワールいわてにて、平成19年度ツキノワグマ保護管理検討委員会が開催になります。お問い合せ先:岩手県自然保護課(Tel:
019-629-5817)
2007/04/27 速報・第18回ブナ林と狩人の会in東京 今年で第18回目を迎える「ブナ林と狩人の会」(マタギサミット)が、今年は東京で開催します。
6月30日(土)の午後1時より文京区本郷の東京大学農学部弥生会館で、第18回ブナ林と狩人の会(マタギサミット)が開催になります。詳細が分かりましたら改めてお知らせいたします。
2007/04/02 アクセスカウンターが330,000ヒット達成!
アクセスカウンターが330,0000ヒットを達成いたしました。これもひとえに皆様方のご支援のお陰です。誠にありがとうございます。これからも情報の発信に努力してまいりますので、今後ともご支援ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。
2007/04/02 新製品・多層鋼切出し『墨龍』のページをアップしました
五代目浅井丸勝が鍛造した、多層鋼切出し『墨龍』(ぼくりゅう)が新発売になりました。ぜひご覧下さい。
2007/04/02 幻の叉鬼山刀「9寸5分袋ナガサ」が入荷!
四代目西根正剛(鍛造師:西根登)が鍛造した9寸5分袋ナガサが入荷しました。詳細はこちらをご覧下さい。
2007/04/02 2007春期のヒグマ注意のチラシを掲載(北海道) 北海道渡島支庁のウェブサイトでは、ヒグマに関する情報を「渡島のひぐま」にたくさん掲載しています。その中で、2007年春用チラシ「山林ではヒグマに注意」を3月23日にアップしました。PDFファイルをダウンロードできますので、興味のある方はご覧下さい。
●北海道渡島支庁のウェブサイト http://www.oshima.pref.hokkaido.jp/os-ksktu/kuma/index.html
2007/03/27 越前剣鉈のページをアップしました
五代目浅井丸勝が鍛造した、越前打刃物【越前剣鉈】のページをアップロードしました。
2007/03/27 環境省が春クマの猟の自粛を各県に要請、それだけでいいのか!? 昨年のクマ大量出没によって、平成18年度のクマの捕獲数(平成19年2月現在)は累計で5,175頭(うち4,671頭が捕殺)となり、平成17年度の4倍以上となりました。
前代未聞の大量捕殺を受けて環境省では、地域によってはツキノワグマの絶滅が懸念されているために、一部地域で行われている春熊の予察駆除(春グマ狩り)の自粛を、各自治体に呼びかけています。捕獲数を例年の半数に抑える予定の山形県以外では、ほぼ自粛される見通しだと、3月21日付のasahi.comに載っています。(引用記事:3月21日付のasahi.com)
なお、秋田県、山形県、福島県、新潟県、長野県などの一部地域に行われている春熊の予察駆除は、日本の伝統的なマタギ文化の「春グマ猟」を継承する意味や、クマの生息数調査、人が山野に入る前の時期に猟を行い(クマに人圧をかけ)クマによる被害を抑制するなどの意義を持っているといわれております。
また、クマを保護し過ぎた結果、あるいは、クマ猟を行えるハンターが減ったことも、人を恐れなくなったクマが近年増え、人里に出没したり農作物被害や人身被害などの問題を起こすクマが増えてきたのではないかと指摘する専門家もいます。北海道では、古くから行われてきたマタギやアイヌの「春グマ猟」の効果を科学的に検証し、被害防除に活用する試みが北海道の道南で試験的に実施されています。
本州でも、「春グマ猟」の復活によるクマ被害防除を提案している、クマの研究者もいます。
昨年のクマ大量出没の原因については、環境省をはじめ日本クマネットワークなどが科学的に検証する試みがなされ、今後の取り組み(対策)についても国(環境省)や各自治体で検討されていると思います。ただし、「温故知新」の諺にもあるように、先人達がどのようにして野生動物と付き合ってきたかについても、動物生態や動物行動学、人文社会、社会心理、神話学、民俗学、狩猟文化、植生、音響工学、ロボット工学など各分野の専門家を交えて科学的に検証と検討を行い、先人達の知恵や技術を活かした野生動物被害防除策や被害防除機器を開発したり、今後の取り組みに積極的に取り込んでいってはいかがでしょうか。
●関連記事 asahi.com
http://www.asahi.com/life/update/0321/002.html?ref=rss
2007/03/22 新刊情報『星のしゃぼう』(写真・中田聡一郎/河出書房新社) 写真家・中田聡一郎さんの新刊・写真集『星のしゃぼう』ー砂守が育んだ故郷ー(河出書房新社)が3月19日に発売になりました。
『星のしゃぼう』は、中田聡一郎さんのライフワークとも言える「砂防ダム」とそこに生きる人々とのつながり・絆(きずな)や、それらを取り巻く自然をテーマにした写真集です。
1枚1枚の写真には、言葉では言い表すことのできない多くのメッセージが込められているのが感じられます。
例えば、渓流釣りや山行、山菜採りやハンティング、野生動植物の調査などに出かけたときに、コンクリートや石積で造られた砂防ダムや砂防堰堤が、年月を経ていいあんばいに自然の一部のようにとけ込んだ光景を見たことがあると思います。あのときの景色、水の流れや輝き、香りを、『星のしゃぼう』は思い出させてくれました。
古い砂防関係者は「砂防」を「しゃぼう」と呼ぶそうです。目を閉じている間も、雲に覆われている夜も、星は瞬いているように、静かに続く物語がある.......
