過去の新規情報 VOL.2-8-1



赤鉛筆 過去の新規情報 (2005.01.03〜2005.07.28)

2005/07/28   
クマ遭遇情報(上高地)icon  当社のウェブページを御覧になったお客様からクマ遭遇情報が寄せられました。ご本人の承諾が得られたので、長野県上高地で経験された貴重遭遇情報をお知らせいたします。情報をお寄せいただきました滝谷のクライマーさん、どうもありがとうございました。これからの季節、上高地に行く予定の方は十分ご注意下さい。特に山小屋やテンバ、登山道の付近は、残飯などに餌付いたクマが徘徊している可能性が高いのでご注意下さい。

【寄せられた熊遭遇レポート】
平成17年6月22日 10時20分ごろ、徳沢より明神へむかって500メートルのところで熊(ツキノワグマ)に遭遇。 体長1メートルほどの子熊。林道と梓川の間で、5メートルの間隔。 とにかく黙ってとおり越した。
明神で小屋の人に熊との遭遇を報告すると、昨日もすぐそこで熊が出たとの話。そうであるなら、熊出没の注意書き等して、(登山者に)注意を喚起するべきなのに、一切それらしき表示は無かった。

          ●現場付近の地図(Mapion) 
http://www.mapion.co.jp/c/f?grp=all&uc=1&scl=250000&icon=mark_loc%2C0%2C%2C%2C%2C&coco=36%2F14%2F05.085%2C137%2F38%2F04.681&el=137%2F38%2F04.681&pnf=1&size=500%2C500&sfn=all_maps_00&nl=36%2F14%2F05.085& (注:赤の印は関係ありません)

2005/07/27   
テレビ番組のお知らせicon  7月29日AM8:30~9:54分に、全国23局ネットで放送予定の人気番組『はなまるマーケット』(TBSテレビ)で、このほどユネスコの世界自然遺産に正式決定した「知床」の自然が紹介されます。

『はなまるマーケット』(出演:岡江久美子、薬師丸裕英、海保知里、他)のスタッフが知床の見所を徹底取材、情報コーナー「とくまる」でホットな知床の情報が紹介される予定です。知床といえば「ヒグマ」! 知床自然センターのヒグマ対策の取り組みなども紹介されるかもしれませんので、ぜひご覧下さい。番組の詳しい情報は
TBS『はなまるマーケット』のウェブページをご覧下さい。

2005/07/26   
gif.夏期休業のお知らせicon  お世話になります。さて、この度は下記の日程で業務をお休みさせていただきます。何かとご迷惑をお掛けいたしますが、ご配慮の程なにとぞ宜しくお願いいたします。
なお、8月12日(火)午前中までの受注分につきましては、在庫のあるものに限り12日中に発送する予定です。在庫切れの商品につきましては、22日以降の出荷となりますので予めご了承下さい。

          
●夏期休業:8月13日(土)〜8月21日

2005/07/20   
gif.新製品「子熊に金棒」のご案内icon  本日、音が止まるユニークな創作・クマ避け鈴「子熊に金棒」をニューリリースしました。

新製品「子熊に金棒」は、昨年リリースされた「熊に金棒」の姉妹品です。一回り小さなサイズですが、クマの頭部を回してネジを緩めると音が止まる、ユニークな創作・熊避け鈴です。
クマの頭部と鈴本体は、昔ながらの手込め式の砂型を用いた真ちゅうの鋳物で作られています。渓流釣りや登山者の多い山道などで、鈴の音を止めたい場合には、クマの頭部を回すと音が止まります。もちろん、中の振り子が穴に引っかかるので、鈴が抜け落ちる心配はございません。渓流釣りをこよなく愛する鋳物職人が考えた、粋なアイデアです。

昨今、外国製の粗悪な真ちゅう製のクマ避け鈴が、ホームセンターなどで販売されておりますが、「子熊に金棒」と「熊に金棒」は純国産の真ちゅう製クマ避け鈴です。
商品についての詳細はこちらをご覧下さい。

2005/07/19   
リンクのお知らせicon  朝日・飯豊連峰を心の山、ふるさとの山として親しみ慈しみながら四季を問わず活動を続けている、長井山岳会会員が運営しているウェブページ・「山わっしゃこ」と相互リンクしました。ウェブページの運営者は、米沢の伝統産業である米織の一端を担う、「撚糸(ねんし)」職人の三代目でもあります。

「わっしゃこ」とは山形県米沢地方の方言で「いたずら子」の意味があるそうです。
「山わっしゃこ」は、童心にかえり少しばかりのイタズラ心を持ち山に遊ぶ人が運営している、奥が深くて、楽しいコンテンツが満載のウェブページです。山好きさん、渓流好きさん、自然大好きな方はぜひご覧下さい。もちろん、今年の夏に朝日・飯豊連峰をめざしている方にはお勧めです。

          
「山わっしゃこ」 http://www16.plala.or.jp/yamawatusiyako/

2005/07/19   
ツキノワグマがニジマス500匹食害(長野県)icon  6月14日に長野県上伊那郡宮田村南平の養魚場で、雄のツキノワグマが捕獲されました。この養魚場では3月以降、ニジマス計500匹がクマなどに食べられるという被害が発生していたので、6月8日に宮田村で捕獲用の檻を設置しました。
捕獲されたのは体重105キロの雄のツキノワグマ(推定10歳)で、松本市の
NPO 法人信州ツキノワグマ研究会などが、トウガラシ成分入りスプレー(当社の「カウンターアソールト」)を噴射し、「お仕置き」をして山に放しました。(平成17年6月15日 信濃毎日新聞)

          ●信濃毎日新聞 http://www.shinmai.co.jp

2005/07/13   
NHKのニュース「今秋はブナ豊穣」のお知らせicon  7月13日(水)の18時10分から40分の間と20時45分からのNHK総合のニュース番組の中で、今秋の東北ではブナの実が豊作といった内容のニュースが放送予定です。内容は東北森林管理局の調査結果から、今年は東北全域で豊作の見込みがあるというものです。ニュースの中では、見る機会が少ないブナの花とそれを食べるクマの映像が映されるのでぜひご注目下さい。

【お詫び】ご案内いたしました報道は、岩手県内向けのニュース番組「おばんです岩手」の中で、「森の恵」というタイトルで放送されました。説明が足りなくて失礼いたしました。
     ブナの実は5〜7年間隔で豊作になるといわれていて、平成17年の今年は東北各地のブナの実が豊作になる可能性が高いというデータが、林野庁の東北森林管理局の調査結果から得られました。前回は平成12年が豊作の年でした。ただし、豊作の翌年は凶作になるので、代換えのエサを求めて里に出没するクマが増え、クマによる被害が増大する可能性も高くなるということです。


2005/07/12   
gif.WWF ジャパンが「クマからの手紙」キャンペーンを展開中icon  国際的な自然保護団体「WWF ジャパン」 (財団法人世界自然保護基金ジャパン/名誉総裁・秋篠宮文仁親王殿下)では、クマと、クマをめぐる様々な問題〜森、水や土、気候、林業や農業をはじめとする人の暮らしと野生生物の関わり〜を解決するための活動の一環として、「クマからの手紙」キャンペーンを、期間限定(2005年9月末日まで)でただ今展開中です。

2,000円以上のご寄付を頂いた方へは、WWF特性「クマのステッカー」(可愛い子グマのイラストと「日本の森にはボクがいる」のキャッチフレーズなどが印刷されています)をプレゼントしています。「日本の自然を守ろう!」というメッセージを、1人でも多くの方に伝えて欲しいという願いが込められています。「クマからの手紙」キャンペーンの詳細につきましては、
「WWF ジャパン」 のウェブページを御覧になるか、WWF ジャパンの事務局まで直接お問い合せ下さい。お問い合せ先とご寄付の方法は次の通りです。
なお、当社は「WWF ジャパン」の法人会員として、同会の活動をサポートしております。

          ●WWF ジャパン http://www.wwf.or.jp/
          ●WWF ジャパン 東京都港区芝3-1-14 6F(〒105-0014)
                   TEL:03-3769-1241 FAX:03-3769-1717 E-mail: hello@wwf.or.jp

          ●ご寄付の方法
           1.郵便振替 郵便局備え付けの振替用紙をお使いになる場合は、通信欄に「クマからの手紙」とお書き添え下さい。
             口座: 00100-4-95257
             加入者名: WWF JAPAN

           2.ホームページ 
http://www.wwf.or.jp/da/
             必ず、上記の「2005年夏・寄付のお願い」ページからお申し込み下さい。

           
※「クマからの手紙」キャンペーンによる寄付は、ツキノワグマのすむ日本の自然を守る活動をはじめとする、WWFジャパンの活動全般のために使わせて頂くとのことです。
           ※WWFジャパンへのご支援は所得税法、相続税法上の優遇処置の対象となります。詳細はWWFジャパンへお問い合せ下さい。


2005/07/12   
新日鐵釜石の倉庫に迷い込んだクマ、止むを得ず射殺(岩手県)icon  7月8日午後9時20分頃、岩手県釜石市鈴子町の新日鐵釜石製鉄所線材第2倉庫内でクマがいるとの情報が釜石署に寄せられました。職員が工場敷地内で発見したクマが、驚いて逃げ第2倉庫に迷い込んだとみられます。当時倉庫内には約30人が作業をしていましたが、速やかに倉庫から避難し、倉庫を閉鎖しクマを閉じこめました。

関係者は翌朝から、わなを仕掛け捕獲を試みましたが失敗。クマは興奮状態であり、麻酔銃が無かったことなどから、捕獲手段が他にないので、釜石地方振興局保健福祉環境課は止むを得ずクマの射殺を決断しました。振興局から委託を受け地元猟友会によって、倉庫に迷い込んだクマは射殺されました。クマは体長約140センチ、体重約100キロの雄のツキノワグマ。現場は、国道283号線沿いの南側の釜石製鉄所線材工場内にある約6000平方メートルの線材製品倉庫。国道をはさんだ反対側には、JR釜石駅や市街地へ向かう県道があります。記事の詳細については、
岩手日報社のウェブページをご覧下さい。(2005年7月10日 岩手日報)

          
●岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/
          
●岩手日報の記事  http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m07/d09/NippoNews_15.html



2005/07/12   
子グマが列車事故で死亡(岩手県)icon  7月8日午前11時4分頃、岩手県住田町上有住のJR釜石線で宮古発盛岡行きの快速はまゆり4号が、子グマをはね、急停車しましたが乗客と乗務員約20人に怪我はありませんでした。

JR盛岡支社によると、現場は上有住駅西側約600メートルの大洞橋梁。午前11時半頃から釜石〜遠野間の運転を見合わせ、地元の猟友会会員が保線用作業車で上有住から現場に向かい、線路上に横たわって死んでいた子グマを確認しました。この影響で釜石〜遠野間で上下3本が運休し、約100人に影響が出ました。なお、子グマの周辺に親グマはみられず、子グマは体長約1メートルで、体重約20キロの雌、正義1年6ヶ月とみられます。(2005年7月9日 岩手日報)


          
●岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/

2005/07/08   
gif.緊急告知・ロンドンの爆破テロ現場近くいた日本人からのレポートMagLight icon  ロンドン在住のアップルコンピューターのユーザーで、バンドルネーム「ひつじウシ」さんから、昨日ロンドンで発生した同時爆破テロに関連したレポートが届きました。「ひつじウシ」さんはテロには巻き込まれませんでしたが、7月6日の朝にKing's Closs駅で待合わせをしていたので、1日ずれていたら巻き込まれた可能性があるとのことでした。

ところが、7日の夕方5時頃、事務所の玄関前に警官が来てテープを貼り、玄関前が立ち入り禁止になったそうです。向かいのビルに爆弾が仕掛けられているか不明ですが、警察の爆弾処理ロボットが来て、何か処理(不審物の調査?)をしていったそうです。道路封鎖もあっという間で、作業も1時間もかからずに終わり、ロンドンの一般人には見慣れた光景のようでしたが、このような危機管理が日本で出来るのでしょうか?と、ひつじウシさんは危惧されておりましたす。

以上の一連の様子や、詳細については
ひつじウシさんのウェブページ「ロンドン爆破テロ、そのあと市内は」をご覧下さい。スライド形式で貴重な画像ファイル16点を閲覧できます。

          
●「ロンドン爆破テロ、そのあと市内は」 http://homepage.mac.com/kanai_shoichi/PhotoAlbum7.html

2005/07/08   
「身近なヒグマを考える」市民シンポジウムのお知らせicon  7月31日(日)の13:00〜16:30に、札幌コンベンションセンター・特別会議場(札幌市白石区東札幌6条1丁目)にて市民シンポジウム「身近なヒグマを考える −ヒグマのこと知ってますか?−」(主催:「身近なヒグマを考える」シンポジウム実行委員会、札幌市)が開催になります。定員は300名で参加費は無料です。

ヒグマは北海道を代表する動物であり、豊かな自然の象徴です。開拓以前には北海道全土に広く分布していたヒグマも、その後の開発や捕獲によって徐々にその生息域を狭められてきました。特に、札幌市とその周辺では、一時、絶滅の恐れがあるほどに減少しましたが、近年、ヒグマの生息域が回復する兆しがみられ、身近な里の山々でも出没が確認されるようになりました。このような中で、ヒグマとのよりよい関係をめざし、さまざまな立場から新たな取組みが始まっています。
このシンポジウムでは、ヒグマの現況報告とともに、各地の取り組みを紹介し、ヒグマが絶滅寸前まで減少しながら、その後の取組みにより狩猟ができるほどに回復した北欧の事例も参考にして、これからのヒグマとのつきあい方を考えていきたいと思いますとのことです。

当日は午後14:25より、
特別講演「北欧におけるヒグマへの取組み」が、ジョン,E.スウェンソン氏(ノルウェー農科大学教授)によって行われます(同時通訳あり)。詳細はこちらをご覧下さい。

2005/07/08   山菜採り遭難事故の8割がタケノコ採り(秋田県)icon  秋田県警察地域課が7月6日に、今年1月〜6月までの山菜採り遭難状況を発表しました。それもよると、件数的には昨年同期より1件少ない35件の遭難事故が発生し、6月に発生が集中したタケノコ採りによる遭難が全体の8割を占めました。発生が集中したのは、タケノコの最盛期が例年よりも2週間程度遅れ、6月上旬ー中旬にずれ込んだためとみられています。遭難者は38人で、65歳以上の高齢者が25人に上りました。死者は5人(前年同期比4人減)、負傷者は1人(前年同期比7人減)です。遭難者の8割は道に迷ったのが原因でした。 詳細は秋田魁新報のウェブページをご覧下さい。(平成17年7月7日 秋田魁新報)

          ●秋田魁新報 http://www.sakigake.jp/
          
●秋田魁新報の記事  http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050707e

2005/07/08   
クマがNASDAQに上場!?(米国)icon  米国では、Bear(クマ)が新興証券市場のNASDAQ(ナスダック)に上場しています。上場している企業は、テディベア(クマのぬいぐるみ)を製造しているVermont Teddy Bear社で、シンボルマークがクマです。興味のある方は、以下のウェブページをご覧下さい。それから、アメリカ人のテディベア好きはなぜなのか、テディベアがなぜ世界中の人々から愛されているか知りたい方は、(財)日本玩具文化財団のウェブページをご覧下さい。

          ●Vermont Teddy Bearの株式について: http://www.oneshare.com/stock.asp?categorycompanyid=129&categoryid=84&
          ●Vermont Teddy Bearのテディベアについて:
http://shop.store.yahoo.com/vtbear/
          ●テディベアの由来について(日本玩具文化財団):
http://www.toyculture.org/event/index.htm

2005/07/06   
銀座ナイフショウのお知らせicon  平成17年7月10日(日)のam11:00~pm6:00まで、銀座スターホール(東京都中央区銀座5丁目 サッポロ銀座ビル9F)にて、「銀座ナイフショウ」(主催:銀座ナイフショウ実行委員会)が開かれます。入場は無料です。お問い合せは下記までお願いいたします。

          
●お問い合せ:銀座ナイフショウ事務局
                ginzaknifeshow@tbc.t-com.ne.jp 050-3407-1927 当日03-3289-9676



2005/07/06   
焼山の登山道の通行禁止を解除(秋田県)icon  田沢湖町・玉川温泉近くの焼山にある叫沢で、普段と異なる噴気が確認されたために、秋田県は通称焼山登山道(玉川―後生掛登山口)を6月24日から通行止めの規制をしていました。県自然保護課では、秋田地方気象台などが30日に実施した現地調査結果などを踏まえ、「噴気は終息した」と判断し、7月1日規制を解除しました。詳細は秋田魁新報社のウェブページをご覧下さい。(平成17年7月2日 秋田魁新報)

          
●秋田魁新報 http://www.sakigake.jp/
          
●秋田魁新報の記事  http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050702e

2005/07/05   
島根県でツキノワグマを知る講演会が開催されましたicon  7月1日に島根県立大学の交流センターコンベンションホール(島根県浜田市)にて、「ツキノワグマ講演会」(主催:島根県中山間地域研究センター・農林水産部鳥獣対策室/共催:西中国山地ツキノワグマ保護管理対策協議会)が開催されました。

西中国地域では、ツキノワグマの生息数が減少し,絶滅が危惧されています。しかし一方では、年によってカキ、クリ、養蜂などへの被害が発生し、また人里への頻繁な出没によって地域住民の不安は増しています。そこで、他地域でのツキノワグマの保護管理の状況などを知ることによって、ツキノワグマの生態への理解を深め、ツキノワグマ問題を地域住民と行政関係者などの共通認識とし、今後の保護管理のあり方等について考える機会とすることを開催目的としています。

「ツキノワグマ講演会」で行われた講演は次の通りです。「ツキノワグマの保護管理をめぐる諸問題」大井 徹氏((独)森林総合研究所関西支所)、「西中国山地のツキノワグマの生息状況と人身被害予防」藤田 昌弘氏((財)自然環境研究センター)、「移動放獣・学習放獣の方法・効果・課題」片山 敦司氏((株)野生動物保護管理事務所関西分室)、「島根県におけるツキノワグマの生息・捕獲等の実態」澤田 誠吾氏(島根県中山間地域研究センター)。詳細は
島根県中山間地域研究センターのウェブページをご覧下さい。

          
●島根県中山間地域研究センター: http://www.chusankan.jp/

2005/07/05   
ヒグマの毛のDNAで個体識別・頭数推定icon  日本大学生物資源科学部の佐藤喜和助手らは、ヒグマの毛のDNA(デオキシリボ核酸)を分析することで個体識別し、特定地域内の頭数や移動の様子などを推定できることを確認しました。北海道ではヒグマによる農業被害が問題になっています。頭数や移動の様子が正確にわかれば、有害駆除する頭数を性格に算出できるようになります。

ヘアートラップ法と呼ばれる手法でヒグマの毛の採取し、毛のDNAを調べ、DNAの特徴に応じてどの毛がどこで見つかったか記録していけば、個体別の行動が分かります。クマを捕獲して電波発信機を取り付ける従来のラジオテレメトリー調査に比べ、捕獲の手間もかからず、地域に生息する頭数も把握しやすくなります。今回の手法で調査を継続すれば、ヒグマの頭数や移動をより正確に把握でき、何頭駆除すればヒグマの生息数を減らさずに、年間1億円にのぼる農家の被害を軽減できるか分かると、佐藤喜和助教授は話しています。(2005年6月27日 岩手日報)


          
●岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/

2005/07/05   
登山者2名クマに襲われ負傷(岩手県)icon  6月15日に岩手県一関市の栗駒山登山道で、平泉町から登山に来ていた2名の女性の登山者(61歳、63歳)が、下山中にツキノワグマに襲われ負傷するという人身事故が発生しました。一関署や関係者によると、突然ツキノワグマの子グマが現れ、1人の女性の左手を爪で引っ掻き、背中に馬乗りになりました。別の1人がその友人を助けようとして、ステッキで何度も子グマを打ったところ、子グマはその女性の右腕や脚に噛みつき、その後逃げ去ったそうです。
県警や山岳関係者は「登山道でも油断は禁物」と注意を促しています。記事の詳細については、
岩手日報社のウェブページをご覧下さい。(2005年6月21日 岩手日報)

          
●岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/
          
●岩手日報の記事  http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m06/d21/NippoNews_6.html

2005/06/30   
1万円以上お買上の方にバンダナをプレゼント!icon  7月1日(金)より、『暑い・熱い サマーキャンペーン』を開催します。期間中 1万円以上お買上の客様には、もれなく米国から直輸入のバンダナ(迷彩色)をプレゼントします。暑いときは汗をかき、汗をかいたらバンダナで汗を拭ってください。
なお、バンダナの数には限りがございますので、品切れになり次第キャンペーンは修了させていただきますので予めご了承下さい。

          
キャンペーン開始/7月1日(金)〜
          対象者:直接当社から商品をご購入になったお客様。


2005/06/21   
モリアオガエルが例年よりも10日遅れで産卵(秋田県)icon  秋田県象潟町の中島台周辺に広がる沼地で、モリアオガエルの産卵が始まりました。積雪が多かった今年は、例年に比べて10日ほど遅れて、モリアオガエルの産卵が確認されたとのことです。詳細は秋田魁新報のウェブページをご覧下さい。珍しい産卵中のモリアオガエルの画像も掲載されています。(平成17年6月18日 秋田魁新報)

          ●秋田魁新報 http://www.sakigake.jp/
          
●秋田魁新報の記事  http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050618i

2005/06/20   
岩手県内で人身事故2件発生icon  6月12日に岩手県内で2件のツキノワグマによる人身事故が発生しました。岩手県警察署によると、4月以降クマに襲われ、負傷した人は6月13日現在で9件9人と、昨年同期の1人を大きく上回ります。被害を受けたのは、山菜採りや登山、枝打ちなどの最中で、ほとんどは山深い場所でした。専門家は、人がクマの生息地に入り被害が起きていると指摘し、人間側の自覚を求めています。岩手県はウェブページや地方振興局ごとの協議会で注意を呼びかけていますが、効果は少ないとしています。岩手県警では、1人での入山は避け、なるべく複数で行動し、鈴やラジオを鳴らして、自分の存在をアピールするなど、注意を呼びかけています。

6月12日午前6時頃、岩手県大迫町川目の山林で、山菜採りをしていた岩手県石鳥谷町の男性(54歳)が、クマに襲われ右腕骨折などの重傷を負いました。花巻署の調べによると、男性は同日午前5時20分頃、妻と車で山菜採りに出かけ、駐車場から1人で折合沢の方に約5メートル下りたところでクマと遭遇したとのこと。

6月12日午前11時頃、岩手県浄法寺町の稲庭岳(1,078メートル)山頂付近で、タケノコ採りをしていた同町の男性(75)も、ツキノワグマに襲われ左手薬指骨折と左頬裂傷の怪我を負いました。二戸署の調べによると、男性は午前9時頃から仲間数人とタケノコ採りで入山、タケノコ採り中にクマに襲われたそうです。クマは成獣とみられ、浄法寺町では防災無線で住民に注意を呼びかけています。

以上の記事の詳細については、
岩手日報社のウェブページをご覧下さい。クマの画像も1点掲載されています。(2005年6月14日 岩手日報)

          
●岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/
          
●岩手日報の記事  http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m06/d14/NippoNews_9.html


2005/06/20   
「ライチョウとクマの会議」開催のご案内icon   2005年7月9日(土)・10日(日)・11日(月)の日程で、富山観光ホテル(富山市呉羽町)にて『第1回ライチョウと生息環境を考える会議〜ライチョウとクマの会議』(主催:NPO法人ライチョウ保護研究会 富山大会実行委員会)が開催になります。詳細はこちらをご覧下さい。

2005/06/13   
タケノコ採りの男性がクマに襲われ負傷(岩手県)icon   6月11日午後1時半ごろ岩手県胆沢郡胆沢町若柳の山林で、1人でタケノコ採りをしていた水沢市の男性(55)が、ツキノワグマに襲われ、頭や両足に怪我を負いました。水沢署の調べによると、現場は石淵ダムよりさらに数キロ山に入った場所で、クマは成獣とみられるそうです。男性はクマに襲われた後、携帯電話で知人に助けを求め、自力で車を運転して下山し、約3時間後に近くの温泉施設から119番通報して、水沢市内の県立病院へ搬送されました。詳しくは岩手日報社のウェブページをご覧下さい。(平成17年6月12日)

          
●岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/
          
●岩手日報の記事  http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m06/d12/NippoNews_5.html

2005/06/13   
男鹿水族館GAOでシロクマが報道陣に公開(秋田県)icon   秋田県男鹿市戸賀の男鹿水族館GAOに到着したホッキョクグマが10日午前、報道陣にお披露目されました。この日の公開はマスコミ向けでしたが、偶然通り掛かった入館者も見学することができ、校外学習で訪れた秋田市仁井田小の5年生158人も、ホッキョクグマの登場に大喜び。ホッキョクグマは6月11日以降も原則的に寝小屋と放飼場の行き来を自由にさせるため、運が良ければ入館者もホッキョクグマを見ることができるそうです。オーストラリアの「シーワールド」のホッキョクグマ飼育係のペニー・クーパーさんは、「体調も良さそうで、これなら予定より早く一般公開できそう」と話しています。詳細は秋田魁新報のウェブページをご覧下さい。(平成17年6月10日 秋田魁新報)

          ●秋田魁新報 http://www.sakigake.jp/
          
●秋田魁新報の記事  http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050610m

2005/06/13   
男鹿水族館GAOにシロクマが到着(秋田県)icon   シアのモスクワ動物園生まれの1最6ヶ月の雄のホッキョクグマ(体重150キロ)が、6月7日午後11時40分すぎ、6トントラックで秋田県男鹿市戸賀の男鹿水族館GAOに到着しました。このホッキョクグマは、オーストラリアの「シーワールド」が入手予定でしたが、男鹿水族館GAO が無期限で借り受けることになり、モスクワ空港から24時間かけて成田空港に到着、その後は陸路で秋田県入りしました。約2週間、シーワールドのシロクマ飼育係が同水族館職員に飼育方法を指導するそうです。詳細は秋田魁新報のウェブページをご覧下さい。(平成17年6月8日 秋田魁新報/平成17年6月12日 岩手日報)

          
●秋田魁新報 http://www.sakigake.jp/
          
●秋田魁新報の記事  http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050608a

2005/06/11   
紫波町に出没したクマを駆除(岩手県)icon   6月10日午後4時10分頃、岩手県紫波郡紫波町二日町北七久保の民家の敷地で、ツキノワグマの4歳ぐらいの雄の成獣(体長約1.2メートル、体重59キロ)が有害駆除で射殺されました。クマは同日午前6時頃、同町内の国道4号線を横断しているところを歩行者などに目撃されていました。午後3時半頃、同町二日町の林をクマが歩いているとの情報が寄せられました。紫波町役場の職員が探したところ、民家の物置小屋の軒下にクマがいるのを発見。近くに住宅地や町営住宅、約300メートル南側には日詰小学校があることから、岩手県の許可を得て、役場の指示で地元猟友会がクマを射殺しました。(平成17年6月11日 岩手日報)

コメント)紫波署に電話で問い合わせたところ、クマは北上川を渡って(対岸から)来たという情報も寄せられているそうです。最初にクマが目撃された国道4号線は、東側(城山方面)に北上川が流れています。対岸の彦部地区では、以前からクマが目撃されていたそうです。
また、数年前にも紫波町内の同地区でツキノワグマの出没騒動が起きていますが、その時は問題となったと見られるクマは、4号線を横断中に車にはねられて死亡しています。解剖の結果、胃の内容物から多量のリンゴが見つかったので、クマが出没した原因は、農家が廃棄したリンゴがクマを引き寄せたのではないかと、役場の方から聞いています。さらに、その事故がきっかけとなり、紫波町では人とクマとの共存を町の事業として始めることとなり、町有地にミズナラ(ドングリ)やシバグリ(野生のクリ)の植林を、地元の中学生のボランティアなどで実施しています。アウトバックの代表の藤村が、その中学校でクマについての講演も行っています。

今回、クマが有害駆除で射殺された現場及び周辺の地図は、インターネットの地図検索サイト「Mapfan」で御覧頂けます。以下のURLを開き、住所検索の欄に「岩手県紫波郡紫波町二日町北七久保」と入れてください。最初は12500分の1の縮尺の地図が現れます。御覧いただくと分かるように、現場付近には城山公園、小学校や住宅団地などがあります。さらに、25000分の1の縮尺に変更すると、北上川が見えてきます。