砂防に関わる多くの人に、心から尊敬と感謝を込めて「星のしゃぼう」と伝えたい......と、中田聡一郎さんはあとがきの中で述べています。
なお、撮影などで山に入る機会の多い中田聡一郎さんは、これまで年間10回以上はクマと遭遇し、吠えられては肝を冷やしてきたそうです。
現在は当社の熊撃退スプレー「カウンターアソールト」を携帯されており、それが御縁となって中田さんと知り合うこととなりました。
これも、「熊の御縁」でしょうか(笑)
ぜひ、多くの方に中田聡一郎さんの作品『星のしゃぼう』ー砂守が育んだ故郷ーを御覧いただきたいと願います。
『星のしゃぼう』の出版を記念して、下記に日程で写真展が開催されますので、ご都合のつく方はぜひ会場に足を運ばれて、中田聡一郎さんの作品に直に接していただければ幸いです。
【中田聡一郎・写真展『星のしゃぼう』のご案内】
会場:オリンパスギャラリー
期日:2007年4月12日〜18日(日曜日、祝日は休館)
時間:AM10:00~PM6:00(最終日はPM3:00に終了)
出展数:約60点
写真展に寄せるメッセージ:自然と共に暮らす者たちにとって、自然は美しく、時には厳しい。
人が暮らし時間が生まれ、生きた証が土地に刻まれ、ささやきや足音が幾重にも連なり絡み合う頃には、物語がゆっくりと昔を語り故郷ができた事を皆懐かしむ。
砂防事業が始まり、約百年の時が流れた。砂防とはなんであろうか?砂防=ダムでは、決してない。砂防とは物ではなく「すること」なのだ。
砂防とは、そこに暮らしたいという人達と、もろく崩れ、生活も歴史も押し流してしまう自然との間を結ぼうとする絆ではないのだろうか。
砂防に守られ暮らす立場から百年という時を、長い年月をかけてたどりついた自然と共に暮らすための知恵を、表現したいと思った。
(オリンパス社のウェブサイトより引用)
詳細はオリンパス社のウェブサイトをご覧下さい。
http://olympus-imaging.jp/plaza/gallery/2007/gallery070412.html
●砂防についてもっと知りたい方は、こちらをご覧下さい。
社団法人全国治水砂防協会
http://www.sabo.or.jp/
●近代日本の砂防の歴史・生い立ちについて(NPO法人砂防広報センター)
http://www.sabopc.or.jp/media/media10-4.htm
なんと、砂防の父と呼ばれる赤木正雄氏が、その人生を治水(砂防)に捧げる決心をしたきっかけは、
明治43年、第一高等学校在学中当時の校長、新渡戸稲造氏の訓話だったそうです。
2007/03/22 平成19年2月中に人身被害が2件2人発生(環境省) 3月20日に環境省は、『クマ類の捕獲数及びクマ類による人身被害について(平成19年2月末日現在)』を報道発表し、環境省のウェブサイトでも公表しました。
環境省では、各都道府県からの報告をもとに、全国のクマ類(ツキノワグマとヒグマ)の捕獲数及びクマ類による人身被害数を、平成19年2月末日での速報値として公表しました。
それによると、各都道府県から寄せられたクマ類の捕獲数及びクマ類による人身被害の2月の状況は、捕獲数が11頭(うち非捕殺5頭、捕殺/有害駆除6頭)。人身被害件数2件(秋田県1件、福井県1件)、被害者数2人でした。
また、平成18年度の累計捕獲数は5,175頭(うち非捕殺504頭)、人身被害件数は144件、被害者数150人に達したことが公表されました。
2007/03/22 福知山市内で連日クマが出没(京都府) 京都府福知山市内では、3月17日、18日とクマ出没情報が続きました。昨年の12月22日以来のツキノワグマの出没に、福知山市では注意を呼びかけています。
3月17日は、午後11時頃に猪野々の道路を子グマが横断するのを市民が発見しています。
3月18日は、正午過ぎに、天座一区の民家車庫と物置の間にる子熊が発見され、通報を受けた京都府と福地山市の職員や、警察署員らが現地へ向かいました。子熊は体長約45センチで推定年齢は1歳半でした。捕獲はしないで、棒を使って驚かせて山へ逃がしました。17日に目撃されたのとは別の子熊と見られています。詳細は両丹日日新聞のウェブサイトをご覧下さい。(引用:平成19年3月19日 両丹日日新聞)
2007/03/22 お詫びとお願い 3月22日に「資料請求」頂きました一部の電子メールを、当方のミスで誤って削除してしまいました。ご迷惑をお掛けしたお客様にお詫び申し上げます。お手数をお掛けいたしますが、心当たりのございますお客様は、メールの再送信をお願い申し上げます。
2007/03/16 熊鈴カバー・スペシャル新登場!