紫波町は南部杜氏の発祥地として有名ですが、リンゴの産地としても有名です。岩手県では、リンゴ農家が廃棄したリンゴ(廃果)に、クマが誘引されて畑や里に出没している事実が研究者などから指摘されており、岩手県ツキノワグマ保護管理検討委員会でも数年前から問題となっています。本年度も6月16日に、「第4回ツキノワグマ保護管理検討委員会」が岩手県盛岡市で開かれます。

          ●Mapfun
http://www.mapfan.com/

2005/06/11   
岩手県紫波町内の国道4号線をクマが横断icon   6月10日午前6時頃、岩手県紫波郡紫波町の城山方面(東側)から国道4号線を横断して、ツキノワグマが住宅地や調整住宅のある方向(西側)に向かったのを、通行人らが目撃し、紫波署に通報しました。周辺は古館、日詰の2つの小学校の通学路でもあるので、紫波町職員らがクマの行方を追う一方、住民に注意を呼びかけています。詳細は岩手日報社のウェブページをご覧下さい。(平成17年6月10日 岩手日報・夕刊)

          
●岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/
          
●岩手日報の記事  http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m06/d10/NippoNews_11.html

2005/06/06   
IBA2006日本大会のウェブページがアップデートicon   2006年10月2日〜6日まで長野県軽井沢町の星野リゾート・ホテルブレストンコートにて開催される、第17回国際クマ会議日本大会(IBA2006日本大会)の公式ウェブページがアップデートしました。英語版と日本語版が加筆・修正され、新しくツキノワグマの画像が2枚追加になりました。ぜひご覧下さい。

          
第17回国際クマ会議日本大会(IBA2006日本大会) http://www.japanbear.org/iba/index-j.html
          ●日本クマネットワーク 
http://www.japanbear.org/index.html

2005/06/04   
兵庫県で「徹底解説!ツキノワグマ・セミナー」が開かれますicon   兵庫県立人と自然の博物館(兵庫県三田市)では、7月9日と10日の土・日に、ニホンジカとツキノワグマについて、それぞれ丸一日かけて、総合的に解説していこうという企画が開催されます。

7月9日(土)は『徹底解説!ニホンジカ −進化・形態・生理・生態そして社会的課題にせまる−』が、7月10日(日)は『徹底解説!ツキノワグマ −進化・形態・生理・生態そして社会的課題にせまる−』が開かれます。兵庫県立人と自然の博物館の資料や研究成果もふまえた上での、進化・形態・生理・生態に関する解説にくわえ、昨年の兵庫県におけるツキノワグマ出没対策の状況やニホンジカの保護管理の動向など昨今の社会的課題等も¥解説されます。それぞれ定員は30名、申し込み締め切りは7月2日です。
詳細は熊イベントコーナーをご覧下さい

2005/06/03   
早池峰山の車輌規制の実施他のご案内(岩手県)icon   岩手県の早池峰山地域は高山植物の宝庫で、国定公園や国の特別天然記念物などにも指定されています。近年、登山車輌による交通混雑や路肩駐車による植生への悪影響、山頂避難小屋の屎尿処理による自然環境への悪影響などが大きな問題となってきました。その対策として、交通規制(期間限定)と携帯トイレの普及が行われています。

本年度の早池峰山車輌交通規制は、平成17年6月12日(日)〜8月7日(日)までの土・日曜日及び祝日(18日間)に実施されます。対象となる車輌と規制がかかる時間帯は、大型車輌:AM5:00~PM17:00、普通車輌:AM5;00~PM13:00まで。区間は、主要地方道紫波川井線(大迫町内川目岳地内から川井村江繋地内の約16km)です。ただし、乗合バス(路線バス、シャトルバス)・タクシー・ハイヤー・二輪車・許可車輌は規制の対象外になります。なお、貸切バス・観光バスも規制の対象となるのでご注意下さい。
車輌規制期間中は早池峰登山シャトルバス(岩手県交通)が運行されますので、できるだけシャトルバスをご利用下さい。

早池峰山は岩手県の宝物とかいわれておりますし、国定公園や国の特別天然記念物などにも指定されておりますが、早池峰山頂上にある避難小屋のトイレの屎尿は、民間のボランティアが背中に担いで麓まで下ろしているのが実状です。民間ボランティアの負担を少しでも軽減させると共に、貴重な早池峰山の自然環境を保全するために、携帯トイレの普及を行っています。岳地区にある峰南荘や山頂避難小屋や登山口などで、携帯トイレが販売されています。さらに、早池峰山頂上にある避難小屋のトイレには、携帯トイレ専用のブースが設けられています。ぜひご協力下さい。

なお、上記に関するお問い合せは下記までお願いいたします。当社にも早池峰山車輌交通規制のチラシ(シャトルバス運行時間表掲載)と携帯トイレ普及のチラシの残部がいくらかございますので、必用な方は返信用の60円切手を同封し、氏名・郵便番号・住所を書いてお申し込み下さい(有限会社アウトバック 〒020-0401 岩手県盛岡市手代森16-27-1)。

          
●早池峰山交通規制とシャトルバス、携帯トイレの普及に関するお問い合せ:岩手県自然保護課 019-629-5372 http://www.pref.iwate.jp/~hp0316/
          ●シャトルバスの運行時間など:岩手県交通/019-654-2141 
http://www.iwatekenkotsu.co.jp

2005/06/02   和賀川沿いに出没した子グマ、射殺(岩手県)icon   5月31日午前6時頃、岩手県北上市北鬼柳の和賀川沿いに子グマがいるとの目撃情報が岩手県警察北上署に寄せられました。北上地方振興局、北上市、北上署、地元猟友会などで捕獲を試みましたが、現場はほぼ北上市の中心部にある九年橋せせらぎ公園内で、付近に北上署やスーパー、保育園などもあり、クマが街中に逃げ込み、人に危害を加える恐れがあると北上地方振興局が判断しました。そして、午前9時頃、県の許可を受けた猟友会が駆除(射殺)しました。子グマは体長約130センチの雄のツキノワグマで、生後1歳ぐらいと見られています。詳細は岩手日報社のウェブページを御覧ください。クマの画像も載っています。(平成17年5月31日 岩手日報)

          ●岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/
          ●岩手日報の記事 
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m05/d31/NippoNews_12.html


2005/06/02   
秋田駒ヶ岳が山開きしました(秋田県)icon   6月1日に秋田県田沢湖町の八合目駐車場にて、秋田駒ケ岳(1637メートル)の山開きが行われました。ガスが立ちこめるあいにくの天気でしたが、山岳関係者など約160人が参加して神事が行われ、1年の安全を祈願しました。詳細は秋田魁新報のウェブページをご覧下さい。(平成17年6月2日 秋田魁新報)

          ●秋田魁新報 
http://www.sakigake.jp/
          ●秋田魁新報の記事 
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050601j

2005/06/01   
東北道でクマが大型トラックと衝突(岩手県)icon   5月29日午前4時5分頃、岩手県安代町字高畠の東北自動車道路下り線で、走行していた大型トラックが道路を横断しようとしていたツキノワグマと衝突しました。大型トラックを運転していた男性には怪我はありませんでしたが、クマ(3歳ぐらいの成獣)はまもなく死亡しました。クマは道路脇の高さ1メートルのフェンスを乗り越えたとみられています。(平成17年5月30日 岩手日報)

2005/05/28   
知床フィールド講座のご案内(北海道)icon   北海道斜里郡斜里町にある(財)知床財団が運営している知床自然センターでは、6月4日から知床フィールド講座を開講します。ただ今、受講生を受け付け中です。

6月2日(土)の第1回講座のテーマは「知床流バードウォッチング」。AM9:00~15:00の予定。参加費は9000円(賛助会員ノ8000円)で定員8名(参加者4名より実施)。申し込み締め切りは2日前までです。天候が良ければ観光船から海鳥を観察するそうです。

6月12日(日)AM9:00~15:30に開講する
第2回講座のテーマは「ヒグマの生態」です!これまでの調査で明らかになってきた知床のヒグマの暮らし。ヒグマの棲む森を歩きながら、最新の情報を交えて分かりやすくヒグマの生態を解説します。また、「森でヒグマに出会わない方法は?」、「もし出会ってしまったら?」など、皆さんの疑問に答えつつ、クマ対策の専門スタッフが実戦的な対処法を伝授します。
参加費は9000円(賛助会員ノ8000円)で定員8名(参加者4名より実施)。申し込み締め切りは2日前までです。

知床フィールド講座の参加申込み、お問い合せ先は知床自然センターにお願いします。なお、有限会社アウトバックは(財)知床財団の賛助会員として知床自然センターの活動をサポートしております。


知床フィールド講座の今後のテーマは次の通りです。

9月 
「ヒグマの生態」
10月 「エゾジカの生態」
11月 「サケの役割」
2月 「越冬とフィールドサイン」
3月 「流氷の役割」

          
●知床自然センター
           099-4356 北海道斜里郡斜里町岩宇別531 知床自然センター
           TEL:01522-4-2114 FAX:01522-4-2115
           E-mail: taiken@shiretoko.or.jp


2005/05/28   当社のパワー森林香が「磯釣りスペシャル」で紹介されましたicon   磯釣りファンに人気の高い雑誌『磯釣りスペシャル』2005年7月号(内外出版社)に、当社で販売しているパワー森林香と携帯防虫器が紹介されています。

『磯釣りスペシャル』2005年7月号の特集「夏の夜釣りを快適にする編集部特選の強力蚊よけグッズはコレだ」に、当社で販売している林業のプロ御用達の強力蚊取り線香「パワー森林香」と、パワー森林香専用のヘビーデューティーな携帯ケースが紹介されています。

なお、僕の一押しは、特集「釣果UPの強い味方 魅惑の偏光グラス大集合」です。 マジに偏光グラスの大集合でありまして、ドドドーント64種類の偏光グラスが紹介されています。磯釣りファンばかりでなく、渓流釣りファンやフライフィッシャーマンにもとても参考になると思います。ぜひご一読下さい。


          
●磯釣りスペシャル・オフィシャルサイト http://www.iso-sp.com/

2005/05/27   
熊胆をネットで販売した男性、薬事法容疑で逮捕(北海道)icon   「解熱剤として効果がある」など薬効を表示して、インターネットで熊胆(クマの胆のうを乾燥させたもの)をグラム売りしていた北海道広尾町の男性が、薬事法違反容疑で北海道警察広尾署に5月26日までに逮捕されました。詳細はYAHOO! JAPAN NEWS のウェブページ(共同通信配信)をご覧下さい。

          
YAHOO! JAPAN NEWSの記事 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050526-00000109-kyodo-soci

2005/05/27   
NHK「山歩きにご注意! クマ出没」放送のお知らせicon   6月2日にNHK総合全国放送で、クマ問題を取り上げた番組が放送になる予定です。

西中国山地・近畿北部・北陸地域などでは、昨秋はツキノワグマの異常出没や被害が頻発し、大きな社会問題となりました。連日のようにマスコミはそのことを報じておりましたが、取材の方法や報道の内容によっては、騒ぎを助長するようなものがみられ、クマの研究者や行政関係者などからマスコミ報道の問題点が指摘されています。
そのような状況の中、NHK広島放送局ではクマの問題を正しくとらえ、きちんとした番組を制作したいとして、昨年から各方面で取材を続けてまいりました。その番組がいよいよ放送になります。番組制作を担当したNHK広島放送局のスタッフより、下記の案内が寄せられましたのでお知らせいたします。ぜひご覧下さい。

めるじゃが 6月号より

歩きに絶好の季節となってきました。ハイキングや山菜採りを楽しもうと計画中の方もいらっしゃる事と思います。そんな皆さんに是非見てほしい番組が、6月2日(木)放送の「難問解決!ご近所の底力 山歩きにご注意!クマ出没」です。

 夏、特に6月〜7月は、クマと人が山でバッタリ遭遇する危険性が非常に高まる季節なんです。というのも、この時期はクマの繁殖期にあたり、オスはメスを求めて広い範囲を歩き回ります。メスも冬眠中に出産し、子育てをしているため、非常に神経質になっています。そんな時期に、人間がわざわざ山へ入るわけですから、クマと出会う可能性が高いわけです。番組ではクマと出会ったときの正しい対処法や、もっとも重要な、出会わないための知恵と工夫をたっぷりと紹介します。

一方で、クマを里に寄せ付けない方法も番組ではお伝えします。実は近年、広島を始め、中国山地周辺には、人里近くにまでクマがやってくる事件が頻発しています。特に今回、「お困りご近所」としてスタジオに参加していただいた島根県柿木村の皆さんたちは、背筋も凍るような事件に遭遇した方が多数います。スタジオでのやりとりでは、「畑を歩いているとクマが上から降ってきた」とか「深夜、クマが家の扉と叩いて眠れなかった」など、信じられないような恐怖体験を語る方ばかり。ご近所パワーで、クマを人里に寄せ付けないようにするにはどうすればいいのか、全国から選りすぐりの妙案をご紹介します。

 この番組の真骨頂であるスタジオでの議論は、かなり白熱したものとなりました。今まで、クマに関する番組は数々あれど、今回の番組のように、困っている人たちに、クマとの共存も含めたアイデアを直接ぶつけ、それが本当に実行性のあるものか、スタジオで直接議論を戦わせながら解決策を探っていくというスタイルはありませんでした。

 クマの問題は、都市部の人間と無関係ではありません。山歩きの季節、番組での議論を通じて、クマと人の関わりについて考えていただければ幸いです。

  番組名: 難問解決!ご近所の底力  
  副題: 「山歩きにご注意! クマ出没」
  日時: 6月2日(木) 21:15〜21:58  総合テレビ全国放送


2005/05/25  「安全」教育とは
MagLight icon   古い新聞の切り抜きを整理していたら、2003年7月20日付日本経済新聞のコラム「春秋」に、次のような一文を見つけたのでご紹介します。
『(前略)家族や学校がどんなにしっかりしていても、最終的に自分を守れるのは自分しかない、という当たり前のことを、子ども達に厳しく教え込む。また、何をしてはいけないかということも、小さなころから聞かせてやらなければならない。うちの子に限って、ではなく、うちの子だから危ないかも知れないと親は考えるべきだ。(後略)』(2003年7月20日付日本経済新聞 春秋より引用)

大阪府で起きた生徒や教師の殺傷事件の度に、学校の安全について問題が指摘され、論議されております。また、事件が起こるたびに弊社にも学校関係者より、護身スプレー
「OC-10」などの注文や引き合いがきております。もはや、学校が安全な場所ではないということは周知の事実であります。子ども達に「安全」とは何か、どのようにして「自分を守るのか」を義務教育で教える時代に来ていると考えるべきではないでしょうか。さらに、度重なる未成年者による生徒や弱者の殺傷事件や女子の監禁事件などを鑑みれば、まさに日経新聞のコラムで指摘されているとおりだと思いました。

2005/05/25   
相互リンクのお知らせicon   フライフィッシンググッズ(新品・中古品)のオンラインショップ「angler-s.com」と相互リンクいたしました。「angler-s.com」では個人が巻いたフライの買取りを行っています。フライフィッシングに興味のある方は、ぜひご覧下さい。

2005/05/24   
ファックス機・myMio「MFC-620CLNのトラブルについてのお詫びicon   本日の午前中より、ファックスが受信できないというトラブルが発生いたしました。ご迷惑をお掛けしたお客様及びお得意先様には大変申しわけございませんでした。

弊社では熱感応タイプのファックス機から、昨年10月15日にbrother社から当時発売されたばかりの高機能ファックス機 myMio「MFC-620CLN」に機種変更いたしました。その後、ファックス受信ができないという原因不明のトラブルがしばしば発生しておりました。その度に、brother社のお客様相談室に連絡を取り、対応してまいりましたが、正確な原因は分からないままでした。本日のトラブルは、メモリー受信がオンに設定されていたためと、メモリーが既に一杯になっていたことが原因だと判明いたしました。本日、メモリー受信をオフに設定し直しましたので、今回のトラブルは解決されたと思います。

ただし、brother社のお客様相談室の説明では、YahooBBのTrioモデムに接続しているbrother社のファックス機でトラブルが起きているとのことです。なお、myMio「MFC-620CLN」のカタログや取扱説明書にはADSL対応とうたわれており、YahooBBのTrioモデムと相性が悪いとは表示されておりませんでした。正直申して、brother社の myMio「MFC-620CLN」は、弊社の使用環境では原因不明のトラブルが今後も頻発すると危惧されます。そのことで弊社はbrother社に対して、(補償を含めた)対応を求めている最中です。
お客様及びお取り引き先様にはご迷惑をお掛けして大変申しわけございませんが、ファックスが送信できない場合には、ご一報下さいますようにお願い申し上げます。

2005/05/20   
岩手県でクマに襲われ6件目の人身被害発生icon   5月18日午後3時頃、岩手県岩泉町門上救沢の山林で、山菜採りをしていた同町在住の男性(63)がツキノワグマに攻撃を受け顔や肘などに負傷しました。岩泉署の調べでは、男性は1人で山菜採りをしていたときに、成獣のツキノワグマが穴から飛び出してきて、男性を攻撃したそうです。男性は近くで伐採作業をしていた人に救助を求め、自宅まで自動車で送られました。詳細は岩手日報社のウェブページをご覧下さい。(平成17年5月19日 岩手日報)

          ●岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/
          ●岩手日報の記事 
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m05/d19/NippoNews_1.html

2005/05/20   冬ごもり明けの親子グマの撮影に成功icon   岩手大学農学部の青井俊樹教授の野生動物管理学研究室と岩手大学ツキノワグマ研究会が、盛岡市近郊の山林で冬ごもりの穴から出てきた、2頭の子グマを連れたツキノワグマの撮影に成功しました。母親と見られる成獣は6歳前後、体長は1.3メートル。子グマ2頭は生後1歳ほどです。4月19日の深夜に、3頭は穴から出てきました。その写真が平成17年5月14日付の岩手日報の朝刊に掲載されました。
母グマは生態追跡調査のために、2003年8月に捕獲され発信機を装着されたクマです。昨年の12月に冬ごもりが確認されたので、赤外センサー付の自動撮影カメラを設置して、クマが目覚めるのを待っていました。詳細は
岩手日報社のウェブページをご覧下さい。(平成17年5月19日 岩手日報)

          ●岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/
          ●岩手日報の記事 
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m05/d14/NippoNews_2.html


2005/05/19   
動物公園でクマの移動放獣デモ開催のお知らせ(岩手県)icon   5月22日(日)に、盛岡市動物公園でクマ移動放獣デモ”飼育係のとびっきりガイド「クマを探せ?発信機を追いかける」”』が催されます。お客様に移動放獣のデモを見ていただき(熊撃退スプレー「カウンターアソールト」のダミースプレーも使用されます)、その後一緒に林内を方探追跡したり、クマの保全についての解説などをします。
なお、この催しは6月26日(日)、10月2日(日)にも行われる予定です。詳細は盛岡市動物公園にお問い合せ下さい。

          ●盛岡市動物公園 http://www.h6.dion.ne.jp/~m-zoo/
           020-0803 盛岡市新庄字下八木田60-18
           TEL: 019-654-8266 FAX: 019-654-8913

2005/05/19   マタギツアーのお知らせ(秋田県)icon   好評だった前回のマタギツアーに続いて、6月11日(土)-12日(日)に秋田県北秋田市阿仁の根子(旧阿仁町)にて、農都交流環境企画研究所(特定非営利活動法人設立申請中)が主催したマタギツアー”新緑のマタギウォーキング「マタギと熊を探す旅」”が開催されます。前回のかんじきツアー同様に佐藤弘二さんがガイドを務めてくれます。詳しくは農都交流環境企画研究所のウェブページ「地図にない旅」をご覧ください。

2005/05/10   岩手県で今年5件目の人身被害発生icon   5月8日午後5時頃、岩手県岩泉町安家年々の山林で、山菜採りをしていた同町在住の男性(52)がツキノワグマに攻撃を受け負傷しました。岩泉署の調べでは、男性は1人で山菜採りをしていて成獣のツキノワグマと遭遇、攻撃を受け、頭や肩などに軽傷を負ったということです。男性は持っていた護身用のナタで反撃したところ、クマは逃げたそうですが、近くの樹木に子グマが1頭登っていたということです。(平成17年5月8日 岩手日報)

          
●岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/

コメント)子グマを連れた親グマは警戒心がとても強いので、遭遇した場合には特に適切な対応をとることが大切です。クマは人との遭遇を回避するために、危険を察知した場合にはたいていは(人が気がつく前に)その場から離れるか、藪などに身を潜ませて、人が通り過ぎるのをやり過ごしたりします。ところが、(クマが隠れているのに気付くのが遅れ)誤ってクマに接近した場合には、クマは吠え声やうなり声を発し威嚇したり、飛び出したり立ち上がって威嚇(まだ攻撃の一歩手前の行動)し、人の接近に警告を与えます。その時、人が急に立ち上がったり、大声を出したり、クマに物を投げつけたりした場合、クマは人(敵)から攻撃を受けたと判断し、自分を守るために攻撃してきます。また、背中を見せて急に走り出した場合には、クマの(逃げる獲物を追いかけるという)攻撃本能(狩猟本能?)が誘発され、逃げた相手を追いかけ、背後から攻撃するでしょう。

特に子グマを連れた母グマは警戒心が強いので、子グマを守るために積極的に攻撃してくる場合が多々みられます。今回のように、子グマが木に登っていたということは、事前に危険(人の接近)を察知して、(危険を回避するために)親グマが子グマを木に登らせていたとも考えられます。にもかかわらず、人が誤って子グマのいる樹木に接近したために、親グマはやむを得ず人に攻撃を仕掛けたのではないでしょうか。また、親グマと子グマが離れているような状況下で、うっかりその間を人が通過した場合は非常に危険です。人がクマの親子を分断する格好になるので、親グマに攻撃を受ける可能性が非常に高くなります。子グマのそばには親グマが必ず潜んでいるといっても良いでしょう。可愛い子グマがいるからと、軽い気持ちで子グマに接近した場合、その代償は大き過ぎると言えます。

今年の岩手県は、子連れのクマが例年よりも増えるので、人身被害の危険性が例年よりも高くなると、昨年から専門家は指摘してきたし、警告を発していましたが、不幸にもそれが的中してしまいました。これからタケノコ採りのシーズンを迎えますが、山に入る人は「自分だけは大丈夫」といった安易な気持ちは捨て、「山にはクマがいて当たり前」「クマの領分に入りれば、クマとの遭遇して当たり前」といった気持ちに切り替え、クマに遭遇しない工夫やクマに遭遇しても襲われない(攻撃を受けない)工夫・対策を備えてから山(クマの領分)に入いることをお勧めします。当社のウェブページには、クマに遭遇しないための工夫や情報、クマに攻撃を受けないための工夫や情報、クマに攻撃を受けても助かるための情報などをたくさん掲載しています。ぜひご活用下さい。

2005/05/08   
映画「氷海の伝説」放送のお知らせicon   ムービー・プラスという映画専門のテレビ放送をご存じでしょうか。5月30日 PM 22:15よりイヌイットが監督、制作、脚本、編集、出演した映画 『氷海の伝説』(172分)が放送になります。僕はまだ見たことがないので、感想や内容についてお伝えできませんが、以下 のウェブページに映画の批評文が掲載されています。
『氷海の伝説』は2001年カンヌ国際映画祭で世界で初めて上映され、その内容 と共にイヌイットによる初めて制作された映画として話題を呼びました。内容 はイヌイットの人々に代々受け継がれてきた「アタナクュアトの伝説」を映画 化したものだということです。インターネットで検索すると、たくさんのウェブページがヒットするので、興 味のある方はトライしてみてください。

           ●ムービープラス http://www.movieplus.jp/index.php
           ●『氷海の伝説』の批評 
http://www2.saganet.ne.jp/cgi-bin/takuri/ntr/maki_column/maki/1066010310.html
           ●映画の配給会社のウェブページ 
http://www.alcine-terran.com/main/hyoukai.html
           ●イヌイットの説明(カナダ大使館) 
http://www.canadanet.or.jp/about/faq_inuit.shtml

2005/05/06   
岩手山の登山者がクマに襲われ負傷(岩手県)icon   5月4日午後1時5分頃、岩手県松尾村湯の森国有林内で、岩手山から下山途中の男性(47)がクマに襲われ、頭や手に負傷し、病院に収容されました。岩手署の調べでは、男性は同日朝から家族と二人で岩手山に日帰り登山に出かけ、下山途中にクマと遭遇した。クマに襲われた後、自力でふもとにある松川キャンプ場に下りました。岩手署では同村柏台地区の住民などにパトカーで注意を呼びかけています。詳細は岩手日報社のウェブページをご覧下さい。(平成17年5月4日 岩手日報)

          
●岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/
          ●岩手日報の記事 
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m05/d04/NippoNews_13.html

2005/05/06   
クマに襲われ男性が重傷を負う(岩手県)icon   4月30日午前9時20分頃、岩手県岩泉町袰綿の山林で、同町の男性(37)がクマに襲われ、頭や顔、両腕など20カ所以上を噛まれて重傷を負いました。岩泉署の調べでは、現場は国道455線沿いの産直施設「よってけ市場」から南に約2キロの山林で、付近に人家はありません。男性は自分の山林の様子を写真に撮影するために、いとこと山に入り、成獣と思われるツキノワグマに突然襲われたらしいということです。同署で住民に注意を呼びかける一方、地元猟友会では警戒を呼びかけています。詳細は岩手日報社のウェブページをごらんください。(平成17年5月1日 岩手日報)

          ●岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/
          ●岩手日報の記事 
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m05/d01/NippoNews_7.html


2005/05/06   
山菜採りの夫婦、熊撃退スプレーでヒグマ追い払う!(北海道)icon   4月28日午前10時40分頃、北海道上磯郡上磯町茂辺地956付近の山林で、町内に住む男性(59)がヒグマを2頭目撃したとして茂辺地駐在所に届け出しました。函館中央署によると、男性は妻と二人で山菜採りに山に入ったところ、体長約1メートル50センチと約80センチの親子連れと見られるヒグマと遭遇しました。男性が熊避けスプレーを噴射したところ、ヒグマは山の奥にに逃げていったそうです。現場は民家から約300メートルの距離で、同署などはハンターを配置し、周辺の住民に警戒を呼びかけています。(平成17年4月29日 函館新聞)

          
●函館新聞 http://www.hakodateshinbun.co.jp/

2005/04/29   
当社の熊撃退スプレーがヒグマを撃退、山菜採りの夫婦助かる!(北海道)icon   4月28日の午前、北海道上磯郡上磯町茂辺地の山林で、夫婦で山菜採りをしていた町内にすむ男性から、親子連れのヒグマに遭遇したとの通報が函館中央署に入りました。上磯町と函館中央署によると、親グマの体長は約150センチ、子グマは約80センチ。男性の話では、数メートル離れた背後に2頭のヒグマがいるのに気がつき、声をあげると、2頭とも突進してきたそうです。そこで、腰に下げていた熊撃退スプレー(注釈:取材を担当した北海道新聞社の記者から直接聞いた話では、男性が使用したのは当社が輸入販売している「カウンターアソールト」とのことです)をヒグマに噴射し、追い払ったということです。男性は「1.5メートルほどまでクマに迫られた。スプレーを持っていなければ、どうなっていたか」と話しています。

北海道環境科学研究センター道南地区野生生物室の釣賀一二三研究職員は、クマと遭遇した際の対応について「落ち着いて後ずさりすれば襲ってこない」と助言しています。その上で「最後の手段として、熊撃退スプレーは有効」と話しています。詳細については北海道新聞社のウェブページをご覧下さい。当社が輸入した熊撃退スプレーが、役に立ち、人身事故にならなくて本当に良かったですね。(平成17年4月29日 北海道新聞)

          
●北海道新聞 http://www.hokkaido-np.co.jp/
          ●北海道新聞の掲載記事 http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20050429&j=0022&k=200504297295