介護用呼び鈴がルーツの、プラスチック製のカバーが付いたユニークなクマ避け鈴『熊鈴カバー・スペシャル』が新登場!カラビナが付いているので、ズボンや釣りようのベスト、ランドセルや学習鞄などに、手軽に取り付けることができます。詳しくは熊鈴カバー・スペシャルのご紹介をご覧下さい。
2007/03/16 クマ対策に県内初の緩衝帯設置(鳥取県) 昨年、ツキノワグマの目撃や農作物被害が多発した鳥取市は、人とクマの生息圏を分ける「緩衝帯」を、新年度3カ所設けその効果を確かめる実験を行います。これは、鳥取県内では初めての試みです。里山の荒廃がクマが人里に出没する原因の一つとなっているので、里山に代わる緩衝帯作戦の結果が注目されています。また、クマが目撃される周辺の児童・生徒などにクマ避けの鈴を配布し、被害の未然防止にも努めます。
今回の対策では、農地や住居と山の間の森林を除去したり、枝を落として「緩衝帯」をつくり、見通しを良くすることでクマの隠れ場所を無くし、クマの出没を防ぎます。佐治、用瀬、国府の三カ所に緩衝帯を設けます。詳細は日本海新聞のウェブサイトをご覧下さい。(平成19年3月9日 日本海新聞)
2007/03/14 カウンターアソールト入荷のご案内 元祖・熊撃退スプレー「カウンターアソールト(CA230)」が入荷しました。ご予約を頂いておりましたお客様より順次発送いたしますので宜しくお願い申し上げます。
2007/03/01 価格改定のお知らせ 次のクマ避け商品の価格が、3月1日から改定になりました。表示は新価格です。
カウンターアソールト(CA230)・・・・・・・・・税別¥9,800(税込¥10,290)
カウンターアソールト・ストロンガー(CA290)
・・税別¥11,800(税込¥12,390)
専用バックルホルスター・・・・・・・・・税別¥2,800(税込¥2,940)
専用ホルスター・・・・・・・・・税別¥2,600(税込¥2,730)
南部熊鈴オリジナル・・・・・・・・・税別¥4,700(税込¥4,930)
南部熊鈴L型・・・・・・・・・税別¥5,200(税込¥5,460)
南部熊鈴3鈴型・・・・・・・・・税別¥6,200(税込¥6,510)
熊よけリンリン・・・・・・・・・税別¥3,400(税込¥3,570)
※2007年版カタログには南部熊鈴3鈴型の価格が6.500円(税別)と記載されていますが、2007年6月30日まで暫定的に6,200円(税別)で販売いたしますのでご注意下さい。
2007/03/01 早くもクマ出没注意を呼びかける(岩手県) 岩手県は2月27日に、ツキノワグマによる人身被害防止のための呼びかけを県のウェブページで始めると共に、市町村にも注意換気を行うように通知をしました。記録的な暖冬の影響を考慮して、異例の早さでの呼び掛けとなりました。
すでに、1、2月に2件ずつクマ目撃情報が寄せられている、残雪が少ないことから、クマの活動時期が早まる可能性があるとして、冬季間に注意換気を行う措置をとりました。(平成19年2月28日 岩手日報)
2007/02/14 大盛況だった緊急クマシンポジウム 2月9日,10日に東京大学農学部3号館4F会議室において、日本クマネットワーク(代表
坪田敏男/岐阜大学教授)が主催した緊急クマワークショップが開かれました。このワークショップは日本クマネットワーク(JBN)会員と行政担当者(国、道府県、市町村)が対象で、昨年のクマ大量出没についての各地域の報告や専門家による検証、グループ討議、懇談会などが行われました。
9日はPM13:00~19:00まで第1セッション「2006年のクマ大量出没とその対応」、第2セッション「クマ出没原因」、第3セッション「学習放獣の効果検証」が開かれ、各地から参集したクマの専門家や行政担当者による17の口頭発表が行われました。
10日は「JBNからの提言」と題して、参加者は6つのグループに分かれ、グループ討議と全体でのまとめが、AM9:00~PM15:00まで行われました。その後に、JBN臨時総会が開かれました。グループ討議の内容は、「国(主に環境省)への提言」「地方自治体(県レベルと市町村レベルに分けて)への提言」、「研究テーマと取り組み」、「一般市民ができること、するべきこと」、「JBN独自の活動とその取り組み方」、「広報の戦略」です。
11日は東京大学農学部弥生講堂において『緊急クマシンポジウム...2006年ツキノワグマ捕殺数4000頭超、未来にクマを残せるのか?』(JBN主催)が開催され、主催者側の想定を越える400名以上の参加者で驚きました。シンポジウムの主なテーマは.......人里に出没したクマをどうするのか?人里にクマを出没させないためにはどうするのか?