2005/04/29   
クマに襲われ男性重傷(岩手県)icon   4月20日午前11時5分頃、岩手県岩手郡西根町寺田の暮坪川近くの山林で、釣りに出かけ、現場近くで山菜採りをしていた同町の男性(64)が、ツキノワグマに襲われ重傷を負いました。岩手署の調べによると、男性は自力で帰宅した後、盛岡市内の病院に運ばれ、肋骨骨折などで重傷です。クマの大きさなどは不明とのことです。岩手署はパトカーで寺田地区の住民に警戒を呼びかけています。また、町の防災無線や農協有線でも広報しています。(平成17年4月21日 岩手日報)

2005/04/29   
GW中の営業日のお知らせicon   毎度お世話になります。明日からはいよいよ大型連休が始まりますね。今年の春は、早い時期からクマが出没していますし、これからの時期は、子グマを連れて警戒心の強い雌グマと遭遇する可能性が高くなるので、クマの生息地に山菜採りやタケノコ採り、渓流釣り、登山やハイキングなどに出かける予定のある方は特に注意が必要です。

さて、ゴールデンウィーク中はカレンダー通りの営業とさせていただきます。詳しい日程は以下の通りです。休業日には商品の発送も停止となりますので、ご注意下さい。よろしくお願いいたします。

          
営業日/5月2日(月)、5月6日(金)
          
休業日/4月29日〜5月1日、5月3日〜5月5日、5月7日〜5月8日
          ※5月9日(月)からは平常通りの営業(営業時間/AM9:00~PM18:00、営業日/月〜金、土日祝祭日休み)となります。

2005/04/27   新刊のご案内icon   クマ本ライブラリーに97冊目のクマ本が登録されました。新たに登録されたのは「動物地理の自然史 -- 分布と多様性の進化学」(増田隆一・阿部 永 編著/北海道大学図書刊行会/A5判・302頁・並製・定価3150円税込)です。本書は動物地理・自然史研究に取り組んでいる人たちが協力して執筆したものです。ヒグマ、シカ、イノシシ、ムササビ、ネズミ類など日本の哺乳類に関する内容も豊富 に含まれています。なお、著者の増田隆一氏(北海道大学 創成科学共同研究機構 ゲノムダイナ ミク ス研究部門 遺伝的多様性研究室)はヒグマやツキノワグマのミトコンド リアDNAを 調べ、ヒグマやツキノワグマが日本列島に大陸から渡ってきた年代 やルートなどに解明に取り組んでいます。本書の中でも「第3章 ヒグマの系統地 理的歴史とブラキストン 線」を執筆されています。

           
●北海道大学図書刊行会 http://www.hup.gr.jp/

2005/04/26   
クマ情報が既に44件(富山県)icon   4月11日に富山県滑川市箕輪で、体長1.5メートルのツキノワグマが目撃されました。今年になってから、富山県内での野生のクマや、その足跡など痕跡の情報が既に44件に上っています。市町村を通じて県に寄せられたクマに関する情報で、今年になって最も早いのは、3月1日に朝日町湯ノ瀬でダム管理業者が目撃したものでした。市町村別では14件が朝日町に集中しています。次いで南砺市が13件、上市町が8件、富山市(旧大山、八尾)が7件、入善町が1件。そして滑川市の1件が加わわりました。

昨秋の堅果類の凶作で、お腹をすかしたまま冬眠に入ったクマの出没が心配されています。県や専門家は早くから警鐘を鳴らしていました。昨年は、4月18日に立山町池田の山中で、山菜を採っていた女性が左足と左腕をクマにかまれる事故が発生しています。これから山菜採りシーズンが本格化するだけに、さらなる注意が必要です。

富山県は今春、昨秋のクマの異常出没を受けて、積極的に情報を収集しています。県ではクマ対処法と、すべての目撃情報をホームページで公開し、市町村を通じて広く注意を呼び掛けています。詳細は
北日本新聞のウェブページをご覧下さい。(平成17年4月12日 北日本新聞)

          ●北日本新聞 http://www.kitanippon.co.jp
          ●北日本新聞のニュース 
http://www.kitanippon.co.jp/backno/200504/12backno.html
          ●富山県 
http://www.pref.toyama.jp/(トップページからクマ情報にリンクしています。クマ目撃情報には日付、場所、状況が掲載されています。)

2005/04/19   
夫婦、アナグマに襲われ負傷(岩手県)icon   4月16日午後6時頃、岩手県花泉町永井の民家の小屋付近で、家人の男性(78)が右手をアナグマに噛みつかれました。アナグマは助けに入った妻(78)の左脚にも噛みつきましたが、2人に薪などで打たれて死亡しました。アナグマは雌の成獣で、体長は約50センチ。男性が小屋に積んでいた薪を運びだそうとしたときに、突然アナグマが現れて噛みついてきたそうです。詳細は岩手日報のウェブページをご覧下さい。(平成17年4月17日 岩手日報)

          
●岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/
          ●岩手日報の記事 
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m04/d17/NippoNews_7.html

コメント)アナグマは、脊索動物門・哺乳綱・食肉目・イタチ科の動物で、クマ(脊索動物門・哺乳綱・食肉目・クマ科)の仲間ではありません。日本に生息しているのはアナグマの亜種で、ニホンアナグマです。ニホンアナグマは本州・四国・九州に分布しています。以前我が家に現れたニホンアナグマの画像をこちらで御覧頂けます
さらに、アナグマについて詳しく知りたい方は、
『みんなの動物図鑑』のウェブページをご覧下さい。

          ●みんなの動物図鑑 
http://f35.aaa.livedoor.jp/~gotozoo/index.htm


2005/04/19   
タケノコがイノシシに荒らされ大打撃(京都府)icon   タケノコの名産地の京都府乙訓地域の竹林で、収穫間近のタケノコがイノシシに食い荒らされる被害が相次いでおり、タケノコを栽培している農家に大きな被害が発生しています。詳細は京都新聞のウェブページをご覧下さい。(平成17年4月12日 京都新聞)

          ●京都新聞社 http://www.kyoto-np.co.jp/
          ●京都新聞の記事 
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005041200151&genre=C4&area=K30


2005/04/15   
クマに襲われ女性が負傷(岩手県)icon   4月14日午後4時半頃、遠野市附馬牛町下附馬牛の山林で枝打ち作業をしていた遠野市在住の女性(58)が、クマに襲われました。女性は腕などを引っ掻かれ、両腕や左太ももに軽傷を負いました。岩手県内でのクマによる人身被害は、今回が今年初めてです。
遠野署の調べによると、現場は人家から約1キロ離れた山林で、女性は5人でスギの枝打ち作業をしていました。詳細は
岩手日報社のウェブページをご覧下さい。(平成17年4月15日 岩手日報)

          
●岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/
          ●岩手日報の記事 
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m04/d15/NippoNews_7.html

2005/04/15   福知山市に出没したクマが学習放獣(京都府)icon   4月11日午前5時40分頃、京都府福知山市上天津の民家裏に設置した捕獲檻に、クマが入っているのを家人が発見し、自治会長を通じて市に連絡しました。京都府や福知山市職員、地元猟友会員が駆けつけ、麻酔銃でクマを眠らせた後、耳に発信器を付けて市内の山奥で学習放獣しました。福知山市では、4月9日から同じ場所に出没していたクマとみています。捕獲されたのは推定年齢5歳のツキノワグマで、体長約1メートル、体重約49キロ。京都府が10日に捕獲檻と電気柵を設置していました。詳細は京都新聞のウェブページをご覧下さい。(平成17年4月11日 京都新聞)

          
●京都新聞社 http://www.kyoto-np.co.jp/
          ●京都新聞の記事 
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005041100132&genre=C4&area=K50

コメント)京都府福知山市上天津の民家裏に出没したクマは、10日に京都府が設置した捕獲檻に11日に入り、11日に奥山に学習放獣されています。岩手県で同じ状況であれば、10日の時点でこのクマは有害駆除(射殺)されている可能性が高いと思われます。その理由として、1)岩手県では平成15年度に策定された「ツキノワグマ保護管理計画」に、緊急時における捕獲許可事務の「特例処理」が盛り込まれました。それにより、人身被害に関わる緊急時と判断されれば、市町村長の裁断でクマが駆除できる(通常は県知事の許可が必要)システムが作られたからです。平成15年9月24日には岩手県川井村で、今回の京都府福知山市と同様に、民家のまわりを歩いていたクマが、特例処理の適用で有害捕獲(射殺)されています。

2)岩手県では全国に先駆けて『移動放獣技術マニュアル』が平成13年度に策定され、平成15年度に「ツキノワグマ保護管理計画」が運用開始されています。その中に「学習付け移動放獣の実施」が盛り込まれていますが、実施主体が不明確であり、予算や人員の確保の保証もなく、地域住民の理解不足や市町村任せなどの理由などから、残念ながら学習放獣があまり普及していないのが実状です。

なお、京都府では平成14年度の猟期よりツキノワグマの狩猟が禁止され、平成15年5月に「特定鳥獣保護管理計画」が施行されており、その中の「ツキノワグマ出没対応マニュアル」に基づいて、対応が行われています。その基本方針は、出没の予防処置に努め、それでも出没する場合には捕獲する。初めて捕獲された個体は原則放獣する(ただし、人身被害が生じる可能性が高い場合には、初めての捕獲でも捕殺可能)。学習放獣については、市町村の実施の他に、(府が予算を組み)専門家への委託も行われており、前向きに実施されていると評価されます。その他にも京都府では、「クマ剥ぎ被害対応マニュアル」が作成され、クマ剥ぎ被害対策のテープ巻に対して85%を補助(平成16年2月現在)するなど、積極的な対応が行われています。今回の京都府(福知山市)の対応は、まさに、「ツキノワグマ出没対応マニュアル」に沿ったものだと思います。
2005/04/15   
京都に再びクマ出没(京都府)icon   4月10日午前10時頃、京都府福知山市上天津の民家裏にクマが出没した。前日も同じ場所にクマが出没しており、同じ大きさなので、同じクマとみられます。クマは母屋横の物置の板戸を壊し、中に置いていたバケツの中の残飯を食べていました。連絡を受けた自治会町が福知山市に通報し、駆けつけた市職員によって捕獲檻を設置しましたが、捕獲に失敗しました。福知山署員、猟友会のメンバーが監視する中、クマは周囲を徘徊し、夕方になってから裏山へと去っていきました。詳細は京都新聞社のウェブページをご覧下さい。(平成17年4月10日 京都新聞)

          
●京都新聞社 http://www.kyoto-np.co.jp/
          ●京都新聞の記事(クマの画像が掲載されています) 
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005041000114&genre=C4&area=K50

コメント)4月9日、10日に京都府福知山市上天津の民家裏にクマが出没した原因は、バケツの中に入れていた残飯の匂いがクマを誘引したものと思われます。さらに、民家は竹林に隣接しており、クマが比較的出没しやすい環境にあったことも関係しています。一度残飯の味をしめた(学習した)クマは、その場所に何度も現れます。対策としては、誘引物(この場合は残飯)の適切な除去が有効ですが、今回のように納屋など匂いの漏れやすい場所に移動するだけでは効果は望めません。クマは臭覚が優れているので、匂いのする場所を突き止め、ドアや壁、窓、網戸、サッシ等を壊しても、誘引物を獲得しようとします。岩手県遠野市でも納屋の板戸を壊してクマが侵入した例が複数ありますし、長野県軽井沢町でもクマが窓を壊して民家に侵入した例もあります。また、コンポストの容器がクマを誘引する事例が各地で増えているので、注意が必要です。

2005/04/15   早くもクマが民家近くに出没(京都府)icon   4月9日午後2時頃、京都府福知山市上天津の民家裏にクマが出没しました。クマは3歳ぐらいのツキノワグマ(体長1.2メートル〜1.3メートル)で、民家裏に置いてあったバケツの中の残飯を食べていました。約2時間後に山の奥へ去っていきました。福知山市では、近隣の自治会に注意を呼びかけています。詳細は京都新聞社のウェブページをご覧下さい。(平成17年4月10日 京都新聞)

          
●京都新聞社 http://www.kyoto-np.co.jp/
          ●京都新聞の記事 
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005041000019&genre=C4&area=K50

2005/04/13   
「クマの畑」が本になりましたicon   宮城県仙台市のNGO 「ツキノワと棲処の森を守る会」では、代表の板垣悟さんや会員の佐藤善幸さん達を中心に、クマによる農作物被害を防ぐなどの目的で、クマの畑(クマに食べさせるデントコーン畑)を耕作する活動を続けています。この度、その活動が『クマの畑 〜素人、クマ問題に挑戦中〜』(板垣悟・著/地人書館・発行/1680円・税込)にまとめられ、発売になりました。

次はこの本の紹介文からの引用です、「これは餌付けなのか、それとも被害対策の救世主か なぜそうまでした『クマの畑』をつくるのか いかにしてクマに多くの関心を集めるのか もっとクマのことを知ろうよ! クマの将来を憂う 素人による クマ問題への挑戦」。 『クマの畑 〜素人、クマ問題に挑戦中〜』は全国の書店、Amazon.comでお求め下さい。店頭にない場合は、ツキノワと棲処の森を守る会でも注文をお受けしますとのことです(送料/1冊300円/2冊以上は無料)。

なお、今年も『クマの畑』の種まきが5月3日に、宮城県川崎町で行われる予定です。詳しくはツキノワと棲処の森を守る会にお問い合せ下さい。

          
●お問い合せ:ツキノワと棲処の森を守る会
                 郵便番号982-8692 新仙台郵便局私書箱第9号 TEL&FAX:022-295-1320

                 共同事務所/郵便番号982-0012 宮城県仙台市太白区長町南2-15-21-3 TEL&FAX:022-246-0496

2005/04/12   
今朝のNHKテレビで叉鬼山刀が紹介されましたicon   4月12日のNHK総合テレビのニュース番組『おはよう日本』で、当社で販売している叉鬼山刀(またぎながさ)が紹介されました。

放送されたのは午前8時5分頃でした。「ナガサづくりは春の音」というタイトルで、北秋田市(旧森吉町)にある鍛造師・西根登(四代目西根正剛)さんの工房と、叉鬼山刀の鍛造する場面が中継されました。女性のアナウンサーが袋ナガサを手に取り、西根さんに替わって叉鬼山刀の説明をしていましたが、叉鬼山刀のことを「かたな」と呼ぶなど、不適切な表現があったのは少し残念でした。
叉鬼山刀についての詳細はこちらをご覧下さい

2005/04/12   
岐阜県でツキノワグマ学習放獣マニュアル案に関するご意見募集中icon   岐阜県健康福祉環境部自然環境森林室では、ツキノワグマ学習放獣マニュアル案に関するご意見募集中です。

人とツキノワグマとの共存を目指している岐阜県では、そのためのシステムの構築を研究するために「ツキノワグマ共存研究会」を設置し、捕殺によらない被害防止を図る方法として学習放獣について検討しています。そして、研究会での検討結果を「ツキノワグマ学習放獣マニュアル」案として取りまとめ、広く県民から本マニュアル案に対する意見を募集しているとのことです。県民以外の意見も受け付けるか否かについては、岐阜県健康福祉環境部自然環境森林室にお問い合せ下さい。詳細については岐阜県健康福祉環境部自然環境森林室のウェブページをご覧下さい。「ツキノワグマ学習放獣マニュアル」の概要(Microsoft Word形式)を見ることができます。

          
岐阜県健康福祉環境部自然環境森林室 http://www.pref.gifu.lg.jp/contents/news/s115/s11549/
          
●お問い合せ
           
岐阜県健康福祉環境部自然環境森林室/ TEL:058-272-1111(内線2723〜2726) FAX:058-277-5458 E-mail: c11549@pref.gifu.lg.jp



2005/04/11   
里山環境 における鳥獣害問題の課題を探るワークショップicon   4月24日(日)午後1時30分〜5時まで、龍谷大学瀬田学舎1号館107教室(滋賀県大津市/JRびわ湖線 瀬田駅 帝産 バス8分)にて里山ORCワークショップ「里山環境 における鳥獣害問題の課題を探る」(主催:龍谷大学里山学・地域共生学オープン・リサーチ・センター)が開催されます。事前申込や参加費など不要ですので、関心のある方はどなたでも参加できます。

近年特に大型獣 (シカやイノシシ)による農業被害が頻発したり、昨年秋 のようにツ キノワグマが 里地におりてきたことが大きな話題となっていま す。とりわけ昨年のクマ異常出没 の問題に関しては、里山林の放置・荒廃が、野生動物の行動圏の変化に関係してい るのではないか、という議論がなされています。里山環境におけ る鳥獣害問題が、里山学 ・地域共生学にとって重要な諸課題を突きつけるものと考え、今回ワークショップではその課題を探ることを目的としているそうです。ワークショップでは5名の専門家から話題提供がなされます。
詳細はこちらをご覧下さい。

          
龍谷大学里山学・地域共生学オープン・リサーチ・センター http://satoyama-orc.ryukoku.ac.jp

2005/04/10   
山菜採りの男性親子グマに襲われ重傷(山梨県)icon   4月9日午後4時20分頃、山梨県甲府市善光寺町の愛宕山北側の山林で、夫婦で山菜採りをしていた山梨県在住の男性(53)がクマに襲われ、顔や右腕、右足を引っかかれ重傷を負いました。一緒にいた妻が携帯電話で119番通報し、男性は甲府市内の病院に運ばれました。
甲府署の調べによると、現場は愛宕山こどもの国から約2キロ北東の山林。夫婦は山菜を探している途中にクマと遭遇しました。クマは体長2メートル、子グマとみられるクマと一緒に山に逃げていったそうです。愛宕山こどもの国は開園中だったため、放送や職員の巡回で利用者に注意を呼び掛けました。10日も職員が定期巡回する方針です。甲府市も防災無線や立て看板で注意を呼び掛けるほか、地元猟友会が捕獲檻の設置を検討しています。 詳細は
山梨日日新聞のウェブページをご覧下さい。(平成17年4月10日 山梨日日新聞)

          ●山梨日日新聞 http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news.php?y=2005&m=04&d=10&s=1

コメント)クマには「着床遅延」という特殊な繁殖生理があり、秋に栄養状態が良いと出産する割合が高くなります。昨秋にクリやミズナラ、ブナなどの堅果類が良作だった地域では、冬眠中に出産した雌グマが例年よりも増えている可能性が高いので、特に子連れの雌グマが活動をはじめる春から初夏にかけては、山菜採りやタケノコ採り、渓流釣りなどで山林などにはいる人は注意が必要です。
クマとのとラブブルを回避するためには、ラジオで音を出したり、
クマ避け鈴や熊よけホイッスルなどで音を出しながら移動し、人がいることをクマに知らせ、遭遇する確率を低くする工夫が必要です。さらに、遭遇しても人身被害を防ぐために、熊撃退スプレーを携帯することもお奨めいたします。

2005/04/10   
山梨県で男性親子グマに襲われ重傷icon   4月9日午後4時半頃、山梨県甲府市善光寺町の山林で、夫婦で山菜採りに来ていた男性(53)がクマに襲われ顔、右腕、右足などを引っ掻かれるなどの重傷を負いました。妻には怪我はありませんでした。甲府署などの調べによると、男性を襲ったのは親子グマの2頭ということです。(平成17年4月10日 朝日新聞)

2005/04/05   
えみし社会の文化とクマ信仰icon   岩手県立博物館(岩手県盛岡市松園)では、平成16年度テーマ展『えみし社会の誕生展』を5月5日まで開催中です。

「えみし」とは、古代(4〜9世紀)の東北地方北半から北海道南西部にわたって住み、独自の生活や文化、社会を作り上げた人々のことで、征服者である大和朝廷側は彼らをさげすみ、蝦夷(えぞ)とも呼んでいました。『えみし社会の誕生展』では、「えみし」社会の誕生とその末裔達に関する調査研究結果をもとに、「えみし」について体系的に紹介しています。特に注目したことは、古代のクマ信仰を具象していると考えられる、クマ意匠付き土器やクマ型土製品などが縄文時代から弥生時代前期にかけて、北海道南西部と東北地方北半から多数出土していることです。このことは、土器のデザインや製法などと同じように、両地地域が共通文化圏を形成し、文化や経済、人的交流が盛んに行われていたことを示しています。

『えみし社会の誕生展』では、山内丸山遺跡(青森県青森市)で発掘されたクマ型土製品(縄文時代後期)や野原遺跡(岩手県石鳥谷町)で発掘されたクマ型土製品(縄文時代後期)、西桔梗B2遺跡(北海道函館市)で発掘されたクマ意匠付き恵山式土器(弥生時代前期)など、11点のクマ型土製品・クマ意匠付き土器・動物意匠付き土器などが展示されています。
古代において「信仰」の象徴であったクマが、現代においては害獣として駆除されているとは、皮肉なことだと感じながら展示を見ておりました。詳細につきましては岩手県立博物館のウェブページをご覧下さい。


          
岩手県立博物館 http://www.pref.iwate.jp/~hp0910/
          ●
クマ型土製品の画像 

2005/04/01   
カウンターアソールトがカメラ雑誌に紹介されましたicon   『デジタルカメラマガジン』2005年4月号(株式会社インプレス・発行)の連載「旬の被写体ガイド」に、野生動物写真家・前川貴行さんの知床の野生動物の写真が掲載されています。知床といえばヒグマ。キャノンEOS-1Dで撮影されたヒグマの写真が掲載されています。それから、コラムの中で当社が輸入している元祖・熊撃退スプレー「カウンターアソールト」が紹介されています。

さらに、連載「デジタルカメラ/先駆者の現場」では、建築家で写真家の中田聡一郎氏の業績や取り組みなどが紹介されています。ここでも、当社が輸入している元祖・熊撃退スプレー「カウンターアソールト」が写真入りで紹介されていました。キャプションには「写真集『飛騨の砂守』の撮影中にツキノワグマに襲われ、除こつを4本折ったという話を聞いて、動物写真家の田中光常氏から熊撃退スプレーを頂いた」と書かれてありました。
なお、『デジタルカメラマガジン』4月号では、今話題を呼んでいるNew EOS Kissデジタルの特集記事が掲載しています。詳細は本書をご覧下さい。


          ●
株式会社インプレス http://www.impress.co.jp/
          ●『デジタルカメラマガジン』 http://digitalcamera.impress.co.jp/

2005/03/30   「オートキャンプガイド2006年版」発売中icon   北海道から大分県まで全国各地164カ所のオートキャンプ場を網羅した、『オートキャンプガイド2006年版』(フォーバイフォーマガジン社/1,300円)が発売になりました。四駆の専門誌だけあって、オートキャンプに適した四駆の紹介記事や、ユニークな特色のあるオートキャンプ場の紹介など楽しい記事も満載。さらに、88カ所のオートキャンプ場で利用可能な、お得な10%割引クーポン券がついています。『オートキャンプガイド2006年版』は全国の書店などで購入可能です。詳細はフォーバイフォーマガジン社のウェブページをご覧下さい。

2005/03/30   「JCKMカスタムナイフショウ」のご案内icon   4月9日(土)、10日(日)に東京銀座のサッポロ銀座ビル9階・銀座スターホールにて、第22回『JCKMカスタムナイフショウ 〜川崎彰久メモリアルショウ』(主催:ジャパン・カスタム・ナイフ・メイカーズ)が開催されます。お問い合せは下記まで。詳細はJCKMのウェブページをご覧下さい。

          
●お問い合せ/JCKM事務局
           TEL:03-3939-0053, FAX:03-3289-9676, E-mail: mail@jckm.jp
           
http://www.napi.ac/jckmshow.htm

2005/03/28   
ザグレブのクマとサラエボのクマicon   本日は、以前読んだ本の中に、クマの話題が載っていたので、そのことについてお伝えします。

宮城県石巻市出身で、共同通信社で特派員やハノイ支局長などの経歴を持つ、 作家の辺見庸氏の『もの食う人びと』(角川文庫/ISBN4-04-341701-2/ \686)に収められている、「様々な食卓」という紀行文の中にクマの話題を見つ けました。

クロアチア共和国の首都ザグレブで、辺見氏は不思議な光景を目撃しています。当時ザグレブの動物園前のレストランが、難民向けの無料給食所となっていたそうです。動物園の中に入ると、クマが見物人からパンをもらっているのを 目撃。そのすぐ外には、おびただしい数の人間達が、命をつなぐための食を求めて行列している・・・・・・

ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボの、サラエボ動物園にいた飢えたクマを救 うために、国連関係者によってそのクマがサラエボ動物園に移送されることになりました。ところが、クマは移送の途中、事切れてしまったそうです。戦争や紛争の犠牲者は、ヒトばかりではありません。

なお、『もの食う人びと』は旧ユーゴスラビアにおける紛争がまだ続いていた 1994年6月に共同通信社より刊行されています(1995年11月デイトン和平合意成立、同年12月、紛争3派がパリで和平協定に調印し、紛争は一応終結)。余談になりますが、辺見庸氏は『自動起床装置』で1991年に芥川賞を受賞、 『もの食う人びと』では講談社ノンフィクション賞とJTB紀行文学賞を受賞しています。
同書にはアジア、ヨーロッパ、アフリカなどを旅した筆者が、「食」を通して見た人びとの暮らしや世情などについて、鋭い視線と洞察力、時にはユーモラスも交え、複数の紀行文にまとめられています。
読後、あなたの世界観が変わることを保証いたします。

2005/03/27   
動物園の飼育係がクマに噛まれて死亡icon   3月26日、富山県富山市の富山市ファミリーパークで、ベテランの飼育係の男性(59)が、クマの飼育舎で作業中にツキノワグマに頭などを噛まれて死亡しました。事故を起こしたツキノワグマは体長約130センチ、体重約90キロ。死亡した飼育係の男性は、ファミリーパークが1984年に開園以来、10年以上もこのクマの飼育係をしていたそうです。誠に悲しい、残念な事故が起きてしまいました。死亡された方のご冥福をお祈り申し上げます。なお、ニュースの詳細につきましてはasahi.comのウェブページをご覧下さい。

          
●asahi.com http://www.asahi.com/
          ●asahi.com(事故の記事)http://www.asahi.com/national/update/0326/TKY200503260191.html

2005/03/25   
第116会日本森林学会のご案内icon   第116会日本森林学会(平成17年1月1日に「日本林学会」から改称)が平成17年3月27日(日)〜30日(水)まで、北海道大学(北海道札幌市)にて開催されます。公開シンポジウム−自然再生・森林復元の可能性と技法−は、3月28日(月) 13:30〜17:00に北海道大学大講堂にて開かれます。詳細は日本森林学会のウェブページをご覧下さい。

なお、3月29日(火)18:30-20:30に北海道大学4B会場(文系総合研究棟4階 W410共同講義室)にて、「外来生物をめぐる最近の話題」をテーマにした鳥獣研究者の自由集会があわせて開かれます。

          
日本森林学会 http://www.forestry.jp/

2005/03/25   
平成17年度日本水産学会大会のご案内icon   平成17年3月31日(木)〜4月4日(月)に平成17年度日本水産学会大会が、東京海洋大学品川キャンパス(東京都品川区)にて開催されます。詳細につきましては、日本水産学会のウェブページをご覧下さい。なお、海棲哺乳類のセッションも用意されています。

          
日本水産学会大会  http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsfs/main.shtml

2005/03/17   
熊谷達也氏&関野吉晴氏のトークショー(宮城県)icon   4月2日(土)に宮城県仙台市のアエル5階の多目的ホール(仙台駅前)にて、仙台市在住の作家・熊谷達也氏と医師で冒険家の関野吉晴氏のトークライブ、「シベリア〜サハリン極東ロシア3000キロをゆく」が開催されます。主催は朝日新聞仙台総局です。

昨年マタギを主人公にした作品『邂逅の森』で、山本周五郎賞と第131回直木賞のダブル受賞をした熊谷達也さんと、1993年から10年をかけて南米大陸最南端からアフリカ大陸まで人類拡散の足取りをたどる「グレートジャーニー」を成し遂げた関野吉晴さんは、今年1月、結氷した間宮海峡の零下45度の世界で行動を共にしています。熊谷さんは『相剋の森』(集英社)、『邂逅の森』(文藝春秋)に続くマタギ3部作完結編『氷結の森』を現在準備中で、今年1月に3週間にわたってシベリアからサハリンまで、執筆のための取材旅行を行っています。
熊谷さんとは昨年8月に開かれた直木賞受賞の祝賀会でお会いしていますが、関本さんとは、本当に偶然ですが、先週の土曜日に開かれた友人で狩猟文化研究所代表の田口洋美さんのお祝いする会の2次会でお会いしたばかりでしたので、昨日の朝日新聞朝刊に、その2人の顔写真が大きく掲載されていたのを見て、僕はかなり驚かされました。