時間が足りなかったことは否めませんが、とても有意義な内容だったと思います。
2007/02/07 クマに襲われイノシシ猟中の男性重傷(福井県) 2月5日午後2時半頃、福井県大野市上黒谷の山中で、イノシシ猟をしていた男性(77)が、ツキノワグマに襲われ顔に重傷を負いました。
大野市によると、現場は市街地から約15キロ離れた山林で、約1メートルの積雪があったそうです。(平成19年2月6日 日本経済新聞)
2007/01/09 岩手県が第2次クマ保護管理計画(案)のパブコメを募集中 岩手県では、県内に生息するツキノワグマの適切な保護管理を図るために、ツキノワグマ保護管理計画を定めて各種の対策を実施してきました。この計画は平成18年度末で計画期間が終了するために、平成19年度からの第2次計画について検討を行っています。その当該計画案のパブリックコメントを募集しています。意見募集の締切は平成19年1月15日です。詳細は岩手県自然保護課のウェブページをご覧下さい。
なお、同様に第2次カモシカ保護管理計画のパブリックコメントも募集中です(意見募集の締め切り日:平成19年1月15日)。
●岩手県自然保護課 http://www.pref.iwate.jp/~hp0316/
●上記のパブリックコメント募集についての案内 http://www.pref.iwate.jp/~hp0316/yasei/public/2jikumakamosikakeikaku/2jikamosikakumakeikeikakuindex.htm
2007/01/09 富山県内の昨年のクマ捕獲161頭 目撃・痕跡情報は920件 富山県内の2006年のツキノワグマの捕獲数が161頭に上り、異常出没と騒がれた2004年の121件を40頭も上回っていることが、12月13日までの県のまとめで分かりました。山間部でブナが凶作となったため、子連れのクマや子グマがエサを求めて頻繁に人里に下りていたとみられ、目撃・痕跡情報は921件と2005年の3.6倍に激増しています。
富山県自然保護課によると、2006年捕獲された161頭のうち、駆除された個体は136頭。ツキノワグマによる人身事故は9件(死者1人を含)で、2005年の4件の2倍強となりました。2004年は24件でした。また、クマの目撃・痕跡情報は、2005年が1年間で254件、2004年は統計を開始した9月から12月までに412件で、2006年はすでに900件を超えており、まさに「異常出没の年だった」
(同課)ということです。記事の詳細は富山新聞社のウェブページをご覧下さい。(平成18年12月14日 富山新聞)
●富山新聞社のウェブページ
●記事が掲載されているウェブページ http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20061214002.htm
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Information 2-10-2 (2007.07.03~2007.09.21)
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Information 2-10-1 (2007.01.02~2007.06.13)
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Information 2-9-2 (2006.08.02~2006.12.28)
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Information 2-9-1 (2006.01.01~2006.07.29)
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Information 2-8-2 (2005.01.03~2005.07.28)
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Information 2-8-1 (2005.01.03~2005.07.28)
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Information 2-7-2 (2004.05.02~2004.12.24)
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Information 2-7-1 (2004.01.01~2004.04.28)
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Information 2-6-3 (2003.09.05~2003.12.25)
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Information 2-6-2 (2003.07.01~2003.08.30)
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Information 2-6-1 (2003.01.06~2003.06.30)
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Information 2-5-3 (2002.10.03~2002.12.27)
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Information 2-5-2 (2002.07.01~2002.09.11)
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Information 2-5-1 (2002.01.01~2002.6.29)
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Information 2-4-3 (2001.08.02~2001.12.28)
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Information 2-3-2 (2000.07.01~2000.12.22)
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Information 2-2 (1999.10.04~1999.12.24)
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Information 2-1 (1999.01.17~1999.09.28)
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