今回のトークライブ「シベリア〜サハリン極東ロシア3000キロをゆく」では、零下45度の極寒の世界で2人が見てきたものはなにかついて、現地で撮影されたスライドの上映を交えながら、自然と人間、野生について語り合います。トークライブの後は、2人のサイン会も予定されています。なお、トークライブは入場無料ですが、入場整理券が必要です。整理券の申し込み(ハガキもしくはファックス)締め切りは3月20日(日)消印まで有効です。詳細については朝日新聞仙台総局(TEL:022-223-3116)までお問い合せ下さい。

2005/03/09   
高知市でクマ会議開催(高地県)icon   ツキノワグマの保護・管理の現状や課題を話し合うフォーラムが3月26日、高知県高知市の高知大学で開催され、研究者や一般など約70人が参加しました。主催したのはクマの研究者などが運営している民間団体の「日本クマネットワーク」(代表/坪田敏男岐阜大教授)。人家近くに出没し始めたクマ対策として、里山保全や間伐の必要性などが研究者から指摘されました。なお、高知県を含む四国に生息するツキノワグマは剣山山系に十数頭が生息するだけと推定され、個体群の維持が危惧されています。詳細は高地新聞のウェブページをご覧下さい。(平成17年3月7日 高地新聞)

          
高地新聞 http://www.kochinews.co.jp/index.htm (僕も敬愛している幕末の英雄、坂本龍馬先生の生涯や魅力などを紹介する”龍馬の部屋”もあるので、ぜひご覧下さい)
          
日本クマネットワーク( JBN ) http://www.japanbear.org/ ( 2006 年10月に長野県軽井沢町で開催予定の、 ”IBA2006 Japan”(国際クマ会議2006年日本大会)の情報もアップされています。

2005/03/02   
秋田県の共通遊魚承認証(年券)についてicon   岩手県では3月1日から渓流釣りが解禁になりましたが、秋田県の渓流釣りの解禁は、今年も3月21日からです。『2005 秋田県共通遊魚承認証』の購入方法が変わりました。完全予約制で、取扱店に申し込み、各地区魚協経由、連合会で一括作成するそうです(県外在住者は秋田県内水面漁連に直接申込みも可能)。既に申込期限(平成17年2月末日)は過ぎておりますが、詳細は下記にお問い合せくださいとのことです。なお、秋田県共通遊魚承認証を購入すると、秋田県内の全ての河川でイワナとヤマメを釣ることが可能です(アユは含まれません)。

          
お問い合せ:秋田県内水面漁連 TEL:0183ー52-3121


2005/02/28   
クマ目撃情報(秋田県)icon   2月26日午後1時頃、秋田県南秋田郡飯田川町飯塚字鳥木沢の国道7号を車を運転中の女性(30)が「クマを目撃した」と五城目署に通報しました。同署によると、女性が能代方面に走行中、進行方向左側の山林の斜面に成獣とみられるツキノワグマを2頭発見したとのこと。女性は「間違いなくクマだった」と話しているそうです。地元猟友会などが現場付近を捜索しましたが、降雪もあったので、クマの足跡は見つかりませんでした。同署は注意を呼び掛けています。 詳細は秋田魁新報社のウェブページをご覧下さい。(平成17年2月26日)

           
●秋田魁新報 http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050226n
           
●秋田県飯田川町 http://www.iitagawa-town.com/

2005/02/27   
マタギツアーの動画が公開されましたicon  去る2月11日〜13日に秋田県北秋田郡阿仁町で開かれた、「マタギと行くかんじきツアー」(以下マタギツアー)が開催されました。マタギツアーの報告と動画が、ウェブページ「地図にない旅」で公開されています。興味のある方はぜひご覧下さい。

2005/02/27   
環境省が特定外来生物についての意見を募集中icon  平成17年6月に施行予定の「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」(以下「外来生物法」)に基づく特定外来生物等について、特定外来生物等専門家会合において指定対象とすることが適切であるとされた外来生物(ブラックバス、タイワンザル、ヌートリヤなど)について、広く国民から意見を募集しています。意見書の提出期限は3月2日午後5時30分(必着)です。詳細は環境省のウェブページをご確認下さい。
なお、当社の見解としては、ブラックバスを特定外来生物の指定対象とすることに賛成です(意見書提出済み)。


          
●特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律 http://www.env.go.jp/nature/intro/
          ●意見募集要項 
http://www.env.go.jp/info/iken/h170302b/b-1.html
          ●環境省 
http://www.env.go.jp/

2005/02/24   
テレビ番組のご案内icon  2月28日(月)のPM8:00~PM8:45に、NHK総合で放送予定の「地球!ふしぎ大自然」にツキノワグマが登場します。栃木県にある足尾山には、かつて明治時代の鉱毒事件で知られる足尾銅山がありました。鉱山から流出した鉱毒が川を汚染し、銅の精錬過程で発生した亜硫酸ガスが周囲の山々を草木の生えないはげ山に変えてしまいました。現在では、奇跡的に自然が回復し、草木が生い茂る山に戻り、そこには本州最大の大型哺乳類のツキノワグマも生息しています。当番組では、人の手により復活した自然を巧みに利用して生きるツキノワグマの暮らしぶりを軸に、世界でも例がないほどの復活をみせた足尾の森の今と、失われた自然が再生する可能性を映像でとらえています(NHKウェブページより一部引用)。詳細はNHKのウェブページをご覧下さい。

          
●NHK 地球!ふしぎ大自然: http://www.nhk.or.jp/daishizen/

2005/02/24   
第2回生物多様性シンポジウムのご案内(新潟県)icon  3月19日午前10時〜午後17時まで、新潟ユニゾンプラザ大会議室(新潟県新潟市)にて『第2回生物多様性シンポジウム なぜクマ・サルが人里に? 野生動物との共存の道をさぐる』(主催:生物多様性保全ネットワーク新潟・新潟県ツキノワグマ研究会)が開催されます。午前の部には、三浦慎悟氏(新潟大学農学部附属フィールド科学教育研究センター教授)がの基調講演「生物多様性のシンボルとしての大型哺乳類」を行います。午後の部には、パネルディスカッションが予定されております。詳細はこちらをご覧下さい。

2005/02/18   
遭難スノーボーダー、捜索打ち切り(岩手県)icon  岩手県松尾村の八幡平にスノーボードに出かけたまま、行方不明になっている神奈川県茅ヶ崎市の男性(41)の捜索が17日で打ち切られました。岩手署によると、男性は11日に自宅を出発、勤務のある14日になっても自宅に戻りませんでした。松尾村の八幡平スキー場駐車場で男性の車が発見されたため、同署と岩手県警山岳遭難救助隊、八幡平遭難対策委員会山岳救助隊が14日から捜索を開始しました。17日まで述べ94人が捜索に当たりましたが発見できませんでした。(平成17年2月18日 岩手日報)

          
●岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/

2005/02/14   
石川県自然保護課のHP にクマ情報が掲載icon  石川県環境安全部自然保護課のウェブページに、「ツキノワグマによる人身被害防止のために」が掲載されています。「引き寄せないために」「遭遇しないために」「遭遇してしまったら」の状況別に分けて注意事項が書かれています。その他にも、県民の疑問対して分かりやすく回答しているQ&Aのコーナーや、ツキノワグマの生態なども、一般の方にも分かりやすく紹介されています。石川県特定鳥獣保護管理計画もPDFファイルで閲覧できるのでぜひご覧下さい。

          
●石川県 http://www.pref.ishikawa.jp/
          ●石川県環境安全部自然保護課 
http://www.pref.ishikawa.jp/sizen/
          ●石川県環境安全部自然保護課のクマ情報ページ 
http://www.pref.ishikawa.jp/sizen/kuma/index.htm

2005/02/12   
gif.新製品・MSRのスノーシューをアップしましたicon  MSR(米国)のスノーシューです。スノーシューといえば、アルミ製のパイプのフレームを思い浮かべるのが普通ですが、MSRはパフォーマンス性を高めるため樹脂成形のプラットフォームを採用しました。その結果、アイスバーンや急峻な斜面での並はずれたグリップ性能のあるスノーシューとなったのです。
浮力を向上させる取り外し可能なテールや、手袋をしたままでも装着しやすいバィンディング、そしてグリップの高いスチール製トラクションバーとセイバークランポンを採用するなど、MSRのスノーシューは他社製品より抜きんでています。

さらに
MSR最新のアルミ版フレームを採用した超軽量、全方向グリップの革新的スノーシュー「ライトニングアッセント」も登場しました詳細はこちらをご覧下さい。

2005/02/11    緊急クマシンポジウムのアンケート結果を公表icon  去る1月29日に京都市で開催された「緊急クマシンポジウム」(主催:独立行政法人地球環境基金、企画:日本クマネットワーク(JBN)、岐阜大学21世紀COEプログラム、後援:WWFジャパン、日本哺乳類学会、日本野生動物医学会、京都府)には、200人の定員をはるかに上回る273人の参加者があり、立ち見や通路に座して演者の発表を熱心に聞き入る参加者が多数見られました。

同シンポジウムを企画した
日本クマネットワーク(JBN/代表・坪田敏男/岐阜大学教授)のウェブページに、参加者から会場で回収されたアンケートの結果が、PDFファイルでアップされました。アンケート(配布枚数273、回収枚数130、未回収枚数143、回収率47.62%)の結果を見ると、総じて同シンポジウムが大変好評であったことが、如実に現れていました。参加者(アンケート回答者)の年齢構成は10代〜70代と幅広く、とくに20代〜50代が全体の93.09%を占めています。また、回答者の約61%が公務員で占めており、昨年の異常なクマ出没とその要因及び対策について、行政関係者が強い関心を持っていることを現しているのではないでしょうか。

日本クマネットワークが公表したこのアンケート結果には、参加者(アンケート回答者)から寄せられた意見や感想なども事細かに書かれております。今後、野生動物とヒトとの軋轢問題に関係したシンポジウムやワークショップの開催を予定している関係者や、野生動物保護管理や被害対策に携わる行政の担当者の方にも、施策を検討・立案する上で、良い参考資料になると思います。また、今後クマ問題を扱ったテレビ番組や新聞・雑誌などの特集を制作する上でも、マスコミ関係者・制作関係者にとってとても良い参考になるはずです。ぜひご覧下さい。


          
●日本クマネットワーク http://www.japanbear.org/

2005/02/09   
第3回ツキノワグマ保護管理検討委員会が開催(岩手県)icon  2月9日午前10時より岩手県盛岡市のエスポワールいわてにて、第3回ツキノワグマ保護管理検討委員会が開かれました。今回は平成16年度におけるツキノワグマ保護管理施策の取り組み状況についてと、平成17年度におけるツキノワグマ保護管理施策の取り組み状況について事務局から報告があり、参加した検討委員から質問や意見が出されました。

平成16年度におけるツキノワグマ保護管理施策の取り組み状況に関しては、平成16年度(平成17年1月31日現在)は86頭(有害捕獲71頭/うち放獣1頭、狩猟15頭)のツキノワグマが捕獲されたことや、人身被害は10件(11人)が発生し平年並みだったこと、農業被害は野菜(主にスイートコーン)や果樹(主にリンゴ)、飼料作物(主にデントコーン)など、面積で約12ha、金額で約509万円発生したことが報告されました。なお、本県においては剥皮被害(皮剥)などの林業被害は報告されていません。

また、ツキノワグマの保護管理施策の取り組みに関しては、県内の12地方振興局のうち、平成17年1月末現在で6地方振興局が「地区ツキノワグマ保護管理協議会」を開催したこと(残り地方振興局でも年度内に地区ツキノワグマ保護管理協議会を開催予定)や、捕獲数の管理としては、本年度(平成17年1月31日現在)の捕獲数が86頭だったことにより、平成16年度の捕獲上限数106頭の枠に収まるだろうとの見通しが示されました。なお、平成16年11月22日に(社)岩手県猟友会が平成16年度猟期におけるクマの狩猟自粛を決定したことを受け、県でも各都道府県に対して岩手県内におけるクマの狩猟自粛を要請しています。そして、生息環境の整備としては、平成15年度では広葉樹の造林が126ha、育成天然林整備が68haそれぞれ実施されたことが報告され(平成16年度は未集計)、遠野市と紫波町で実施された広葉樹林などの造林や植林の事例がなどが紹介されました。その他、県や県内の市町村が実施した被害防除対策や、平成16年度から実施されているブナ堅果類の豊凶調査について等が報告されました。

平成17年度におけるツキノワグマ保護管理施策の取り組み状況については、平成16年度に引き続き、地域個体群(岩手県内には北奥羽と北上高地の2つの地域個体群が生息しています)ごとに捕獲上限数を設置して個体群管理を行い、関係機関と連携して広葉樹林の維持・再生の促進に努めること、人身被害については地域における一層の取り組みの促進と、農林業被害の防除への電気柵導入の奨励に努めること、捕獲個体調査や行動調査(テレメ調査)、ブナ堅果類の豊凶調査、被害状況把握などのモニタリング調査を引き続き実施するなどとしています。

2005/02/08   
gif.新製品「コジートート」のご案内icon  米国森林局とアメリカ陸軍の要望で開発された、カウンターアソールトを安全に運搬するための専用コンテナ「コジートート」が新発売になりました。詳しくはこちらをご覧下さい。

2005/02/02   
gif.新製品「熊鈴クラシックW」のご案内icon  好評をいただいておりますカナダ製のカラフルなクマよけ鈴「熊鈴クラシック」に、新色と新製品が加わりました。
熊鈴クラシックには新色のホワイトとシルバーグレーが加わり、全部で9色(ブルーベリー、ストロベリー、ライム、グレープ、オレンジ、レモン、ブラック、ホワイト、シルバーグレー)になりました。そして、鈴を2個つけてさらにパワーアップした「熊鈴クラシックW」(くますずくらしっく・だぶりゅ)も新登場。
詳細はこちらをご覧下さい。

2005/01/26   
富山でクマに襲われた女性死亡icon  昨年10月11日に富山県富山市青柳の自宅近くで、農作業中にツキノワグマに襲われ顔などに重傷を負い意識不明の重体で富山市民病院に入院していた女性(76)が、1月19日にお亡くなりになりました。女性は昨年12月下旬になってようやく意識が戻りましたが、顔の怪我のために目が見えず、人工呼吸器を着用し口がきけない状態でした。しかし、クマの爪に付着していた雑菌の影響などもあって、回復に時間がかかっていたとのことです。
なお、
昨年10月11日には近くに住む男性2人もクマに襲われ重傷を負い、うち1人は今も入院しています。富山県内では昨年秋、ツキノワグマによる人身被害が16件、24人に上り、105頭のクマが捕殺されています。富山県はツキノワグマの追跡調査や検討会設置費用として12月補正予算に200万円を盛り込み、捕獲した1頭に発信機を付けて奥山に放獣し、冬眠するまでの行動を追跡するなどの対策を取っています。詳細については北日本新聞社のウェブページをご覧下さい。(平成17年1月20日 北日本新聞)

          
●北日本新聞 http://www.kitanippon.co.jp/
          ●北日本新聞の関連記事 
http://www.kitanippon.co.jp/backno/200501/20backno.html

(コメント)クマによる人身事故にお亡くなりになられた方には謹んでお悔やみを申し上げます。1月29日には京都市内で『緊急クマシンポジウム』(主催:独立行政法人地球環境基金、企画:日本クマネットワーク(JBN)、岐阜大学21世紀COEプログラム、後援:WWFジャパン、日本哺乳類学会、日本野生動物医学会、京都府)が開かれますが、このような悲劇が繰り返されないように、29日のシンポジウムをよりよいものにしたいと、同シンポジウムを企画した日本クマネットワーク・事務局長の淺野氏は述べられています。

2005/01/26   
第121回法然院森の教室のご案内icon  1月30日(日)午後13:30〜15:00に京都府京都市の法然院本坊(京都市左京区鹿ヶ谷法然院町72−2)にて、”第121回法然院森の教室「クマさんは森に」−ベアドッグの試み”(主催:フィールドソサイエティー)が開催されます。講師に田中純平氏(NPO法人ピッキオ・クマ保護管理部)+カレリアン・ベアドッグのブレッドを迎え、クマの生態や特徴、軽井沢でのクマ対策やベアドッグとの出会い、生活や彼らの活躍など、子供たちにも分かるようにお話する予定です。参加費は500円(小・中学生は無料)で、申し込みは不要ですが、小学生未満は大人の方とお越し下さいとのことです。詳細はこちらをご覧下さい。

2005/01/24   
窪田正克写真展「知床」のご案内icon  釧路市在住の写真家・窪田正克氏(日本写真家協会会員・第16回東川賞特別賞受賞)の写真展「知床」〜ヒグマの棲む日本最後の秘境〜が、2月4日(金)〜13日(日)まで釧路市立美術館(まなぼっと内3F)にて開催になります。窪田正克氏の希望により、若者や子供達の環境教育の一端として入場料(300円)が大学生以下は無料としております。

窪田正克氏より当社に寄せられましたメッセージには、次の一文が載っておりますのでご紹介させていただきます。

「これまで撮りためた知床やヒグマをテーマにした写真およそ120点を展示する予定です。私にとっては地元釧路で開く初めての本格的な写真展となり、これまでの写真家活動の大きなモニュメントになりそうです。知床が世界的に注目を集めている今こそ、写真展を通して自然の素晴らしさと野生動物と共存することの大切さを感じていただきたいと願っております。(以下省略)」

ぜひ多くの方に窪田正克氏の写真展を御覧いただきたいと思います。


          
窪田正克 写真展 「知床」〜ヒグマの棲む日本最後の秘境〜 (第16回東川賞特別賞受賞作品)
          主  催:窪田正克写真展実行委員会
          共  催:釧路市教育委員会
          後  援:NHK釧路放送局、北海道新聞釧路支局、釧路新聞社、キヤノン販売、ペンタックス販売、富士フイルムイメージング
          開催期間:2005年2月4日(金)〜2月13日
          会  場:釧路市立美術館(まなぼっと内3F) 
http://kcweb.city.kushiro.hokkaido.jp/sg-center/index.html
          開館時間:午前10時〜午後5時(月曜休館、13日は4時まで)
          入場料:300円(大学生以下無料)
          お問い合せ:窪田正克写真展実行委員会事務局
                0154-23-3155(写真企画)

2005/01/24   4X4MAGAZINE 3月号のご案内icon  4輪駆動車(4WD)の総合月刊誌『4X4MAGAZINE』3月号(1月26日発売)のコラム「エリアレポーターの独り言」(P170)に、有限会社アウトバック代表・藤村正樹の文章が掲載されます。今回の内容は、昨年問題となった北陸や近畿北部地域などでのクマ異常出没や人身被害についてと、長野県軽井沢町で昨年から始まった、カレリアン・ベアドッグを利用したクマ対策についてです。

その他にも今号では、欧州で人気の高い環境対策を考えたディーゼル車に関しての特集「ディーゼル賛歌 Part 2」や、エクストレイルやウニモグ、ランクル70で雪を遊び尽くす特集「SNOW ATTACK '05 」など、楽しい話題が盛りだくさんです。興味のある方はぜひお買い求め下さい。総合月刊誌『4X4MAGAZINE』1月26日発売3月号(フォーバイフォーマガジン社)は全国の書店や一部コンビニなどで購入可能です。


2005/01/22   
岩手県内でクマ出没icon  岩手県の沿岸北部に位置する久慈市では、1月17日以降ツキノワグマの目撃情報が2件続いています。本来は冬ごもりの時期のために出没は極めてまれです。同市では付近の住民に警戒を呼びかけています。
目撃されたのは2件とも久慈市北部の侍浜町です。17日に同町堀切の県道で1頭、20日には午後1時頃に、同町桑畑の市道で2頭が確認されました。岩手県立大学総合政策学部の由井正敏教授(環境生態学)は、「12月頃に出歩くケースはあるが、1月の出没は非常に珍しい。暖冬で冬眠に入りそびれたクマが冬眠場所を探していたか、狩猟の発砲音や木材の伐採音に驚いて、穴から出てきたことなどが考えられる」と推測しています。
詳しくは岩手日報社のウェブページをご覧下さい。(平成17年1月22日 岩手日報

           
●岩手日報社のウェブページ http://www.iwate-np.co.jp/
           
●岩手日報社の関連記事 http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m01/d22/NippoNews_4.html

2005/01/22   
来月福井県で全国鳥獣害の里づくりシンポ開催icon  福井県ではイノシシなど野生鳥獣による農林産物の被害が拡大している中、地元住民と関係団体、行政が連携して、地域ぐるみで鳥獣害の防除・駆除に取り組んでいます。そして、農林業に関わるより多くの方々に関心を持っていただき、鳥獣被害減少に向け、一層の取り組みの推進を図るために、2月15日(火)午後1時半から福井市農協会館大ホールにて、「全国鳥獣害のない里づくり全国シンポジウム」(福井県主催、農林水産省東海農政局・近畿農政局・北陸農政局共催)を開催になります。参加対象者は福井県内の農林業者及び福井県内外の関係指導機関の職員などで、約500名を予定しています。詳細は下記のシンポジウム事務局までお問い合せ下さい。なお、同シンポジウムには当社も参加する予定です。

           ●全国鳥獣害のない里づくり全国シンポジウム 事務局
            福井県農林水産部森づくり課森林育成グループ
            TEL:0776-20-0448 FAX:0776-20-0655
            e-mail: t-kotani-an@ain.pref.fukui.jp

2005/01/22   来月福井県で域鳥獣害防除の研修会開催icon  2月15日・16日に「平成16年度東海・近畿・北陸地区鳥獣害防止対策研修会」が福井県福井市で開催になります。本研修会は東海・近畿・北陸農政局管内の鳥獣害対策に係る関係機関が一同に会し、防除技術や地域の取り組み等について意見交換を行い、より効果的な鳥獣害防止対策の推進をはかるものです。研修会には当社も参加する予定です。

2005/01/20   
gif.新製品・秋田杣手斧を発売開始icon  昨年の秋に発売した秋田杣薪割斧に続いて、新製品「秋田杣手斧」を本日から発売を開始いたします。
新製品
「秋田杣手斧」は、鋼材に100年前の鉄道のレールを使用して、叉鬼山刀の唯一の鍛造師である秋田県の西根登氏と、南部熊鈴を手作りしている岩手県の南部馬具職人、青森県の木工職人のコラボレーションによって手作りされた逸品です。詳しくはこちらをご覧下さい。

2005/01/20   
緊急クマシンポジウムの続報icon  1月29日(土)に京都市で開催される『緊急クマシンポジウム』(主催:独立行政法人地球環境基金、企画:日本クマネットワーク(JBN)、岐阜大学21世紀COEプログラム、後援:WWFジャパン、日本哺乳類学会、日本野生動物医学会、京都府)は、おかげさまで定員を超える参加希望が事務局に寄せられているそうです。これ以上の収容は無理との判断で、19日中に申込みが打ち切らました。詳しくはこちらをご覧下さい。

2005/01/14   
アクセスカウント21万回達成の御礼!icon  2005年1月14日午後10時半時点で、アクセスカウントが210014に達していることを確認いたしました。1998年2月22日に当社のウェブページを公開して以来、7年弱で21万アクセスを達成できたことは、皆様方に恒日頃ご愛顧頂いたお陰だと心から感謝しております。どうもありがとうございました。

今後も情報収集や適切なクマ保護管理及び被害防除策の普及・啓発活動に努力を続け、有益な情報を発信する場として、当ウェブページのコンテンツの更新及び充実に努めていく所存でございます。これからも、アウトバックの活動を応援してくださいますようにお願い申し上げます。

2005/01/14   
NPO法人どうぶつたちの病院のお知らせicon  人と飼育動物(ペット)と野生生物がよりよい形で共生していくための事業を行う民間団体「どうぶつたちの病院」が、現在NPO法人として認証申請中です。

NPO法人(認証申請中)どうぶつたちの病院(理事長:杉谷篤志/福岡県獣医師会副会長)は、沖縄に事務局を置き、絶滅の危機に瀕しているイリオモテヤマネコやヤンバルクイナ、ツシマヤマネコなどの野生動物の保護や救護などの活動を行うために、やんばる・西表・対馬に活動拠点を置きます。そして、東京でも企画や広報などの活動を行う全国的な組織です。詳細については
NPO法人(認証申請中)どうぶつたちの病院のウェブページをご覧下さい。

2005/01/04   
ヒグマのワークショップicon  知床自然センター(財団法人知床財団)では2月13日(日)に、ワークショップ『ヒグマについて語り合う〜あなたにとってヒグマとは?』を開催します。講師に写真家の伊藤健次氏を招き、彼の見てきたヒグマの魅力を、スライドを交えながら紹介する予定です。さらに、知床で12年間ヒグマの調査・対策に関わってきた岡田秀明氏(財団法人知床財団)が、クマの生態を科学的な側面から紹介します。参加者からも自らのヒグマ感を出し合い、これまで知らなかったヒグマに魅力について見つけられるワークショップです。
 詳細の問い合わせ・参加申込みは知床自然センターまでお願いいたします。なお、当社は財団法人知床財団の活動をサポートしております。


         ●ワークショップ『ヒグマについて語り合う〜あなたにとってヒグマとは?』
           開催日時:2005年2月13日 9:00〜17:00
           会場:ゆめホール知床
           参加費:6,000円

         申し込み締め切り:2月10日
         定員:30名(10名以上で実施)
         お問い合せ:知床自然センター TEL:01522-4-2114 taiken@shiretoko.or.jp
         
http://www.shiretoko.or.jp/

2005/01/03   
緊急クマシンポジウム開催icon  今年度のクマ出没に関して、専門家の立場から正確な情報を提示し、今後のクマ対策を押し進めるための提言を行なうことを趣旨とした『緊急クマシンポジウム』(主催:独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金、企画:日本クマネットワーク(JBN)、岐阜大学21世紀COEプログラム、後援:WWFジャパン、日本哺乳類学会、日本野生動物医学会、京都府)が、1月29日(土)に京都市国際交流会館(京都府京都市)で開催されます。今回のシンポジウムではとくに、出没の原因、その背景となるクマ側の要因 と環境の要因、出没した時の対応策、今後のクマ保護管理対策などについて、今われわれがわかっている範囲で一般の方にも分かりやすく説明し、クマ保護管理の必要性に ついて普及啓発を図るとしています。対象は一般市民、行政担当者等約200名(参加費無料、要事前登録)です。詳しくはこちらをご覧下さい。

2005/01/03    栃木県自然保護課のH.P.にクマ情報がアップicon  栃木県自然環境課では、ホームページ上にクマの保護管理に関する情報を掲載しました。その中で、牛舎に設置した電気柵に驚いて逃げていくクマの映像を見ることができます。ぜひご覧下さい。

          
●栃木県自然環境課 http://www.pref.tochigi.jp/shizen/sonota/shizen/kuma-index.html


gif. Old Bear Information 2-7-2 (2004.05.02~2004.12.24)

gif. Old Bear Information 2-7-1 (2004.01.01~2004.04.28)

gif. Old Bear Information 2-6-3 (2003.09.05~2003.12.25)

gif. Old Bear Information 2-6-2 (2003.07.01~2003.08.30)

gif. Old Bear Information 2-6-1 (2003.01.06~2003.06.30)

gif. Old Bear Information 2-5-3 (2002.10.03~2002.12.27)

gif. Old Bear Information 2-5-2 (2002.07.01~2002.09.11)

gif. Old Bear Information 2-5-1 (2002.01.01~2002.6.29)

gif. Old Bear Information 2-4-3 (2001.08.02~2001.12.28)

gif. Old Bear Information 2-4-2 (2001.06.01~2001.07.31)

gif. Old Bear Information 2-4-1 (2001.01.01~2001.05.31)

gif. Old Bear Information 2-3-2 (2000.07.01~2000.12.22)

gif. Old Bear Information 2-3 (2000.01.11~2000.06.23)

gif. Old Bear Information 2-2 (1999.10.04~1999.12.24)

gif. Old Bear Information 2-1 (1999.01.17~1999.09.28)

gif. Old Bear Information 1-1 (1998.03.06~1998.12.14)

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